日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > イポー競馬場 > イポー競馬場 その11 ~イポー競馬場 スタンド2階 冷房コーナー~

イポー競馬場の冷房コーナーの観覧席
*イポー競馬場レポートのつづきです。
初めからお読みになる方はイポー競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。今回もイポー競馬場レポートを続けてまいります。
前回はイポー競馬場の鉄火場ゾーンということで、2階フロアのうち、特に馬券の販売や場外モニターの観戦で熱くなっているエリアについてご紹介をいたしました。今回は、同じ2階フロアにあって、追加料金を支払うと入れる「冷房コーナー」へと潜入してみたいと思います。
まあ一応有料特観席という位置づけにはなるのですが、なんとなく、多くの皆さまの想像するところである日本の中央競馬の特観席とは異なり、どちらかと言えば「田舎の古い競輪場の、比較的安価な特観席」といった趣といった感じでございます。まあ、こんなたとえ話をしたところで、実際に競輪場の特観席に入ったことがある人がどれだけいるのかという話にはなってくるのではありますが、ひとまず見ていければと思います。
ってなわけでまいりましょう。イポー競馬場の冷房コーナーでございます...

さて。っつーわけで、イポー競馬場の冷房コーナーだ。例によってお手製のフロアマップをご用意したので、冷房コーナーの位置関係をまずは確認しておこう。
冷房コーナーは見ていただいた通り、スタンドの中央付近にある。コーナーへの出入口は図で言うところの、オレンジ(橙)の売り場と緑の売り場の間くらいの位置にあるようなイメージになる。
また冷房コーナーとそのすぐ下にある「外席」は出入りが可能だ。

いったん冷房コーナーを外観から見ていこう。
こんな感じで、イポー競馬場の冷房コーナーはガラス張りの席になっている。まあこれはもちろん、レースが見えるようにこうなっているわけだが、コースに面した前側だけでなく横の面もしっかりガラス張りになっており、4コーナーからのレースの見やすさに一定の配慮がされているような感じではある。

横の面にフォーカスして、一般席から冷房コーナーを見るとこんな感じ。
わりと簡単に中が覗き込めるようになっているので、一般席の人も中に誰がいるのか分かるし、中の人も、外から覗かれているというのが分かるような感じになっている。まあガラス張りにするということは要するにそういうことなのだが。

ちなみにガラス張りになっているところの前側の外席も、一応一般エリアからは柵で区切られている。
ここまで見ていただいて分かる通り、けっこう冷房コーナーは一般エリアからは厳密に分けられていると言えるのだ。


冒頭申し上げた通り、イポー競馬場の冷房コーナーに入るには入場料9リンギットに加えて、追加料金で6リンギットの別料金が必要だ。
入場の際は下の白いチケットが必要なので、チケット売り場で忘れず購入するように(価格やチケットの色はいずれも訪問時なのでご留意ください)。

さて。こちらが、冷房コーナーの入口である。
入口は広いのだが、どーんと開放されている感じではなく一番左の、緑の売り場の脇にいる軍人のような警備員のいるところから入るようなイメージになる。もちろんさっきのチケットを警備員に見せてご入場となる。

冷房コーナーの中は、一般コーナーと比べて、冷房が効いているのはもちろんではあるが、それ以外の部分は特別何か綺麗になっているとか豪華になっている感じではない。同じような床で同じカラーリングの売り場が広がっているという感じだ。

見ての通り、一般席からの延長のような形で緑の売り場が片側に広がっている。

この緑の売り場の終点のところには売店がある。さっきのフロアマップに戻っていただくと分かりやすいが、この売店は、外側の一般席にある売店と壁一枚隔ててつながっており、行き来もできるようであった。

もう反対側も、同じように、一般席からの延長のような形でオレンジ(橙)の売り場がある。

先ほどの緑の売り場と合わせても稼働している窓口の絶対数が少ないので、特観席的な位置づけではありつつ、締め切り前はけっこう窓口には列ができる。こういう現象は地方競馬の特観席でもわりとあるあるではあるので、ものすごく目くじらを立てるようなものでもないのだが、まあ、馬券の購入はお早めに、ということですな。

