そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場　その２８　～グランドスタンド３・４階観覧席からのレース観戦～

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ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場

＊ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうもどうも。荷桁です。今回もロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートでございます。

　前回のレポートに続きまして、今回もグランドスタンドの観覧席からレースを見るとどんな感じなのかという部分をレポートしてまいります。前回のレポートでは下の１・２階観覧席からの様子を見ましたので、今回はその上の３・４階観覧席から見たレース風景というのをご紹介してまいりたいと思います。レースじゃなくて観覧席そのものの様子が知りたいんだけど、という方がおりましたらこちらをご参照いただけますと幸いです。

　ってなわけでどんどんまいりましょう。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の

　さて。それでは３・４階から見るレース風景を見ていくことにしよう。以前のレポートでもちらっと触れたが、３・４階の観覧席は、実況席付近のスペースが人が多く、活気があるスペースである。

　ターフビジョンが目の前にあり、なおかつちょうどゴール前の攻防が生でも見られるエリアなので、せっかくならこの一画に陣取るのがおススメだ。見てのとおり周りはバンコク競馬オヤジまみれなので、よろしくやってくれ。

　さて。やはりというか何というか、３・４階の観覧席のいいところは向こう上面の様子もある程度眺めることが可能だと言うところである。１・２階の観覧席ではどうしてもそのあたりが見づらくビジョンに頼らざるを得ない。

　とは言いながらビジョンもビジョンであるので、両方に目をやりながら観戦というのは同じである。

　３・４階に来ると多少は双眼鏡を駆使ししているオッサンたちもいるが、やはりビジョンがあるせいか、多数派までとはいかない。やはりグランドスタンドの観客はビジョンを見て、逆にビジョンを見ることができない新スタンドエリアの皆さんがそれを補うために双眼鏡を使うというのが典型的な姿なのだろうね。

　新スタンドエリアのおじさんたちの双眼鏡の普及率がどの程度か知りたい方はこちらをご参照くだされ。

　直線走路はやはり上層階だけあって見やすくいい感じだ！

　ここでもオッサンたちは叫びまくるので、一緒になって叫んで、大いにレースを楽しんでいただきたい。

　ほかのレースも観察してみたが、やはりグランドスタンドエリアの方の場合、直線に向いてきてもしばらくはビジョンの方を見ながら観戦する傾向にあるようだ。まあ、このへんは日本も一緒なので特段とやかくいうようなものでもないのですが。

　んで、自分たちの近くに近づいて来たら叫ぶと。先頭で空馬が激走しているのはお気になさらず。

　そしてゴールに各馬が流れ込む。

　見てのとおり角度はついているので、走路自体は非常に見やすい。日本のように染め分け帽ではないが、騎乗する騎手の服色をきちんと把握しておけば、普通の競馬ファンであればそんなに観戦に困るようなことはないだろう。

　そして各馬がゴールラインを駆け抜けたら、競馬オヤジたちはドヤドヤと自分の馬券の結果をかみしめつつ、場合によってはスローモーションを見るために、場内モニターにダッシュするのである。このあたりの立ち居振る舞いは日本の競馬ファンと何も変わらないので、特段浮いたり戸惑ったりすることもなかろう。

　ちなみに、先ほど先頭を激走していた空馬はゴール後も元気よくコースを逆走していて場内の失笑を買っていた。内ラチ沿いには係員らしきオレンジ色の服を着た人間が２名いるのだが、我関せずという感じでボサーッと眺めているのがなんとも面白い。

　さらにその暴走し続ける空馬のすぐ向こう側の内馬場ではセレブたちがゴルフに興じており、もはや何がなんだか分からないカオスな感じになっている。

　日本だと必死のパッチで空馬を捕まえようとするものだが、タイでは疲れるまで放っておけばいいよという感じの価値観なんだろうか。まあよく分からないが、タイでも落馬・放馬が見られたということでよしといたしましょうか（何がよいのやら・・・）。

　というわけでグランドスタンドの１・２階に引き続き３・４階から見たレース風景もご紹介をしてまいりました。

　しかし、お前一体いつまでダラダラとスタンドの様子を紹介してんねん・・・と思われるかもしれませんが、申し訳ありませんがこのブログはそういうブログなんです！次回以降もこの競馬場の様子をまだまだご紹介してまいりますので、引き続きお付き合いの程、よろしくお願いいたします！