そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

姫路競馬場　その３６　～特観席ロイヤルシート～

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姫路競馬場のロイヤルシート

＊姫路競馬場レポートの続編です。
　初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその１からどうぞ。

　さて。今回も姫路競馬場レポートでございます。

　今回は特観席のうちロイヤルシートという席の様子を見てまいりたいと思います。特観席フロア全般の話はこちらのレポートにて、また最もポピュラーな特観席であるスペシャルシートの様子はこちらのレポートにてご紹介しておりますので、まだ読んでいないという方は是非先に読んでいただければと思います。

　さて。今回ご紹介するロイヤルシートは貴賓席や馬主席を除く一般客向けの席の中ではもっとも高い2000円という料金設定になっておりまして、姫路競馬場の中ではまさにロイヤルな席だと言えます。スペシャルシートの1000円という値付けとの差はどんなところにあるのかという部分を本レポートではじっくり掘り下げていきますので、姫路競馬場の特観席に行ってみたいもののどっちの席にしたらよいか分からないという方は是非ご参考にしていただければと思います。

　それではまいりましょう。姫路競馬場のロイヤルシートでございます...

　さて。そんな訳で姫路競馬場のロイヤルシートである。ロイヤルシートは特観席フロアのもっとも奥に別室のような形で存在している。ドア付近には警備員さんがいて、ロイヤルシートのチケット確認が行われ、席まで案内される仕組みになっており、姫路競馬場なりのロイヤル感を味わうことができるだろう（テキトーに言うてます）。

　ちなみに荷桁もこの日、ロイヤルシートの正規料金を支払った上で入っているので誤解なきようね。

　それではロイヤルシートのルーム内に中に入ろう。

　さすがはリニューアル直後だけあって、床や壁までピカピカである。ルーム内は静かな感じで落ち着いて競馬に集中できそうな雰囲気だ。

　ロイヤルシートはスペシャルシートと同じく完全指定席。各席に番号がふられてるので、各自、自分の席に陣取るということになる。

　ロイヤルシートは席というより、１人１ブースごとがあてがわれているマンガ喫茶的なものをイメージいただいたほうがよいと思う。マンガ喫茶よりはオープンだが、わりとパーソナルな感じなので一人客にとっては非常に快適だ。一方でペアやカップルなんかだと会話を楽しんだりいちゃついたりできる感じではないので、そのへんはご留意くだされ。先ほど申し上げた通りロイヤルシート内はほとんどが個人の客なので非常に静かだ。会話したらその内容は部屋中に丸聴こえである。

　一応座席表はこんな感じ。荷桁は投票機に近いR-21という席になった。Rはロイヤルという意味であろうか。席数はご覧のとおり少ないのでまあ競馬場特有の猥雑さとは無縁の空間である。

　ロイヤルシートの座席はこんな感じだ。ややオープンな漫画喫茶のブースという表現になったのもお分かりいただけるだろうか。

　座り心地のよい座席と、個人専用のモニター、そして広々としたデスクがあり、さすがはロイヤルシートを名乗るだけある設備である。

　それでは早速デスクまわりを詳しく見ていこう。

　先述のとおり、個人用モニターのほか、それを操作するリモコン、ドリンクホルダーなどブース内でまったり検討ができるような設備類が配されている。

　さらに、スペシャルシートにはなかったコンセントも配備。タブレットやスマホを充電しつつ検討というのも可能だ。WiFiが飛んでいれば言うことなしなのだが、5階ではWiFiは整備されていない模様なのでそこはご勘弁いただければと思います。

　モニターはこんな感じのよくある液晶モニターという感じのモニターだ。

　この手合いのモニターによくある感じで、リモコンでオッズや中継は切り替えることができる。使い方をマスターすれば実に快適に競馬観戦および予想が可能だ。

　このような快適な環境下、基本的にはロイヤルシートのお客さんたちは黙々と予想および馬券購入に勤しんでいるケースが多い。静かなのであまり叫んだりはしない方が無難であろう・・・。

　当然のことながら投票所もロイヤルルームのルーム内に設置されている。

　発売専用と発払と計３台の投票機が設置されていたが、この日は発売専用の投票機は閉められていた。一応満席なのに閉めているとはどういうこっちゃという感じだが、まあ仕方ないのだろう。ウインズ姫路の時には全部開けるとかなんだろう。

　まあロイヤルシートの人数自体が少ないので大混雑ということにはならないが、２台しかないとさすがに締め切り直前には買い逃しのリスクがあることは否めない。ロイヤルルームを出たところにはすぐスペシャルシートの投票所があるので、様子を見つつうまく使った方がよさそうな気はするぞ。

　そして観戦の際はこれまでのご説明通り、ガラス戸から屋外の観覧席に出て、ということになるのでよろしくお願いいたします。

　さて。そんな訳で、姫路競馬場のロイヤルシートでございました。ポイントとしては一人でゆっくり競馬を楽しむなら断然コッチという点、コンセントが必須という方もこちら。ただ、ワイワイ騒ぎたい方や、グループ、ペアなどの場合はスペシャルシートの方がいいかもしれませんという感じになります。どっちを取るかは何となくレポートをお読みいただいた雰囲気などから自己判断いただければと思いますので、よろしくお願いいたします・・・。

　さあ、だいぶ長いことスタンドネタが続いておりますが、次回もう少しだけスタンドから・・・。