日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場 > ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場 その31 ~バンコク競馬グルメ 新スタンドエリア編~
ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場 場内にある屋台
*ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。31本目のロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートでございます。今回はタイトルにありますとおりロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場のグルメをご紹介してまいります。
これまでのレポートでもお伝えしております通り、この競馬場はなかなか広く、そして食堂や屋台もけっこうな数があります。したがって一気にご紹介してしまうとけっこうな長さになってしまうため、まず今回のレポートでは新スタンドエリアのグルメをご紹介していければと思います。
個人的にはタイ料理は大好物なのでタイの競馬場に行くとついつい屋台に目が行ってしまいます。今回のレポートでは競馬場に行ってみた気分で、日本では見られない様々な食べ物をご覧いただければと思います。それではまいりましょう。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場のグルメでございます...
さて。ってなわけでロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場のグルメである。先ほど申し上げたとおり、まずは新スタンドエリアから見て行くことにしよう。
グルメというからには実際にこの競馬場で食べたものをご紹介していくのが筋なのだが、先述のとおりこの競馬場には日本ではなかなか見ることのできない屋台なんかも多い。とりあえず今回のレポートでは新スタンドエリアをうろついて見つけた屋台や食堂をゆるゆるとご紹介していくスタイルで行こうと思うので、よろしくお付き合いくだされ。
まずは2階で見つけた肉団子串の屋台。現地でルークチンピンと呼ばれる食べ物だ。
見ての通り、肉団子を串に刺した食べ物。荷桁は競馬場でも市中の屋台でも食べたことはないが、牛や豚、魚のすり身など種類があってわりと見かける定番フードという感じである。写真でも右が茶色っぽく、左が白っぽいがまさにその違いだ。その場で焼いて1本10バーツで提供しるのでビールのアテなんかによさげな感じである。
続いても2階で見つけた屋台。ここは飲み物から、腸粉や麺ものなどいろいろ出しているお店である。腸粉は広東料理の一種でベトナムやタイでもポピュラーな食べ物である。べろべろの小麦粉で作った皮みたいなものを丸めて味をつけて食べる食い物で、点心に括られるようだ。この後ご紹介する屋台でもチラホラ見られる食べ物なのでご存じない方は腸粉とGoogleに入れて画像検索でもしておいてくだされ。
さてさてどんどん行こう。同じく2階にあった屋台。こちらはなんとオムライスの屋台だ。
見ての通りフライパンでジャージャーとメシを炒め、段ボールの中にたくさんある卵を焼いていく。テキパキと調理をするおかみさん、手伝いをする小さな女の子、フライパンの料理に見入るオッサン、屋台の横で「うめー」という感じでむしゃむしゃ食べるオッサンと四拍子揃ったなんとも素敵な光景だ。結局荷桁は食べなかったのだが、タイの屋台のオムライスというのも非常に気になるので、次回訪問するようなことがあれば是非行ってみたいお店である。
お次はオッサンと被ってしまいよく分からなくて申し訳ないがカットフルーツの屋台だ。パイナップル、スイカ、マンゴー、グアバ、グアバの酸梅粉(読んで字のごとく酸っぱい粉)かけなどいろいろある。これもタイの屋台ではよくあるポピュラーな食い物なのでフルーツ好きの方や食欲がない方は是非。
しばらく進むとまた食堂の前にルークチンピンの屋台を発見。手前にはよくわからない汁ものが売られている。あらかじめお椀に入った状態で売られている汁がままあるのだがあれはメシなのかそれともスイーツなのか・・・勇気がなく試してはいないぞ・・・。
