日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > コラート競馬場 > コラート競馬場 その2 ~バンコクからコラートへ向かう~
コラートに行く道中にあるラムタコンダム
*コラート競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はコラート競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。今回もコラート競馬場レポートですので引き続きよろしくお願いいたします。
さて、前回のレポートの最後でも申し上げた通り、今回競馬場に行くにあたってはタイ在住の友人が手配した車で行くことになりました。本当は公共交通機関を使って行った方が後に旅打ちする方の参考になるとは分かってはいるのですが、ご了承いただければと思います。車で移動しているだけなのであまり読者の皆さんにとって役に立つレポートとはならないとは思いますが、ひとまず今回のレポートではバンコクからコラートへ移動する道中の様子をご紹介できればと思いますので、ひとまずゆるゆるとお付き合いいただけますと幸いです...
さて。そんなわけでバンコクからコラートへの移動である。上のマップを見ていただければ分かる通り、260キロほどの距離があり、車で3~4時間かかる道中だ。
今回の旅程は2019年11月28日(木)に東京からバンコクへ移動し、翌29日(金)にバンコクからコラートへ移動。30日(土)にコラート競馬観戦、31日(日)にコラートからバンコクへ戻り、12月1日(日)の深夜の便でバンコクから東京へ戻るというものであった。
後程詳しくやるがコラート競馬場は通年での開催日程が発表されておらず「毎週土曜日開催だが祝日の場合は日曜日にふりかえ」という感じでゆるく週一回くらい開催されている競馬場である。一応30日の土曜日に競馬はやっているだろうという前提だが、最悪こちらが把握していなかった事情で日曜日にずれたとしても日曜日の夜ないし月曜日を使ってコラートからバンコクまで戻れるという旅程を組んでおいた。チェンマイ、コラート、ウドンターニーなどタイの地方の競馬場はだいたいそんな感じの開催日程なので過去の開催日程をしっかり見てそもそも開催がなさそうな週を避けつつ、頻繁にタイを訪問できるという人以外は土日どちらでも対応できるような旅程を組んでおくのが無難である。
という訳で、2019年11月28日夕方、バンコクに降り立った荷桁はまずは市内の宿に移動。その後翌日以降行動を共にする友人と食事をして、翌朝手配した車でホテルまで迎えに来てもらうことになった。
翌朝、愛想のいいタイ人の運転手さんが運転する車に友人が乗ってやってきた。ご丁寧に「昨日の晩に屋台で買った」というフライドチキンなどのおつまみ類と保冷ケースに大量のビアシン(シンハビール)の缶が入れられている。流石、よくわかっているじゃないか笑
という訳で、朝っぱらからビアシンで乾杯して、パンチの効いたつまみを食べながらコラートへ向かう。休日の午前中ということもあってか、道は空いているようだ。
基本的には下道なのだが、長距離用に整備されている感じで走りやすい感じである。ロードサイドにはコンビニやサービスエリア的なものがありトイレ休憩的なものも特に問題なくできる。このあたりはバス旅とは違いますな。
バンコクから離れるとけっこう田舎っぽい道になる。しばらくはこんな感じの道が続いていく。
道中車窓からはよく分からない大仏が見える。友人も運転手さんもまったく反応していないので、このレベル感の大仏はタイならどこにでもあるのかもしれないな。
しばらくいくとハイウェイのようなものが現れた。友人に聞くと、建設中の高速道路のようだ。これができるとバンコクーコラートは2時間ほどになるようで、余裕で日帰りで競馬を見に行けるようになるぞとのことだった。鉄道もそうだが、タイあたりだとまだまだインパクトのあるインフラができていく余地があるんだのう。
ナコーンラーチャーシーマ(コラート)への標識も現れてくる。順調な道中だ。
昼前くらいの時間にちょうどラムタコンダムというちょっとした観光スポットのあたりに差し掛かるということでそこで昼飯を食べようということになった。
ラムタコンダムはいわゆるダム湖である。その湖畔にこんな感じの簡素な食事処がある。あばら屋でもなくテントと敷物というのがタイらしくていいが、ここでのんびり昼飯を食うことになった。
非常に天気がいいが、これは荷桁が晴れ男という訳ではなく、この時期のタイは乾季なのでだいたいこんな感じの天気が続くのだ。タイみたいに雨季とか乾季とかある国では「雨男」とか「晴れ男」とかいう概念はあるのだろうか・・・。
とりあえず、このダム湖で獲れたものなのか、全然違うところから持ってきたものなのかよく分からないが、白身魚の塩焼きをメインディッシュでワイワイ昼飯を食べる。運転手さんも一緒にワイワイ食べるとなんだか現地人になった気分である。
メシを食ってからしばらく、ラムタコンダム脇を散策した。食事処以外のところには公園というレベル感でもないが、一応湖を一望できるところなんかもあったりする。
それにしてもいい天気だ。やはり乾季のタイは最高である。
ふと対岸に目を遣ると、国鉄の汽車が走っていた。この距離でも見るからにゆっくりのんびりと機関車が客車をひいている。いろいろと評判のよろしくないタイ国鉄ではあるが、あれはあれで一度くらい乗ってみてもいいかもしれないね。
その後も休憩をはさんだり、よく分からない小さな市場をのぞいたり、道端の屋台で果物を食ったりしながら、のんびりとコラートへ向かう。
そんなこんなしているうちに、コラート市街地に到着。さすがに市街地に入ると車が多いですね。
という訳で、夕方頃にコラートの宿に到着。ひとまずあちこちより道したものの無事にコラートまで来ることができた訳だ。公共交通機関で行くのがセオリーではあるが、たまには友人とこういう旅もありですな。
さて。競馬のためについにコラートまで来てしまったわけで、さっそく競馬場へいきたいところではありますが、次回のレポートではいったんコラートという街がどんなのかというところの話をしておければと思いますので、退屈かもしれませんがお付き合いをいただけますと幸いです・・・。
>>コラート競馬場レポートその3へ
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