そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場　その２７　～グランドスタンド１・２階観覧席からのレース観戦～

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ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場

＊ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。今回もロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートでございます。

　ここまでのレポートでは執拗に競馬場のスタンド内をウロウロしてまいりましたが、今回はタイトルにありますとおり、スタンドから見たレースの風景をお伝えしてまいります。実際にこの観覧席からレースを見たときにどんな感じで見ることができて、また、どんな雰囲気なのかというのは多くの旅打ちファンにとっては気になるところかと思います。まあ中には気にならないという方もいらっしゃるかもしれませんが、どんな人が読んでいようがおかまいなしに自分のレポートしたいことをレポートするというのがこのブログのポリシーですので、そこはご了承くだされ。

　尚、例に寄っての注釈ですが、スタンドから見たレースの模様についてはここよりお安い席でもご紹介しておりまして、それも気になるという方はこちらを。さらにレース観戦風景よりも観覧席そのものの様子が知りたいという方はこちらをご覧ください。尚、繰り返し申し上げております通りグランドスタンドの観覧席は１・２階と３・４階の２層に分かれておりますので、それぞれに分けてレポートし、今回は１・２階部分から見たレースの様子と言うことになります。

　それでは、前置きが長くなりましたがまいりましょう。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場、グランドスタンドの１・２階から見た、レース風景でございます...

　と言う訳でさっそく、マーォ！ラーォ！である。

　マーォ！ラーォ！の意味が分からない方はこちらのレポートを熟読していただきたいのだが、とりあえずグランドスタンドエリアの１・２階からレースを見ようと思った場合はこちらのターフビジョンが切っても切り離せない存在となる。

　ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場のターフビジョンは直線走路の中ほどにひとつだけあり、そんなに大きくもないため（むしろビジョンだけで言えば廃止になってしまったロイヤルターフクラブ競馬場のほうが立派であったし数も２つだったな）、グランドスタンドエリアの１階がその恩恵を最も受けられるという構造になっている。

　当然のことながら写真のように向こう上面で行われるスタートなんかはビジョンで見ることになるし、その後のレースの道中の様子なんかも基本的にはビジョンに頼ることになる。現地の競馬オヤジたちは入場門の前で借りられるレンタル双眼鏡なんかを駆使してはいるものの、観光客には敷居が高いため、とりあえずビジョンを見ておくのが無難であろう。ちなみにビジョンと同じ映像は場内のモニターでも流れております。
　

　さて。そんな流れでスタートした馬の一群は１・２階席からでも肉眼で捉えることが可能だ。

　場所によってはクラブハウスやゴルフの施設（この競馬場の内馬場はゴルフ場になっているのだ）などの障害物があって馬の姿が見えないこともあるのだが、まあそのあたりはビジョンで補うというのがデフォである。

　観客もこのあたりだと双眼鏡を使用している人は少数派という感じだ。まあビジョンの前に陣取っていればそりゃそうだよねって感じではあるが。

　スタートからしばらくの先行争いは激しい。これまでのレポートでも何度か申し上げているが、基本的にタイの競馬は行った行ったなのでこのあたりで買っている馬が後方にいたりすると、わりともう絶望的なのだ。お客さんたちもワーワー言いながらビジョンにくぎ付けになっている。

　コーナーに差し掛かると、いよいよ各馬の様子が分からないのでビジョンへの依存度が上がる。

　そして４コーナーをまわると、だいたい上位入線馬は絞り込まれている。このあたりまではガッツリビジョンで確認しておく必要がある。

　そして自分が買っている馬が上位でやってきたらとにかく周りのオヤジたちと一緒に叫べ！叫びまくるんだ！ここで叫ぶために予想し、馬券を買うのがタイ競馬の醍醐味なんだ！

　スタンドとコースが近いので日本の競馬場のように前のほうで見ていると逆に目線が高くて見づらいなんてこともなくいい感じである。

　ゴール前の角度もバッチリだ。非常にいい感じで見ることが可能である。

　さらにレース終了後もこうして引き上げてくる騎手たちを眺めることが可能だ。このレースの前後に本馬場と裏を行き来する通路はグランドスタンドの１・２階観覧席にあるので、ここの様子を観察したいという方は是非こちらへ。

　先ほどは最前列に近いところから見たレース風景だったが、お次は、ちょっと上の方に上がったあたりからのレースを見ていくことにしよう。ちょうど１・２階観覧席の屋根があるあたりまで入ったあたりのイメージだ。競馬オヤジで溢れかえる比較的ドヤドヤした一画である。

　ご覧のとおり、ここからでも特に不自由なく観戦が可能。屋根があるので、撮影にはちょっと不向きかもね。

　夕暮れ時のレースでも見てのとおり活況だ。というか都心にあるんだから平日にナイターとかやってもよさそうなもんだが、多分法律的に縛りがあるんでしょうな。

　さて。そんな訳で、まずはグランドスタンドの１・２階観覧席から見たレース観戦の模様をお伝えしてまいりました。だいたいどんな角度で見られるかってところはお分かりいただけたでしょうか？

　お次は例によって３・４階から見たレースがどんな感じかというのをやってまいりますので、引き続きお付き合いの程、よろしくお願いいたします・・・。