そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

姫路競馬場　その３８　～姫路競馬場グルメ 2020～

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姫路競馬場

＊姫路競馬場レポートの続編です。
　初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。とうとう姫路競馬場レポートも38本目となってしまいました・・・。そんな中、姫路競馬場グルメの話でございます。

　姫路競馬場のグルメについては過去訪問時のレポートにていろいろ書いてきましたが、2020年1月の訪問時に稼働していたお店について、ここで今一度整理して、姫路競馬場グルメの全体像をあらためてお示ししておこうというのが今回のレポートの趣旨でございます。

　例によって個々のお店の詳細につきましては後のレポートで詳しくやりますので、ひとまずはこのレポートをハブにして姫路競馬場グルメを知っていただければと思います。それではまいりましょう。姫路競馬場グルメ、2020年1月本場開催時の様子でございます...

　さて。それでは姫路競馬場のグルメを見ていくことにしよう。とりあえず2020年の姫路競馬場本場開催において営業していたお店を順番に紹介していくことにするが、姫路競馬場はざっくり、姫路競馬本場開催（主に平日）、園田競馬場外発売（主に平日）、ウインズ姫路（基本土日）という３つの営業体制がある中でいくと、荷桁は本場開催と園田の場外発売時には姫路競馬場を訪問したことがあるが、ウインズ姫路には行ったことがない。ウインズ姫路開催時のみ営業している店舗などがあった場合は今回紹介するレポートから漏れることもあるかもしれないが、そこはあしからずご了承くだされ。

　さて。このブログを熟読している読者の方には今更言うまでもないことかもしれないが、姫路競馬場でグルメスポットと言えば、メインはこの食堂棟である。まずはこちらから見ていくことにしよう・・・。

　こちらの建屋の中はこんな感じになっている。一応、公式サイトでは食堂・無料休憩所となっているので、手前側の席は無料休憩所という位置づけで、食事は食堂内で摂ってくれという立て付けになっていたのだろうが、実質的には食堂近くの席は食堂の客席という感じになっていて、ちょっと無料で休憩するかと思ってそのへんの席に座ると食堂のおばさんが寄ってきてお冷を置いて「なんにしましょうか」と訊いてくるくらい当たり前のように食堂の客として扱われてしまうのでご注意願いたい。無料休憩所が無料で済まないのが姫路競馬場なのだ。

　食堂はこんな感じでずらっと並んでいる。各店舗、おばさま方の呼び込みがえぐいので、一見さんはどの店にしようかあまりじっくり吟味できる感じではないのだが、一応各店舗メニューがベタベタと貼ってあるので好みの店を見つけたら、とりあえず店員さんに声をかけ（だいたいはこっちから声をかけなくても、向こうからかけられるのでご安心くだされ）、店の近くの席に座ればOKだ。一応各店舗に店内飲食スペースもあるのだが、後述するテレビモニターなどとの兼ね合いから、けっこうな常連さん以外ではあまり利用している人はいないのでイキってずかずか入ると逆に店員さんにギョッとされる可能性が高い。とりあえず呼び込みのおばちゃんに従っておこう。

　席はこんな感じで、店の近くに比較的大きなテーブルが並び、個人客からグループ客まで幅広く収容できるようになっている。逆に出口付近にはグループ向けのテーブルが並んでいる。こちらは酒を飲みつつどっしり居座る常連さんも多いため、利用の際は空気を読みながらの方が無難である。

　ところどころモニターも設置されているので、馬券を先に買っておけばこちらでのんびりモニターを見ながらのレース観戦も可能だ。

　さて。そんな訳で、食堂棟の様子はなんとなくイメージできただろうか。それでは以降、食堂棟内で営業が確認された店舗を順に見ていくことにしよう。

　食堂棟から、まずは「あたりや」だ。

　一番スタンドに近いところにあるという地の利（？）もあって、比較的常連さんで賑わっている店だ。うどん・そば、ラーメン、カレー、丼ものなどの食事メニューのほか、おでんやおつまみなど酒のアテになるものも充実。メシを食うにもちびちび呑みつつ打つのにも適したお店である。

　先述のとおり、お店の詳しい様子は後のレポートでやりますんで、ここはひとまずこんなもんで。

　お次は「白井売店」。

　こちらも丼もの、カレー、麺類がひととおりあるが、かす汁や駅そばなど当地色の強いものも揃えていていい感じだ。

　また御多分に洩れず、おでんやおつまみもあり、居酒屋的機能もきちんと持ち合わせているぞ。意外と個性的なメニューが多いので、じっくりメニューを見て、よさげなものを見極めたいお店だ。

　さて。お次は「連勝屋」だ。

　こちらも見ての通りの全方位外交で、メシもの、アテものどちらも揃えているお店である。メニューはどちらかというとスタンダード系なので、正統的なものがいただきたいときは連勝屋も要チェックである。

　さて食堂棟からの最後は明石屋だ。ここは園田競馬場にも出店しているお店なのでご存知の方も多いかもしれないが、天ぷらが有名なお店である。夏の開催時にはちょうど旬のたこや穴子の天ぷらが楽しめたのだが、今は冬の開催となっているので、どうなっているのだろうか・・・。

　実は荷桁は2020年の訪問ではこちらのお店を利用しなかったので、次回にしっかりレポートしたいと思います。店頭を見る感じ、園田のお店では扱っていないたこ焼きなんかもあり、いい感じだ。次回訪問が実に楽しみである・・・。

　以上が2020年1月の本場開催時にオープンしていた食堂棟のお店だ。それぞれのお店でレポートが可能なところはこの後、順次レポートしていくので詳細はそちらでご確認いただければと思います。

　さて。それでは食堂棟の次はスタンドのグルメスポットも見ておくことにしよう。

　まずはスタンド１階にある「喫茶・愛」。田舎のロードサイドにもありそうだし、都内の私鉄沿線の駅前にもありそうというベタな名前が最高なお店だ。ちなみに、リニューアル前は「あいの」という屋号だったんだが、経営者が変わったりしたのだろうか・・・。

　喫茶ではあるがちょっとした軽食も取り揃えており、小腹を満たすことができるので、単にコーヒーを飲んでくつろぐだけでなくグルメスポットとしても一応押さえておきたいお店である。

　そしてスタンド５階、特観席「喫茶コーナー」だ。

　こちらも喫茶を名乗ってはいるが、けっこうきちんとした食事メニューを揃えているお店で、特観席オヤジたちの胃袋をつかんでいるぞ。意外と侮れないグルメスポットなので特観席をご利用の際は是非利用してみてくだされ。

　そして最後に２階の売店をご紹介しておこう。

　ここは見ての通りのフツーの小規模な売店なのだが、おいなりさんやちらしずしなどビミョーな食べ物も扱っているので、一応姫路競馬場のグルメスポットとして挙げさせていただいた。荷桁はここの食べ物は食べたことがないのだが、立地は便利なので押さえておいてくれたまへ。

　さて。そんな訳で、2020年1月の姫路本場開催時にオープンしていた飲食関係のお店はこれですべて網羅できたことかと思う。

　次回からは個別のお店について過去の訪問時の写真も使いつつご紹介していきますので、次回姫路に行かれる際の参考にしていただければ幸甚です。

　というわけでしばらく姫路競馬場グルメの話がつづきますが、引き続きよろしくお願いいたします・・・。