日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 小倉競馬場 > 小倉競馬場 その6 ~小倉競馬場 パドックからの馬券攻め~
小倉競馬場 走路
*小倉競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は小倉競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも荷桁です。
GWも明けましたし、そろそろ小倉競馬場の続きに取りかかりたいと思います。気が付けばどっぷり春のG1戦線ですので、ぼさっとしているうちに夏競馬になってしまいそうですねえ。最近一年経つのが本当に早いです・・・。うへえ。
さて、小倉競馬場ですが、前回のレポートまではスタンドや公園などのハード面についてガンガン語ってまいりましたが、今回は馬券的な視点も持ちながら、小倉コースについて語っていきたいと思います...
馬券を買う前に、まずはパドックに行ってみよう。
小倉競馬場は、夏とか冬とか基本的に気候が厳しい時期に開催があるので、パドックに立つのもなかなかの気合いが必要だが、写真のとおり、わりと綺麗なパドックなので是非一度は足を運んでいただきたい空間だ。
逆に、暑さや寒さを感じつつ、夏はビール、冬は焼酎湯割りなんかを手に、パドックでじっとりと馬を眺めるのも小倉を楽しむポイントと言えるであろう。
このように屋根もついているし、段々になっているので見渡すという意味ではなかなか快適性もある。JRAの競馬場って意外とローカルのほうがパドックが豪華だったりするから面白い。何となくローカルの競馬場のお客さんたちのほうがパドックをのんびり楽しむ雰囲気ってあるかもな。スタンド1つ、パドック1つというコンパクトさもいいのかもしれない。
上層階からものんびり見渡せるようになっている。下のスペースが広い分、ちょっと遠くに見えてしまうが、それでも見やすいのではなかろうか。
みなさん、是非も小倉のパドックを楽しんでください。真ん中に謎の木が植わっているのも何となくB級感があっていいものですw
さて、パドックを眺めたらいよいよ馬券の検討である。
中央の競馬において、ローカル開催というと競馬をかじっているみなさんは、おそらく「荒れる」というイメージが強いかと思うが、小倉も何となくそんなイメージがある。
でもレースを見ていると、荒れるレースとそうでないレースの差が激しいというのが個人的な実感である。新馬・未勝利などは急に大荒れになることはあるが、基本的には1・2番人気が絡むことがほとんど。ところが4歳以上のレースでは近走戦績がひどすぎて笑ってしまうような馬たちの血で血を洗うデスマッチになりがちなので、トンデモ馬券も飛び出すイメージ。特に芝の長いところだと、人気馬が3角くらいで「あ。もうあかんわ・・・。」ってな状況になり、最後の直線レースを見る気さえ失せることもしばしばだ。
馬場状態も開催ごとにどんどん変化するイメージなので、馬場状態とコースから、荒れそうか堅そうかをきちっと見極める予習の要素が大事になってくる競馬場だと言えるだろう。
何せ「平坦小回り」を地で行っているのが小倉。開幕しばらくは内枠が有利と考えるのが自然だし、思わぬ逃げ馬が粘ってしまう可能性も高い。ローテや状態から穴馬をしっかりあぶりだしていく必要があるだろう。
とはいえ、競馬を始めた当初はワケが分からなさ過ぎて、小倉は忌み嫌っていた時期もあった。単複のオッズなんて明らかに観衆の「このレース、ワケわかんねーな」という気持ちが反映されているかのように、モゾモゾモゾモゾ動きまくる。
ただ、競馬を始めて10年近く経った現在、個人的には小倉にはそんなにメチャクチャやられているわけでもない。
わりと運の要素が強いのだが、小倉に関しては荒れそうなレースでハチャメチャな買い方をしていると急に万馬券が当たったりするので、的中率はともかく何だかんだトータルではそんなに負けがこまない、ということを繰り返しているのである。
開催日程の問題もあり、夏開催に大きい万馬券が当たると、何だかんだその年の回収率がプラスで終えられるというのも気分的にいいものだ。
荷桁が個人的によくやるのは、1・2番人気を2着につけた馬単。
基本的に1・2番人気はわりと信頼できるという小倉の特徴を押さえつつも、頭に人気薄が来ると配当が跳ねるうまみの部分を残しているという馬券だ。
一日一回も来ない場合ももちろんあるので、それをベタ買いし続けるのは危険なのは言うまでもないが、深く考えずに遊ぶにはもってこいだと思います。アンバルブライベンの小郡特別のような美味しい馬券もありますので・・・。
ちなみに小倉競馬場は1角方面にモノレールが見れるのもポイントが高い。笠松競馬場から名鉄が見えるのと同じくらいよく見える(例え話が分かりづらいですね)。
まあ、夏に行くにせよ、冬に行くにせよ、あまりアツくなりすぎずに、じっと馬柱を見るのが吉ということでお考えいただければよいかと思います。
>>小倉競馬場レポートその7へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
新潟競馬場 その1 ~夏の新潟は競馬と冷酒で~
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ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
*小倉競馬場に関する記事は以下にもあります。
小倉競馬場 その1 ~どうにかこうにか小倉~
小倉競馬場 その2 ~小倉 北方 競馬場~
小倉競馬場 その3 ~小倉競馬場をうろつく~
小倉競馬場 その4 ~小倉競馬場スタンドとか乗馬とか~
小倉競馬場 その5 ~小倉競馬場スタンド内部へ~
小倉競馬場 その6 ~小倉競馬場 パドックからの馬券攻め~
小倉競馬場 その7 ~小倉競馬場 グルメ~
小倉競馬場 その8 ~小倉競馬場をひとつひとつわかりやすく~
小倉競馬場 その9 ~小倉競馬場 アクセス~
小倉競馬場 その10 ~小倉競馬場 駐車場~
小倉競馬場 その11 ~小倉競馬場を一周してみる前編 セブンイレブンとどきどきうどん~
小倉競馬場 その12 ~小倉競馬場を一周してみる後編 紫川から落書きまで~
小倉競馬場 その13 ~小倉競馬場 入場門 メインゲートとモノレール入場門~
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競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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