そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

チェンマイ競馬場　その３　～チェンマイ競馬場へのアクセス～

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チェンマイ競馬場へトゥクトゥクで向かう

＊チェンマイ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はチェンマイ競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。今回も当然ながらチェンマイ競馬場レポートでございます。

　さて。前回のレポートでざっくりとチェンマイという街の話をいたしましたので、今回からはいよいよ具体的な競馬場の話に移ることにしましょう。今回はタイトルにありますとおり、チェンマイ競馬場へのアクセスの話でございます。

　前回のレポートでも申し上げました通り、チェンマイにはいろいろな交通手段があるものの、それぞれ一長一短なところがあり必ずこれで行きなさいというものもないのですが、とりあえず荷桁の経験に基づきつつそのあたりの話をしていければと思いますので何卒よろしくお願いいたします...

　
　
　
　さて。そんな訳でチェンマイ競馬場へのアクセスだが、まずはチェンマイ競馬場というのはチェンマイのどのあたりにあんねんというところから話をしなくてはなるまい。という訳で、さっそく、伝家の宝刀GoogleMap先生にご登場いただいた。

　チェンマイの旧市街地は見事に正方形の堀をしているのでマップをガチャガチャ動かせばすぐにおわかりいただけることかと思う。その正方形の旧市街地から北へ４キロほどいったところにチェンマイ競馬場は存在している。

　まあ、近いと言えば近いし、遠いと言えば遠い微妙な距離である。

　

　さて。ではチェンマイ競馬場にどうやって行くかというところであるが、まあ安く行くのであればやはりソンテウということになろうか。

　実は旧市街地の北側にはチャンプアックバスターミナルというソンテウのターミナルがあるため、そこでソンテウと交渉して行ってもらったりすればかなり安く上げられることと思う。チャンプアックバスターミナルからチェンマイ競馬場までは大通りで一本なので、暇ならサクッと行ってくれる車は多いと思う。

　また、チェンマイは観光スポットを中心にレンタルバイクやレンタサイクルもけっこうあるので、それで行ってしまうというのも手だ。４～５キロであれば自転車でも知れている。安いし、帰りの手段も気にしなくていいので季節がよければ一考してもよいだろう。

　だが、実際のところ、荷桁は今回の旅では毎度おなじみのトゥクトゥクでチェンマイ競馬場にアクセスをした。

　実は今回荷桁が泊まったチェンマイプラザホテルというのが、旧市街地の南西側にあるホテルでソンテウを使うにはやや場所が悪かったのである。もっともこのホテル自体はナイトバザールやレートのいい両替所にも近く観光する分には申し分ない立地なのだが、こと競馬場ということだけ取るとそんなに都合のいい場所でもなかったのだ。

　ホテルからバスターミナルまでタクシーやトゥクトゥクで行ってソンテウに乗りかえるというのもしゃらくさい話だし、それであればホテルから直接タクシーなりトゥクトゥクで乗りつければよいや、という判断に至ったのである。

　これはあくまで荷桁の場合なので、皆様におかれましては競馬場にアクセスのいいホテルを取ってみて、いろんな交通手段を試してみてくだされ。

　次はいつになるか分からないが、もし次に行くようなことがあれば旧市街地あたりに宿を取って自転車で行ってみてもよいかなあと思っております。

　という訳で、いざホテル前からトゥクトゥクで競馬場へゴー。

　宿泊していたチェンマイプラザホテルはけっこうデカいホテルなので、タクシーも客待ちしていたのだが、いくらかと聞いてみると５００バーツ（１８００円くらい）という。まあホテルから競馬場までは８キロほどあるので日本のタクシーだと３０００円近くかかってもおかしくはないのだがタイにしてはちと高いなということでホテルの敷地の向かいでボサーっとしていたトゥクトゥクに声かけ。

　すると４００バーツだと言うので「そこのタクシーとそんな変わらんやんけ！」と粘り、なんとか３００バーツ（１０００円ちょい）で仕切ってもらった。それでもソンテウに比べたらだいぶ割高になるが、数百円を値切るために流しのソンテウを拾いに行くのもバカバカしいし、旧市街地を挟んで反対側の競馬場に行ってくれというのもけっこう無理を聞いてくれている感覚なので、これで妥結となった。

　相変わらず軽快な音を立ててトゥクトゥクは街を進んでいく。

　どういうルートで行くんだろうかと思っていたが、渋滞を避けるためか、旧市街は通らず、生活道路的なところをパキパキと進んでいるようである。

　トゥクトゥクから見る街の景色は毎度のことながら面白い。目線が高すぎないのがいいんですかね。

　運転手さんはベテランのようで、時々チラチラとアイコンタクトで「順調だぜ」という感じで合図してくれる。荷桁もおおよその道のりは想定していたので安心して乗っていることができたぞ。

　そのうちトゥクトゥクは競馬場があるChotana Roadという通りに入ったようである。運ちゃんも「もうすぐだぜ」という感じでアイコンタクトしてくる。

　しばらく行くと、競馬場の門が近づいてくる。運ちゃんが「どうすんだ？」という感じで見てくるので、そのまま入ってしまってくれという感じで「GO！ GO！」と身振り手振りを交えて伝えると、競馬場の敷地に入ってくれた。

　表通りから競馬場に向かう道はきちんと舗装をされていた。隣にある公園でも何かイベントがあるのか、何やらやたらと車が道沿いに停まっている。

　走っていると突如、馬が現れた。おお。ちゃんと馬がおるじゃないかということで一安心。

　運ちゃんも競馬場には初めて来るようで、馬を見てニヤリとする。

　さて。そんなわけで、ホテルを出てからなんやかんや３０分弱かけてようやくチェンマイ競馬場の入場門の前に到着した。

　周りにはタクシーやトゥクトゥクが待機してそうな気配もなかったため、運ちゃんに「帰りも来れたりする？」と聞いてはみたのだが、何やら用事があるようで断られてしまった。それでも「大丈夫か？」「まさか歩くのか？」と聞いてきたりして心配はしてくれている様子だったが、当の本人が来れないならどうしよもないよね、ということでその場は別れた。

　まあどうなるか分からんが、表通りは車の通りも多かったし、ソンテウかトゥクトゥクが通るだろうということで別にいいかと判断したのだ。この判断があとあとどうなったかはまた後日レポートさせていただきます。

　という訳で、帰りのアクセスは棚上げにしたものの、ひとまず競馬場には到着できましたということで、次回からはチェンマイ競馬場の内部の様子を見ていければと思いますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします。