そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

姫路競馬場　その３９　～姫路競馬場グルメあたりや～

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姫路競馬場のあたりや

＊姫路競馬場レポートの続編です。
　初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。今回も姫路競馬場のグルメでございます。

　前回のレポートで姫路競馬場グルメの概要をざっくりご説明いたしましたので、今回からは個別のお店の話にまいりたいと思います。まず口火を切るのは、食堂棟の「あたりや」でございます。特にあたりやが一番最初である必然性と言うのもないのですが、食堂棟の中でもっともスタンド寄りにあり、お店にも「１」という番号がふられているのでとりあえずこのお店からと思った次第でございます。

　姫路競馬場の食堂棟にあるお店は総じてメニューが多い傾向にあるのですが、あたりやはその中でもなかなかの品数を誇っています。予習なしに行ったら何を頼んでいいか分からず混乱すること請け合いですので、是非とも当ブログで事前リサーチの上、お出かけいただければと思います。それではまいりましょう。姫路競馬場グルメ、あたりやでございます...

　さて。そんな訳で姫路競馬場の食堂あたりやである。先述のとおり、食堂棟の中でも一番スタンド寄りにあるお店だ。スタンドから食堂棟に入ると最初にあるお店なので、呼び込みにからめとられるとついつい座ってしまうというお店でもある。この店がお目当てならいいが、奥の店も見て検討したいという方は強い意志を持って歩みを進めよう。

　見た目はこんな感じで、よくある公営レース場の食堂という感じだ。店内にもテーブルがあるが、基本的には表のテーブルで食べるように促される。まあ表のテーブル席のほうが広々としていて中継画面もいるので、そこは素直に従っておけばOKだ。

　何故かお店の横にはやたら立派なサワディー人形が鎮座している。お店の方がタイに行って買ってきたのか、常連さんがくれたのか・・・よく分からないが、誰がどうやってここに運んできたのか、気になるところではる。

　

　ちなみに、2008年、初めて姫路競馬場を訪問した際のあたりやはこんな感じであった。おでん鍋のところにいたおばあちゃんはもう引退されたのかしら・・・。ちょっと塗りなおされてはいるが、趣は当時とそんなに変わっていない感じだ。

　さて。ではあたりやの様子を見ていくことにしよう。先述のとおり、一見さんは余程のことがない限りこちらの表のテーブルに通されるのでそちらに腰かければOKだ。古いテーブルだが、広いし清潔感もあるので、何不自由ない感じである。

　モニターが見える位置へ腰かければさらにいい感じだ。食堂棟はややスタンドから離れているので馬券を仕込んでからこちらのモニターで観戦しながら酒を飲むというのもなかなかオツなものである。

　さて。かように観戦環境がいいお店だということが分かったところであたりやのメニューを見ていくことにしよう。まずは一品ものと飲み物だ。

　一品は揚げ物やカツ玉などボリューム感のあるおつまみが400円程度で揃っていてなかなかいい感じだ。街場の居酒屋でもこの手合いのメニューはけっこういい値段を取っていたりするので好感が持てる。

　酒は生ビール500円、チューハイ400円で、それ以外の焼酎やハイボールなんかは500円となっている。まあここについてはもう100円づつくらい安いと言うことないのだが、車で来る人もけっこういる姫路競馬場なのでそこまで求めるのは酷かもしれないな。勿論、他の店に比べて高いとか安いとかいう訳ではないのであしからず。

　さらには丼もの、麺類メニューだ。

　基本のカツ丼、親子丼に加えて、きつね丼など関西を感じさせるメニュー、焼き豚丼、唐揚げ丼など一品メニューやラーメンの具材を応用した丼ものもあって楽しい。カレーや麺類も同様で、一品で見かけたキムチがトッピングされたメニューが充実していたりとちょっとひねっているので、いろいろその日の気分で検討してくれたまへ。個人的には味噌カツ丼というのが気になる。なぜ関西のこの地で味噌カツ丼に行ったのか、どんな味噌カツ丼が出て来るのか・・・興味はあるが敢えてここで行く理由も思いつかないという謎の一品だ。

　メニューは写真つきで店頭にも掲出されているので、気になる方はこちらを見てくれ。基本的にはさっきの手元のメニューとラインナップは変わらないが、季節限定物なんかもあったりするかもしれないので一応ね。

　あと、ぶれてしまって申し訳ないが、ショーケースの中にはつまみやおかずが並んでいる。このショーケースの中のものと、めしと豚汁なんつーこともできるのでそういうのが好きな方は是非チェックを。

　あと、あたりやで忘れてはならないのはこちらのおでん。姫路はおでんが有名な街なのでご当地グルメの意味合いもある。夏はおでんでビール、冬はおでんで焼酎か熱燗、というのが姫路の正統的な楽しみ方であるぞ。

　
　という訳で、まずはおでんから実食。焼き豆腐、平天、牛すじだ。見ての通り美味そうである。姫路はおでんに生姜醤油をかけて食べるのがスタンダードなのだが（写真のおでんにもかかっているのがお分かりいただけるだろうか？）これがまた美味い。関西のわりとあっさりしたダシの旨さもありつつも生姜醤油のおかげでいい酒のアテになる感じだ。

　このおでんをアテに、麦焼酎の水割りをキメる。季節的に湯割りでも良かったのだが、なんとなくキリッと飲みたく、水割りにしてしまいました。500円だが、グラスも大きく、割り方も濃い目なので損した感じはなかったぞ。

　さらにメシものは牛めしカレーを食らう。いろいろあって迷ったが、何となくガッツリしたものが食べたく、これになった。

　ごはんの上には意外とあっさりした感じの牛を煮たものが乗る。牛丼の牛というよりは肉うどんの肉っぽい感じだったが、まあ美味しくいただけました。

　ちなみに2008年訪問時にあたりやでいただいたのはこちらのかき揚げ丼。かき揚げを卵でとじたものでこちらも美味であった。

　まだまだ掘り返しがいがあるお店なので、次回姫路訪問時にも是非いろいろ挑んでみたいものである。

　さて。そんな訳で、まずはあたりやさんでございました。次回以降しばらく姫路競馬場のグルメについてご紹介してまいりますので、よろしくお付き合いの程、お願いいたします・・・。