2階食堂前には点心(蒸しもの)の屋台も発見。腸粉30バーツ、焼売セット25バーツ、ニラ饅頭3つ25バーツなどメシでもおやつでも酒のアテでもいけてしまう面々が並んでいる。ニラ饅頭はカノム・グイチャイと呼ばれ市中の屋台でもよく見る定番フードだ。
左のオッサンは腸粉にタレをかけたものを食っているのだろうか・・・よく分からん。
3階に上がると、またルークチンピンの屋台を見つけた。さらに横では謎の椀物が売られている。右の大きいお椀は麺類、左の小さいお椀は甘いものという雰囲気だ。ペン10バーツ、キャンディ10バーツなども併せて販売しているのもいい感じである。
3階をさらにウロウロすると、クイチャップの屋台が現れた。お値段は40バーツ。スペシャル50バーツ。まあ、市中の屋台価格である。
左上の金網越しにこちらを見ているオッサンが若干気になるが、クイチャップの屋台の観察を続けよう。クイチャップは豚の臓物を具材にした麺類である。麺が独特でマカロニというかトッポギというかなんと表現したらよく分からないが、短く太く柔らかいという形状をしている。
クイチャップは競馬場では食べなかったが、市中の屋台で食べたのでその写真を載せておこう。味も濃いめでコクがあり、辛くもないので豚の臓物が苦手な方でなければ美味しくいただける食べ物だと思う。市中で食べなかったという方は是非競馬場で食べてみてくれたまへ。
ちなみに、このクイチャップの屋台の脇には食べる用のテーブルがあるのだが、その脇には騎手の名前が書かれる黒板がある。フツー、黒板の粉が舞う中でメシは食いたくないというのが皆さんも小中学校時代を中心に抱いていたであろう普遍的な考えだとは思うが、ここではそんな細かいことを気にする奴はいない。飯を食っている脇で黒板に騎手名は書かれ、オッサンたちがオッズを見る。いい光景だねえ。たまらんのう。
さて。屋台はひととおり見終わったので、次は食堂を見ていくことにしよう。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の新スタンドエリアは2階と3階に食堂がある。
見ての通り、金網で仕切られただけで、食堂というか、ほぼ屋台という感じだが、まああまり細かいことは気にしないでおいてくれたまへ。
中はこんな感じで、アジアンな感じだ。ビール飲む人あり、メシ食う人あり、水飲む人ありと用途はいろいろのようだ。基本的にはカウンターで注文して出てきたものを持ってテーブルに赴いて食べるというシステムだ。食べ終わった皿はそのまま置いておけば片付け係の人が下げてくれるぞ。
そんな2階の食堂と同じような食堂が3階にも存在している。
食堂の前にもかかわらずフツーに屋台が出ていて、大量のテーブルが並べられているというのがなんとも面白い。フツーの感覚では営業妨害この上ないが、まあ細かいことは気にしないのがよいのだろう。経営は同じ人かもしれないしね。
さて。ここまでさんざんウロウロしてきたが、今回荷桁はこちらの3階食堂でメシを食ってみた。
入口近くでお兄さんがビーフンらしきものを作っていたので、とりあえずビーフンビーフンと連呼したら通じたようで、調理を開始してくれた。
3階の食堂も2階の食堂と同様、酒を飲む人あり、メシを食う人ありという感じだ。ビーフン以外にもぶっかけめしがあるようである。ぶっかけめしとはタイの屋台でよくある食い物で、皿によそったメシに好きなおかずを選んでかけるという方式の食い物である。
ちなみに、この食堂の椅子は独特の形状をしていてなんだか座りにくかったということを追記しておこう。
さて。そんなわけでいただいたのはこちらのビーフンだ。魚の団子も浮かんでいるシンプルな一品。あっさり味で二日酔いのときにうれしいお味という感じ。やはりタイにおいてこういう食い物はハズレがねえ。大変おいしゅうございました。
さてさていかがでしたでしょうか。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場新スタンドエリアのグルメ。とりあえず駆け足でいろいろなお店をご紹介いたしましたが、だいたい雰囲気はつかんでいただけたことかと思います。
次回はグランドスタンドエリアをご紹介いたしますが、グランドスタンドエリアはさらにグルメのバリエーションが増えますので、お楽しみに。
>>ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートその32へ
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