日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > チェンマイ競馬場 > チェンマイ競馬場 その22 ~帰りの道すがらなど~
チェンマイ競馬場
*チェンマイ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はチェンマイ競馬場レポートその1からどうぞ。
さて。またしてもチェンマイ競馬場レポートでございます。
前回のレポートの最後で申し上げましたとおり、いったん前回のレポートでチェンマイ競馬場レポート自体は一区切りついているのですが、この競馬場の場合、しっかりと帰りの交通手段のことまで書いておかないといけないかな、と思いまして1本だけ延長戦です。タイトルにありますとおりチェンマイ競馬場を出て宿に帰り着くまでの流れをとりあえずレポートいたします。
行きのアクセスのレポートをご参照いただければお分かりいただけるかと思うのですが、基本的にはチェンマイ競馬場は公共の交通機関でのアクセスが若干ややこしい競馬場になります。最終的には自己責任ということにはなりますが、帰りの交通手段についてもそれなりのイメージトレーニングをしておいていただいた方が無難かと思いますので、ひとつの例としてご参考にしていただければと思います...
さて。そんな訳でチェンマイ競馬場である。
詳しくはこちらのレポートを熟読いただきたいのだが、この日の荷桁は競馬のあとに予定を入れていたため、まだ最終レースが終わっていないタイミングで競馬場を後にすることになったのである。
時間は16時を少しまわったところ。まだ第6レースのパドック周回が行われているが帰らねばならぬ。さらばチェンマイ競馬場。
馬券的にも不調に終わったため、足取りも重いが、馬券で外したのもこの後に予定を入れてしまったのもすべて自分のせいなので致し方ない。とりあえず競馬場の門を目指す。
ただ悲しいかな、門の前にはタクシーやトゥクトゥクなどの客待ちはいなかった。
最終レースの後ならいざ知らず、中途半端に6レースくらいで帰ろうとするとこういう目に遭うということである。ちなみに、こうは書いてみたものの、最終レースまでいれば門の前でタクシーやトゥクトゥクが確実に客待ちしているのかと言われると、それは見ていないので分からないとしか言いようがない。申し訳ないがこのあたりは他の情報にあたるなりして自力で調べていただくか、いない可能性もあるということを前提に行動していただければと思います。
しかしタクシーもトゥクトゥクもモーターサイ(バイタク)もいないのであればどうしよもない。とりあえず表通りに出て何かしら拾うしか方法がないので、表通りに向けて歩くことに。
周囲を見ると自家用車がびっしり駐車されている。基本的にこの競馬場は自家用車で来る競馬場なんでしょうな。まあそのわりに場内ではガッツリ酒を売っておりますが・・・。
表通りに向かう道中ではけっこう馬も見かけた。レース後の馬なのだろうか。厩舎という感じでもないのでここから馬運車に乗せてどこかへ行くのかもしれない。
チェンマイ競馬場から表通りまではけっこう距離がある。隣の公園でイベントをやっているようで何やら車がたくさん停まっており、その間をぷらぷらと歩いて行く。タイはピックアップトラックが人気だとは聞いていたが、メチャクチャ多いな。
門を出て10分ほど行くとようやく表通りにたどり着いた。さて、ここからが本番。中心部に向かうタクシー、トゥクトゥク、ソンテウを捕まえなければならない。
とりあえず市街地方面へは反対側の車線に渡らないといけないのだが、いかんせん中央分離帯がガッツリ邪魔をしている。しかし背に腹にはかえられない。車が途切れたところを見計らって中央分離帯を乗り越えて反対側車線に移動をした。
こんなことをしているのは荷桁だけかと思いきや、けっこう現地のおばちゃんとかが横断している様子を見かけたので、そこまでビビることではなさそうである。
とりあえず車の流れの中にタクシーはいないか様子を見てみるがあまり来そうな雰囲気がないのでとりあえず市街地方面にブラブラ歩いて行くことに。もう少し市街地に近づくと大きな交差点があるので、そっちのほうがまだ可能性があるかなという判断だ。
だが、しばらく歩いてみてもまだタクシーは現れない。
これはけっこう面倒くさいことになったかなあ・・・と思った矢先、後方から一台のトゥクトゥクが現れた。おお。ナイスタイミング・・・!ということでさっそく停めて交渉開始。
トゥクトゥクの運転手は若くて愛想がいい感じ。ホテルの所在地が書いたカード(よくホテルのフロントとかに置いてあるやつ)を見せると「OK!」と二つ返事で快諾してくれた。拾えたことだけでもラッキーだが値段も行きと同じ300バーツで仕切ってくれるとのことだったので、それで行ってくれということで乗り込んだ。
っつー訳でやや行き当たりばったりではあったが、帰りもトゥクトゥクを拾うことができてほっと一安心。無事にホテルに帰ることができた次第である。
という訳で、読んでいただければお分かりいただけるかと思うが、若干、交通手段には難がある競馬場である。荷桁はたまたまうまくトゥクトゥクが拾えたが、拾えないとソンテウを捕まえたり、延々と歩くことになっていたため、心配な方は行きの運転手に帰りも来てもらう交渉をするなど一応の対策はしておいた方がよいだろう。
競馬場近くの通りは交通量も多いので、もしダメなら荷桁のように歩いていれば何かしらタクシー的なものは現れるだろうし、最悪そのまま歩き続けても40~50分で市街地までは戻ってくることができる。時間に余裕があって、歩くのが苦にならないタイプであればそこまで気にしなくてもOKだ(雨季や暑季だとしんどいかもしれんが)。まあ、多少考えながら動いた方がいいものの、あまり心配し過ぎず、無難に構えておけばOKという感じの難易度でございます。
さて、っつー訳でチェンマイ競馬場レポートは本当におしまい。次回行くようなことがあれば、またレポートしたいと思います。
ちなみに、チェンマイ競馬場の後に入れていた予定というのはこちらのカントークショー。競馬的には裏目に出てしまったが(詳しくはこちらのレポートをご参照ください)、ショーも楽しくメシも美味かったので、まあ結果オーライとしよう。
という訳で、チェンマイ競馬場レポートはこれでおしまいでございます。これでタイの競馬場は3か所目を踏破。だいぶ勝手も分かってきたので、引き続き攻めてまいりたいと思います。
次回のレポートはびゅーんと日本に戻る予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします・・・。
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