日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 帯広競馬場 > 帯広競馬場 その4 ~進むばんえい十勝~
やや見づらいが、ばんえい競馬場のゴール地点付近にはそりに積んで馬が引いてきた重りを再びスタート地点に戻すための極小鉄道路線がある。先頭でがんばる機関車はどう見てもDE10形ディーゼル機関車を模倣したとしか思えないのだが・・・。
*帯広競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は帯広競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、帯広競馬場です。
競馬場に限らず公営レース場というのは面白いもので、時代と共に進化をするということがあまりない空間だ。ビジネスモデルが馬券を販売するというものなのでその機能があれば充分だし、法律とかも厳しいので、時代に合わせて業態を変えていくという感じでもないのであろう。だからこそ訪問するのが面白いというところではあるのだが...
そんな中で帯広競馬場は、現在色々と新たな取り組みを行っている競馬場だ。
2010年の8月には、帯広競馬場の敷地内に「とかちむら」というレストランや産直市場を併設した総合観光施設もオープンし、競馬以外のものもいろいろと楽しむことが可能になっている。もちろん作ったほうからすればこういう施設に来ていただくついでに馬券も買ってくださいということなんだろうけど。こういう取り組みはおそらく全国で初だ。
確かに、帯広市中心部の観光にばんえい競馬は当然アリだと思う。より観光と組み合わせやすくするために、現在は全レースナイターでの開催になっているが、土・日曜日や祝日には昼間のレースを増やしてみてもいいのではないだろうか。場外発売が頼みの綱だとそういうわけにもいかないのかな。
問題としては帯広市中心部自体があまり観光の拠点として機能していないことか。十勝の観光となるとどうしても自然体験や温泉が中心になるので郊外の温泉リゾート的なところに宿泊することが増えるだろう。それに対し、市の中心部は観光の拠点としてはもうワンパンチ足りない感じだ。比較的近い十勝川温泉などから無料バスがあってもいい気がするのだが・・・。
ちなみに走路の奥では何やら小麦のようなものが栽培されていた。平坦な土地ではとりあえず作物を作ると言う北海道民の魂を感じた。
えらそうにぐだぐだ述べましたが、ばんえい頑張れということが言いたいわけです。
さて、とはいえ荷桁が行った2008年時点では当然、そんな複合施設は存在しないので、メシを食うにも場内の食堂で食べるしかないわけだ。
今回頂いたのはこちらのカレーラーメン。一応帯広名物と銘打ってあったのだが、ネーミングからの予想通り、ラーメンにカレーライス用と思われるカレールーをかけて完成という一品。味も予想通り、カレーのかかったラーメンなので当然のごとく子ども舌の荷桁にはパーフェクトに美味いという、いろいろと予定調和な食べ物だ。ご飯が欲しくなる。
さすがに帯広だけあって、9月でも夜は結構冷えるのでこういうのがあると助かるのだ。そのへんにありそうであまりないB級グルメなのでもし機会があれば食してみてください。繰り返しますが、味は予想通りです。
ちなみにこんなパンもあるので、興味があれば食べてみてくださいな。
腹も満たされたあたりで外へ出ると、日も暮れかけていよいよナイターレースが始まる。
ばんえい競馬売り上げ回復の目玉として導入されたナイター施設。これによってさらに観光要素が強くなったと言えよう。
レースのほうはちょっと肉眼ではよく分からなくなってしまうので、走路脇のエキサイティングゾーンまで行くかテレビで見るかしかなくなってしまうのだが、せっかくなので走路脇で楽しんでみるのがいいと思いまっせ。
さて、ひとまずこの回で帯広競馬場レポートを終わりにし、次回は札幌競馬場に移動することにする。
何故か最近になって北海道出身の友人や北海道に転居することになった友人が何人かできたので、ばんえい競馬が廃止にならなければ彼らと共にそのうちまた訪問する機会もあるだろう...
