日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > タイパ競馬場 > タイパ競馬場 その2 ~タイパ競馬場ご到着~
とりあえずマカオ観光
*タイパ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はタイパ競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、ひととおり、マカオ中心部の観光を終え、いよいよタイパ競馬場に向かうことにしよう。
と、言うより競馬の時間が近づいてきたから観光を切り上げたと言ったほうが正しいのだが。ひとまず、街中で購入した新聞で、タイパの1Rは14:15発走ということは調べがついたので、13時すぎくらいに競馬場に行ってメシを食おうかという話になった。
街中で食べてもよかったのだが、香港のタイカレーが結構美味かったので、タイパも何かしらあるだろうという期待も込めての選択であった...
マカオの中心街からタイパ競馬場まではバスで向かうことに。
路線図の入ったバス停が海沿いの大通り沿いに並んでいるので、見ていくと、賽馬会という文字を見つけたので、時間に余裕もあるし、これでいいやということでこのバスで行く。(一番下のところにあるんですけど、読めますかね?)
よく覚えてないが、写真を見る限り、乗車したのは海邊新街というところのようだ。
あとから調べてみると、マカオにはこの狭い中で3社のバス会社があり、合計10もの系統がマカオ中心部とタイパ島を結んでいるようだ。本数も多く、待ち時間も少ないので特に恐れることはないだろう。タクシーを使うまでもない。
ただ、マカオらしいトラブルも。バスに乗って、バスの運ちゃんに運賃がいくらか聞くのだが英語がまったく通じず、困ってしまった。たまたま脇に乗っていた小学生くらいの女の子が「スリー、サーティー」と教えてくれたので、3.3パタカということが分かった。おつりは出ないらしく、じゃらじゃらと小銭を出す。女の子が出すべき小銭まで教えてくれた。なんていい子だ。
言い忘れていたが「パタカ」というのはマカオの通貨単位で、だいたい香港ドルと似たようなレートである。マカオの街中では普通に香港ドルも使えるのだが、香港ドルで払ってもおつりはパタカで帰ってきたりと運用はゆるい感じだ。キプロスに行った時も、北キプロスでトルコリラとユーロの両方が使えたりしたが、そんな感じなのだろう。
バスに乗る時なんかはこのように小銭がないと困るので、マカオに着いたら街中でジュースでも買うなりしてパタカの小銭を手に入れておいた方が無難であろう。
バスはけっこう混んでおり、20分ほどの道中は半分くらい立ちっぱなしであった。途中、マカオ半島からタイパ島へ渡る橋があり、なかなかの絶景。橋を過ぎてタイパ島に入ったあたりから降車する人が目立つようになり、座る。最終的にガラガラになったところで、賽馬會に到着である。
バスを降りるといきなりこれだ。
何やらえらく豪華だが、鉄板で荷桁とMが入るべきところではなさそうである。大方メンバーズ入口といったところだろう。
向こうの方にも入口がありそうなので、そちらに向かうことに。なんか競馬オヤジっぽいのもいるし。
PUBLIC ENTRANCE とあるので、どうやらこちらが通常の入口のようだ。
いかにも入場券売り場っぽい窓口があるが、現地民は誰もチケットらしきものを買わずにずかずか入っていく。どういうシステムなんだ?
「これ入っちゃっていいのかね?」
「いいんちゃうん?知らんけど・・・」
Mと二人で無責任な話し合いをする。
上の写真で顔を隠されているのが同行者のMなのだが、完全に戸惑っている様子がうかがいとれるなあ。
とりあえず、ぐちゃぐちゃ言っても仕方ないので、意を決して窓口をスルーし、中に入る。
特に呼び止められることもない。どうやら、一般入場はタダのようだ。さっきのは指定席売り場だったのだろう。
中に入ると、薄暗い部屋があり、中ではスロットマシーンやらのカジノゲームが大量に並べられている。カジノ併設の競馬場はアジアでは珍しいな。
そそらないことはないのだが、スロットマシーンにはアメリカで手ひどくやられていたので、ここはスルー。まあ、パチンコよりは時間が持つが、やっぱりだんだんとお金が無くなっていくものなのである。
外に出ると、そこはもうコースだ。どうやら間違いなくタイパ競馬場にたどり着けたようだ。当たり前と言えば当たり前なのだが、人間行こうと思えば大概のところにたどり着けるものだなあとこういう旅をしているとしみじみ思いいる。
ひとまず、到着することができたので、次回以降、さらにタイパ競馬場をご紹介してまいります・・・。ここもあんまり写真撮ってないのであしからず・・・。
>>タイパ競馬場レポートその3へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
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このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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