馬券売り場の次はテーブル席や観覧席を見ていくことにしよう。

イポー競馬場の冷房コーナーにはこんな感じで予想に使えるテーブル席が設置されている。

まあ、テーブル席とは言っても、そう大したものではなく、普通のテーブルと、多少フカフカした感じの椅子が置いてある程度の席だ。

一応番号がふられていて、利用には何かまた別途料金などが必要なのかもだが、荷桁が見ている限り、よく分からない感じであった。

テーブル席の周りには本場中継・オッズ、場外中継・オッズと、多数のモニターが設置されており、なかなか快適な観戦環境となっている。









まあ、見ての通り、別途料金の冷房席とは言え、現地競馬オヤジたちがワイワイと馬券を買って、観戦して叫んでいるという部分では、そう一般席と雰囲気が変わるわけではない。座って観ている分、多少落ち着いてはいるが(一部、立ってガン見している人もおると言えばおるが)、まあイポー競馬オヤジたちであることに変わりはないかという感じだ。

ちなみに冷房コーナーには物売りもやってくる。一般席にもいるオッサンだが、売店が貧弱な冷房コーナーではつまみやなんかを買うのに便利な存在だ。


ちなみに、もう皆さんお気づきだと思うが、冷房コーナーも別途料金の席とは言え、そんなに清潔ではない。一般席と同じようにハズレ馬券は床に捨てられ、みんな大好き、ヒマワリの種の殻も当然のごとく床にまき散らされという感じだ。一般席のカオスっぷりに比べたら多少マシではあるが、まあ変に期待はしない方がいいという感じですな。

さて、テーブル席の次は、観覧席の様子を見ていこう。
この写真の通り、冷房コーナーも一般席と同じように、一番上に馬券売り場やテーブル席があり、そこから下方にかけて観覧席が広がっているという作りになっている。

座席は6列ほど。比較的ゆったりとした作りになっている。

座席は金属製で、ふわふわ感はないが、暑いマレーシアの気候で、クーラーでキンキンに冷やした部屋においては、金属製のひんやりした椅子というのが案外いいのかもしれない。背もたれもあり、幅も広いので、座り心地自体は悪くないぞ。

冷房席では基本的に、この椅子にゆったり腰掛けて、レース観戦ということになる。

冒頭観た通り、冷房コーナーはガラス張りになっているので、レースも観やすい。ちなみに、ガラス張りではあるが、外席への出入り口もあるので、外に出ての観戦も可能だ。



座席からでも最後の直線走路はバッチリ見ることができる。また2つあるパドックのうちひとつも目の前にあるので、パドックを見るにあたっても、座席から快適に見られるというわけだ。



この座席の頭上にも、モニターが多数設置されているのがうれしい。オッズを見ながらここで馬券を検討したり、場外のレースも座ってたまま観戦できるぞ。

では最後に、冷房コーナーの外席を見ていくことにしよう。冷房コーナーの外席というと矛盾しているようだが、要は冷房コーナーの券を買った人しか行けない外席のようなものだ。

冷房コーナーの外席はこんな感じで、座席があるバルコニーのような感じになっている。冷房コーナーの座席の最下部にあるガラスの扉で出入りが可能だ。前述の通り、一般席の観覧席とは柵で隔てられており、行き来はできない。

座席は、室内がそうであったように、一般席と清潔感という意味ではそう大差はない。場所と客層が少しだけマシといった感覚でいるのがやはりよいだろう。


そんな冷房コーナーだが、お隣にあるVIPコーナーとはこんな感じで柵で隔てられている。奥のパドックや1コーナーの様子が見えるよう、ここも透明なガラスで隔てられている。

透明なガラスで隔てられている分、逆にちょっとVIP(馬主などの関係者)との格差を感じてしまうところがあるのだが、まあ、こればっかりは仕方ない。あっちのほうが2個あるパドックのうち1個目のパドックがよく見えるんですよね(パドックのレポートはまた後日ゆっくりします)。

というわけで、最後はやや切なくなりましたが、イポー競馬場の冷房コーナーでございました。6リンギット追加料金ということにはなりますが、そんなにお大尽な感じでもなく、フツーにクーラーがきいている、肩ひじ張らない空間と言う感じなので、イポー競馬場に行く際は、一応この冷房コーナーのチケットも買っておくと、休憩などの際にはいいんじゃないのかなと思います!
次回以降もイポー競馬場レポート、続きます...
>>イポー競馬場レポートその12へ
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