帯広駅からバスがある。駅から歩きたくないということであればこれを使うしかないが、190円と有料。運行は十勝バス。
・○対抗
天気が良ければ帯広駅から歩ける。20分ほど。道も難しくはない。
・▲穴
穴、というか空港から競馬場というバスができたようだ。1000円。航空機到着後15分で出発ということなので時間は注意。
帯広駅周辺にしかビジネスホテルはない。
ホテルルートイン帯広駅前
ホテルパコ帯広
天然温泉 白樺の湯 ドーミーイン帯広
このあたりが温泉もついている都心の宿。競馬場へも歩いて行ける。帯広は飲食店も多いので夜の一杯も楽しい。
・○対抗
もちろん本文で触れているように、ゴージャスにいくなら十勝川温泉などもいい。複数人でタクシー移動が理想。
十勝川温泉 観月苑
十勝川温泉 富士ホテル
主なレース:
一応、平地の競走と同じようなばんえいダービー、ばんえいオークスなどのクラシック(?)や、ばんえいグランプリ、帯広記念などの古馬レースも多彩。
おまけ:
帯広名物豚丼。普通に旨かった。競馬場でも市内の専門店でも食べられます。
>>次の記事へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
旭川競馬場 その1 ~北に競馬があるから~
盛岡競馬場 その1 ~天国に一番近い競馬場~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
ポンパノパーク競馬場 その1 ~アメリカのハーネスレース~
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
*帯広競馬場に関する記事は以下にもあります。
帯広競馬場 その1 ~富良野をぬけて帯広へ~
帯広競馬場 その2 ~ばんえい競馬~
帯広競馬場 その3 ~あえての2階~
帯広競馬場 その4 ~進むばんえい十勝~
2010年の8月には、帯広競馬場の敷地内に「とかちむら」というレストランや産直市場を併設した総合観光施設もオープンし、競馬以外のものもいろいろと楽しむことが可能になっている。もちろん作ったほうからすればこういう施設に来ていただくついでに馬券も買ってくださいということなんだろうけど。こういう取り組みはおそらく全国で初だ。
確かに、帯広市中心部の観光にばんえい競馬は当然アリだと思う。より観光と組み合わせやすくするために、現在は全レースナイターでの開催になっているが、土・日曜日や祝日には昼間のレースを増やしてみてもいいのではないだろうか。場外発売が頼みの綱だとそういうわけにもいかないのかな。
問題としては帯広市中心部自体があまり観光の拠点として機能していないことか。十勝の観光となるとどうしても自然体験や温泉が中心になるので郊外の温泉リゾート的なところに宿泊することが増えるだろう。それに対し、市の中心部は観光の拠点としてはもうワンパンチ足りない感じだ。比較的近い十勝川温泉などから無料バスがあってもいい気がするのだが・・・。
ちなみに走路の奥では何やら小麦のようなものが栽培されていた。平坦な土地ではとりあえず作物を作ると言う北海道民の魂を感じた。
えらそうにぐだぐだ述べましたが、ばんえい頑張れということが言いたいわけです。
さて、とはいえ荷桁が行った2008年時点では当然、そんな複合施設は存在しないので、メシを食うにも場内の食堂で食べるしかないわけだ。
今回頂いたのはこちらのカレーラーメン。一応帯広名物と銘打ってあったのだが、ネーミングからの予想通り、ラーメンにカレーライス用と思われるカレールーをかけて完成という一品。味も予想通り、カレーのかかったラーメンなので当然のごとく子ども舌の荷桁にはパーフェクトに美味いという、いろいろと予定調和な食べ物だ。ご飯が欲しくなる。
さすがに帯広だけあって、9月でも夜は結構冷えるのでこういうのがあると助かるのだ。そのへんにありそうであまりないB級グルメなのでもし機会があれば食してみてください。繰り返しますが、味は予想通りです。
ちなみにこんなパンもあるので、興味があれば食べてみてくださいな。
腹も満たされたあたりで外へ出ると、日も暮れかけていよいよナイターレースが始まる。
ばんえい競馬売り上げ回復の目玉として導入されたナイター施設。これによってさらに観光要素が強くなったと言えよう。
レースのほうはちょっと肉眼ではよく分からなくなってしまうので、走路脇のエキサイティングゾーンまで行くかテレビで見るかしかなくなってしまうのだが、せっかくなので走路脇で楽しんでみるのがいいと思いまっせ。
さて、ひとまずこの回で帯広競馬場レポートを終わりにし、次回は札幌競馬場に移動することにする。
何故か最近になって北海道出身の友人や北海道に転居することになった友人が何人かできたので、ばんえい競馬が廃止にならなければ彼らと共にそのうちまた訪問する機会もあるだろう...
帯広競馬場 アクセス:
・◎本命帯広駅からバスがある。駅から歩きたくないということであればこれを使うしかないが、190円と有料。運行は十勝バス。
・○対抗
天気が良ければ帯広駅から歩ける。20分ほど。道も難しくはない。
・▲穴
穴、というか空港から競馬場というバスができたようだ。1000円。航空機到着後15分で出発ということなので時間は注意。
帯広競馬場 宿泊:
・◎本命帯広駅周辺にしかビジネスホテルはない。
ホテルルートイン帯広駅前
ホテルパコ帯広
天然温泉 白樺の湯 ドーミーイン帯広
このあたりが温泉もついている都心の宿。競馬場へも歩いて行ける。帯広は飲食店も多いので夜の一杯も楽しい。
・○対抗
もちろん本文で触れているように、ゴージャスにいくなら十勝川温泉などもいい。複数人でタクシー移動が理想。
十勝川温泉 観月苑
十勝川温泉 富士ホテル
主なレース:
一応、平地の競走と同じようなばんえいダービー、ばんえいオークスなどのクラシック(?)や、ばんえいグランプリ、帯広記念などの古馬レースも多彩。
おまけ:
帯広名物豚丼。普通に旨かった。競馬場でも市内の専門店でも食べられます。
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*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
旭川競馬場 その1 ~北に競馬があるから~
盛岡競馬場 その1 ~天国に一番近い競馬場~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
ポンパノパーク競馬場 その1 ~アメリカのハーネスレース~
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
*帯広競馬場に関する記事は以下にもあります。
帯広競馬場 その1 ~富良野をぬけて帯広へ~
帯広競馬場 その2 ~ばんえい競馬~
帯広競馬場 その3 ~あえての2階~
帯広競馬場 その4 ~進むばんえい十勝~
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男性
職業:
若隠居
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逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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