そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

中山競馬場　その５０　～中山競馬場のセブンイレブン～

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中山競馬場に新しくオープンしたセブンイレブン

＊中山競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中山競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。中山競馬場レポートがついに５０本目となりました。多けりゃいいというものでもありませんが、我ながらよくぞ書いたなあという気はします。

　さて、そんな５０本目の中山競馬場レポートで何を書くのかということなのですが、今回はタイトルにありますとおり、中山競馬場にできたセブンイレブンのことを書いてまいりたいと思います。実は中山競馬場はリニューアルに伴いテナントの入れ替えも進み、遂に２０１８年１１月にセブンイレブンが競馬場内に出店したのであります。

　競馬場にコンビニというのは韓国だとわりとフツーなのですが、日本では東京競馬場にセブンイレブンがあるくらいで、中山競馬場のセブンイレブンが二例目ということになりますでしょうか（日本でも競輪場や競艇場にはヤマザキショップが入っていたりもするのですがあれはどっちかというとパンやなんかを売る店という雰囲気だしなあ）。

　まあ、ここでダラダラと特に意味のないことを言っていても仕方がないので、とりあえず中山競馬場のセブンイレブンについて見てまいりましょう...

　とりあえず、おさらいをしておくと、２０１８年に中山競馬場は「中山競馬場がウマれかわる」というベタベタなキャッチコピーと共に、場内をちょこちょこリニューアルし始めたのである。

　具体的にはこんな感じで、グレーがかった白という何とも面白味のない壁面をこんな色に変えてみたりと、いろいろと試みている。詳細は中山競馬場レポートその４８をお読みいただけるとありがたいのだが、とりあえずここでは、なんか中山がいろいろリニューアルしとるらしいで、くらいのぼんやりとしたイメージだけ持っていただければ充分である。

　さて、そんな流れで地下１階のフロアマップを見ていこう。今回のセブンイレブンは中山競馬場のスタンド地下１階にできたのだが、まずはどこにセブンイレブンができたのかということを確認しておかねばなるまい。

　すると３０番柱付近、７０１号投票所近くにセブンイレブンの表記を発見。とりあえず場所はココということになる。

　行ってみると横にある銀だこが店舗そのものの色合いや白熱灯っぽいライトの色合いもあってかかなり目立っているが、その向こう側に、確かにセブンイレブンが存在しているようである。

　っつーわけで、こちらが中山競馬場地下１階のセブンイレブンだ。思ったよりと言うか何というか、フツーのセブンイレブンである。あまりに普通過ぎてやや拍子抜けという感じだ。

　店舗の外側にはどの棚にどんなものが置いてあるのかの図もあって便利だ。食べ物に偏重しているわけではなく、雑貨、おむつ、マスク、防寒着、傘など、あると便利なグッズも多数取り揃えているようである。確かにこういうお店があると便利というのは間違いないだろう。

　ただし、重要な点があり、こちらのセブンイレブンには通常のコンビニによく置かれている、たばこ、酒、競馬新聞、ATMは置いていないのでご注意くだされ。たばこは自販機および売店で、酒も売店で、競馬新聞も専門売店で、ATMについてはこちらでそれぞれ済ませていただければと思います。

　しかしこれらの機能がないとはいえ、カップラーメンや唐揚げ棒などの惣菜がここで購入できるというのは食料事情やコストパフォーマンスを考えればかなりでかい。メシは安く上げたいが冷たいものも食べたくはない・・・という方には持って来いの存在になるだろう。

　セブンイレブン、全国の競馬場にできてくれていいんだぜ・・・などと思いながらも採算が合うのは府中と中山くらいなんだろうな。

　さて。ここからは余談だが、セブンイレブンができた場所にはかつて、スリーエイトという中華レストランがあった。スリーエイトの記憶が風化してしまうのも寂しいので一応触れておきたい。写真のとおり、現在は銀だことセブンイレブンになっているところがまるっとスリーエイトだったのである。スリーエイトは２０１８年の１月開催でもって閉店をしてしまっている。

　そういう意味では、今回このセブンイレブンができたのは中山競馬場のリニューアルという文脈ではなく、単純にスリーエイトが撤退したからという理由である可能性は高い。だが、なんとなくオープンのタイミング的にも中山競馬場のリニューアルにうまく乗っかった感はあるので、お客さんの多くはリニューアルの一環として捉えていると思われる。まあ、そのあたりを厳密に考える必要性があるのかないのかという部分で行くとさほどないと思われるので、とりあえずここでは中山競馬場がウマれ変わった一つのポイントとしてこのセブンイレブンのオープンも捉えておきたいと思う。

　クソどうでもいいが、「スリーエイト（３・８）」という数字にちなんだ名前の店の跡地に入ったのが「セブンイレブン（７・１１）」というこれまた数字にちなんだ名前の店というのも何か因縁めいたものを感じずにはいられない。

　ちなみに、在りし日のスリーエイトはこんな感じであった。人通りも多いエリアで、売り上げ不振というイメージもなかったが、こんな中山でも本場動員の減少のあおりを受けていたんだろうか。

　＊スリーエイトの詳細が知りたい方は中山競馬場レポート３５をご覧ください

　ちなみにスリーエイトはけっこう広かったお店である。詳しくは分からないが、厨房のところが銀だこになり、客席部分がセブンイレブンになったと思われる。まあ、セブンイレブンを利用する際にはこちらのスリーエイトの存在にも思いを馳せていただければと思います。

　さて、そんなわけで、変わりゆく中山競馬場をレポートしておるわけでございますが、他にもいろいろ変わった飲食店がございますので次回以降はそのあたりもレポートしてまいりたいと思います・・・。