日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 函館競馬場 > 函館競馬場 その5 ~函館競馬場パドック~
函館競馬場 パドック
*函館競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は函館競馬場レポートその1からどうぞ。
函館競馬場に無事到着し、さっそく場内に踏み入るが、来たからには馬券を買わなくては意味がないということで、さっそくパドックへ向かってみることに。
普段は3場買いなどしてるせいで、パドックをゆっくり見るなんつーこともあまりないのだが、今回はあまり来るチャンスがない函館競馬場ということもあり、ゆっくりとパドックを見ることにしたのである。
というわけで、今回は函館競馬場のパドックの様子をご紹介することにしよう...
函館競馬場のパドックはこんな感じで左回りのいたってフツーのパドックである。
さすがに中央の場だけあって若い人が多い。競馬オヤジ的な層はここでも少数派である。旅打ちなのか地元の人なのか良く分からないが若い女性だけのグループもけっこうあったりして、さすがは観光地函館と言うか何と言うか、鉄火場感が薄れるとこういう層も取り込んでいけるんだなあという新鮮な発見でもあった。
パドックをかぶりつきで見られる最前列のゾーンには屋根などはない。北海道なのである程度気温は知れているが、やはり直射日光が当たるとけっこう熱いので気をつけたほうがいいだろう。パドックでの写真撮影をメインに競馬場に来られている方にとっては、雨天の日には撮影しづらい部分があるかもしれないので雨対策をしっかりしてきたほうが無難である。
写真を見ていただいたらお分かりのように、パドックを覆うようにスタンドがガラス張りになっている。多くの地元ファンはこちらのスタンドからパドックを見ている。
ご覧のとおり、函館競馬場のスタンドはパドックを見るにあたって非常に多くの椅子を用意してくれているのが分かる。
ほかの中央の場では立って見るか、下手したら2階・3階の通路からえいやとのぞき込んだりしないと見られないが、当地函館ではパドックを見るためだけの座席が大量に用意されており、すこぶる快適にパドックを見ることが可能になっているのである。
これらの席はパドックシートと呼ばれていて、なんとコンセントまでついている非常に豪華な席になっている。
本場開催が少ないことを考えると、ここでゆったりパドックを見てくれということよりも、もしかしたら場外発売時にパドックの大画面で他場のレースをゆったり見ることができるようにということで設けられている席なのかもしれない。きっとそうだろうな。将来的には有料化もできるようにか、席には番号もふられていた。
今後、ローカルを中心に競馬場の改装が行われるときにはこういうパドックシートのような席が設けられる事例が増えるかもしれないな。
なんと函館競馬場には畳に寝っ転がってパドックが見られるスペースまであるのである。家族連れやお年寄りがくつろいでいる様子が見られた。
荷桁はそこまでパドック党ではないので長時間いられるようなスペースはそんなに興味がないが、これはこれで需要のある施設なのだろう。あまり動き回りたくない常連にはぴったりなのかもしれない。
2階に上がれば角度を変えて上から見ることもできる。
パドックの中央は芝生になっておりジョッキー騎乗の際の勝負服が非常に色鮮やかに見えて楽しい。
ちょっとしたすり鉢型になっているので馬の足元もまあまあ見やすい構造なのではないだろうか。
馬の足元で思い出したが、実はこの函館競馬場、日本で唯一「ダッグアウトパドック」が体験できる場でもある。ダッグアウトパドックとは馬が歩く足元よりも一段低い部屋からパドックを眺めることができるというものだ。
このダッグアウトパドックは函館競馬リニューアルの際にとりつけられ、パドック脇に別室のような形で設けられているのだが、荷桁はうっかりしていて、これに行くのを失念してしまっていた。ビール飲んで馬券に夢中になってるうちにコロッとこの存在を忘れてしまったのである。
我ながら失敗したなあと思いながらも、一方で馬の足元が見れたところでどう馬券に反映していいのかさっぱり分からんという思いもあるので、次回に行く機会があれば追加でレポートしてみたいと思う。
>>その後ダッグアウトパドックに実際にいってまいりましたので気になる方は、函館競馬場レポートその16をご参照ください。
とは言え、なかなか綺麗なパドックだったので、是非みなさんも行ってみてください。
>>函館競馬場レポートその6へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
門別競馬場 その1 ~競走馬のふるさとへ~
札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
福島競馬場 その1 ~福島上陸~
旭川競馬場 その1 ~北に競馬があるから~
帯広競馬場 その1 ~富良野をぬけて帯広へ~
*函館競馬場に関する記事は以下にもあります。
函館競馬場 その1 ~苫小牧をぶらつく~
函館競馬場 その2 ~函館のアホ~
函館競馬場 その3 ~日本全国競馬場制覇~
函館競馬場 その4 ~美しく小ぢんまりした競馬場~
函館競馬場 その5 ~函館競馬場パドック~
函館競馬場 その6 ~はなみちで馬の流れを見逃すな~
函館競馬場 その7 ~函館競馬場 スタンド~
函館競馬場 その8 ~函館競馬場 馬券道~
函館競馬場 その9 ~函館競馬場 グルメ~
函館競馬場 その10 ~函館競馬場 グルメ 後編 ラッキーピエロ・ハセガワストアほか~
函館競馬場 その11 ~函館競馬場 アクセスと駐車場~
函館競馬場 その12 ~函館競馬場 指定席の整理券配布~
函館競馬場 その13 ~函館競馬場を一周してみる~
函館競馬場 その14 ~場内に入るその前に~
函館競馬場 その15 ~パドックシートとスタンド1階~
函館競馬場 その16 ~ダッグアウトパドックに行ってみた~
函館競馬場 その17 ~スタンド2階 雲の広場とホースヴィスタ~
函館競馬場 その18 ~スタンド3階 光の広場~
函館競馬場 その19 ~函館競馬場 指定席~
函館競馬場 その20 ~芝生席・一般席とグループシート~
函館競馬場 その21 ~風の広場周辺 馬頭観音、ふれあいパドック~
函館競馬場 その22 ~函館競馬場 内馬場の公園 緑の広場~
函館競馬場 その23 ~函館競馬場 グルメ いちいのイカ刺しがあった頃~
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競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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