日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 姫路競馬場 > 姫路競馬場 その22 ~あらためて姫路競馬場の全体像を見る~
姫路競馬場の正入場門
*姫路競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその1からどうぞ。
さてさて。今回も姫路競馬場の話を続けてまいりますよ。
今回からはいよいよ本格的に姫路競馬場の場内を見てまいります。繰り返しになりますが、これまで当ブログでは何度となく姫路競馬場を紹介しておりますので、そのあたりのレポートを熱心に読んでいただいている方であれば、おおよその姫路競馬場の構造みたいなものは何となくイメージできるかとは思います。
ただ、思い返してみると、これまで姫路競馬場の全体像をきちんとご紹介していたという訳ではありませんので、ひとまず今回のレポートは個別のスポットを掘り下げていく前の基礎知識として、ざっくりした姫路競馬場の全体の構造を見ていく回にさせていただければと思います。モタモタせんで、さっさと場内をウロウロせいやと思う気持ちも分からんでもないのですが、まずはベーシックな部分をしっかり押さえておくということで、お付き合いをいただけますと幸いです。
それではまいりましょう。姫路競馬場のざっくりした全体像でございます...
さて。それでは前回のレポートでご紹介した正入場門を入ったところから姫路競馬場の全体像をひも解いていくことにしよう。
まず正入場門を入って右手を見ると、ちょっと年季の入った事務所棟がある。この建屋は二階建てになっていて、警備員さんや係員さんの詰め所なんかに使われているようである。
建屋は大きく二つに分かれていて入口も二つに分かれているが、二階部分はつながっているようにも見える。まあ二階部分が内部でつながっているのかはよく分からない感じであるが。
1階部分はシャッターが閉まっているところもあり、かつては何らかの店舗か案内所として使われていた可能性もあるが、今はこんな感じである。
その事務所棟の向かいには食堂棟がある。この食堂棟は姫路競馬場のグルメを語る際には非常に重要になってくるところなのだが、ここで説明していると長くなってしまうのでとりあえずっこに食堂棟があるということだけ覚えておいていただければOKだ。
そしてその先には姫路競馬場のスタンドがある。
手前には地下に降りる通路がある。この地下通路は一般人は入れないのでよく分からないのだが、業務用エリアになっているようだ。地下で何かごそごそやるような業務が姫路競馬場にあるのかはよく分からないが、とりあえずそういうものがあるということで覚えておいていただければと思います。
ここまで見てきたものをスタンドから見るとこんな感じだ。
奥の方に神姫バスカラーのバスが停まっているが、そこが正入場門とロータリー。そしてその左手に事務所棟、右手には平屋建ての食堂棟がある。正入場門からスタンドまでは屋根付きの通路があり、地下へのスロープの位置関係もお分かりいただけると思う。
こうして見ると正入場門からスタンドまでの間には意外といろいろなものがあり、そして、意外と敷地自体はだだっ広いということがお分かりいただけるかと思う。
んで、姫路競馬場のスタンドである。
地方競馬場のスタンドというと、中規模なスタンドを作ったり壊したりして、要塞のようにいろんなスタンドが連なっている感じになってしまっているタイプの競馬場がままあるのだが、姫路の場合はメインスタンドがどーんとあって、それだけという非常にシンプルな感じになっている。
当然スタンドについても後日のレポートでみっちりやるのだが、とりあえずここでは姫路競馬場のスタンドは5階建てとけっこう背が高く、屋外席が中心のスタンドだということだけ押さえていただければOKだ。繰り返しになりますがこのあと各フロアみっちりやりますので、今日のところはそれでOKです・・・。
スタンド前にはこんな感じでいい感じの観戦空間がある。姫路競馬場は走路を見たときに目線が下になるので、観戦するには非常に見やすい競馬場だということも押さえておくとよいだろう。
さて、スタンドの表側を見た後は裏側の様子も見ておくことにしよう。
スタンドの裏にあるのは南入場門、そしてパドックの大きく分けて二つである。
南入場門の詳しい様子は前回のレポートでご紹介したので割愛するが、一応南入場門の脇にはこんな感じで、休憩スペースと、その奥には謎の建屋が存在している。建屋は現在は一般人は立ち入れないようになっていて中がどうなっているのかは分からないが、昔は何に使われていたんだろうか。あの窓のつき方だと投票所の跡地にも見えなくはないが・・・。
一応南入場門付近もスタンドから見下ろしておこう。
南入場門からも屋根付きの通路があるのがお分かりいただけるほか、スタンドも一部が南入場門の方に突き出しているのがお分かりいただけることと思う。そして、先ほどの休憩スペースの脇はすぐパドックだ。
そしてスタンドの裏にはこんな感じでパドックがある。
例によってこのパドックについても次回のレポートでみっちりやるため、ここではスタンドの裏にパドックがあるという配置的なところだけ押さえていただければOKだ。
パドックから見上げたスタンドの裏側はこんな感じ。結構広いが何がある訳でもなく、まあシンプルな感じだ。
ここまで見ていただいてお分かりのとおり、姫路競馬場はあまりごちゃごちゃしておらず、比較的シンプルな競馬場であると言える。
さて。淡々と進めていこう。
スタンドの一番奥、つまり西の端まで行くと、特にこれとった空間もなく、いきなり壁になり、このブログでも過去何度か取り上げた「暴力・ノミ行為の絶滅」という文言がドーンと掲げられている。文言自体は過去に暴動が起こった兵庫県競馬の歴史を示している感じでいろいろ考えてしまうところだが、とりあえずここではスタンドの一番西端まで行くと壁で途切れてしまうというところだけ覚えておいていただければと思います。
んで、その壁の向こうはこんな感じで、馬道、馬房、すなわち競走関係のバックヤードとなっているのだ。
さて。いかがでしたでしょうか。まとめると、正入場門とその周辺の建屋群、そしてスタンドとその裏手、すなわち南入場門とパドック、さらにはスタンドの西側のバックヤード、これがざっくりした姫路競馬場の全体像ということになります。内馬場とかコースも見ておいてもいいのだが、そのへんはまた後日個別に見ていければと思うので、今回のところはスタンド周りのおおよその雰囲気だけ掴んでおいていただければOKでございます。
ゆるゆるした展開が続いており恐縮ですが、次回からは一気に具体的になりまして、姫路競馬場のパドックを見てまいりますので、何卒お付き合いの程、よろしくお願いいたします・・・。
>>姫路競馬場レポートその23へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~
*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。
姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
姫路競馬場 その12 ~姫路競馬場 スタンド1階~
姫路競馬場 その13 ~姫路競馬場 スタンド2階~
姫路競馬場 その14 ~姫路競馬場 特観席~
姫路競馬場 その15 ~姫路競馬場 グルメふたたび~
PR
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(10/22)
(08/15)
(08/14)
(10/23)
(10/22)
プロフィール
HN:
荷桁勇矢
性別:
男性
職業:
若隠居
趣味:
逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド