日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > フェアグラウンズ競馬場 > フェアグラウンズ競馬場 その1 〜ニューオーリンズに競馬しにきた〜
ひたすら美しいペンサコーラビーチ。
*アメリカ競馬場巡りレポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
いやっほい!ペンサコーラビーチ!
というわけで、調子に乗りすぎだとクレームが来そうなテンションで、アメリカ競馬訪問記の第3弾と行こうと思います。
ガルフストリームパーク競馬場、ポンパノパーク競馬場と2カ所の競馬場をまわった、荷桁と同行者Sは、次なる目的地であるニューオーリンズに向けて車を西へ西へと走らせた。
ポンパノパークに行った翌日に、フロリダ州の州都タラハシーまで車を走らせ、宿泊。さらにその翌日、タラハシーから南下し、メキシコ湾沿いの道を西へ西へと走り、ペンサコーラに到着。その道すがら、あまりに奇麗な海だということで、撮影したのが冒頭のペンサコーラ・ビーチの写真である。
さて、ペンサコーラで宿泊をして(実はペンサコーラのドッグレース場にも行ったのだが、ここでは割愛しよう。場外だけだったし)、またひたすら何もない道を西へ西へと車を走らせる。
途中、モービル、ビロクシなどの小さな街に立ち寄りつつ、西を目指す。
小さい町でもギョッとするような摩天楼が建っていてびっくりするのがアメリカらしくていい。
なかなか競馬をやっている街にめぐりあえないが、次なる目的地はアメリカ南部の都市、ニューオーリンズである。
ってなわけで、ポンパノパークから3日経って、ようやく次なる競馬の地であるニューオーリンズまでやってきたわけであります。
ニューオーリンズに関しては、今更説明はいらないだろうが、アメリカ、中南部の中心都市である。高校世界史を思い出していただければいいのだが、かつてフランスの植民地であった「ルイジアナ」の中心地である。
フランスの植民地であったこともあり、この街の雰囲気はややアメリカの他の街に比べて、どことなくフランス的な町並みを残している。また、フランス系移民の影響を受けた、ジャンバラヤやガンボなどで有名なケイジャン料理を味わえる街でもありメシが美味いことでも定評がある。また音楽で言えば、ジャズの発祥地としても超有名な土地である。
観光もしてみたが実際問題、観光地としても非常におすすめ。何をせよというわけではないが夜の街を歩いているだけでも楽しい街だ。
ニューオーリンズの中心地フレンチクォーターで一番有名な通りであるバーボンストリート。一晩中ジャズの音色が響き、飲み歩くには最高の通りである。
こんな歴史と文化の香り高いニューオーリンズにある競馬場というのが、今回よりご紹介する、フェアグラウンズ競馬場である。
歴史ある街にあるだけあって、この競馬場の歴史は古く、その起源は1852年にまでさかのぼる。南北戦争をも乗り越えて、閉鎖やら中止を挟みつつも脈々と続いているというのは凄まじいことなのだ。
ビッグレースもなく、日本ではあまり知られていないこの競馬場だが、実はアメリカではピムリコ競馬場やサラトガ競馬場に次いで3番目に古い競馬場という位置づけになっている由緒正しい競馬場なのだ。
しかし現在、この競馬場ではG1は行われておらず、ルイジアナダービーなどのG2競走までしか行われていない、世界的にみればどちらかというとマイナーな競馬場と言えよう。
荷桁が訪れたのはニューオーリンズに到着した翌日、2009年の2月7日のことだった。この日の競馬新聞を紛失してしまったのでうろ覚えなのだが、(出てきたら正確な情報上げます)、この日の第1レースは午後の1時くらいからだったため、フレンチクォーターの生ガキのレストランで昼飯を食ってから行った記憶がある。
大きな地図で見る
ひとまずアクセスの話をするが、フェアグラウンズ競馬場は中心市街地からそんなに遠くはない。見ての通り、地図の左上のほうにあるのがフェアグラウンズ競馬場だ。
地図で言うところの、ルイアームストロング・パーク近くの川の北岸がいわゆる、フレンチクォーターと呼ばれる観光のメッカで、ホテルやレストランなども多くがこの界隈に集まっている。
フレンチクォーターからなら道が混んでいなければ車で10分ー20分ほどで競馬場に行く事が可能だ。頑張れば歩いて行けなくはないだろうが、一応この街も治安がいい街というわけではないので、あまり冒険はせず、レンタカーかタクシーで行くのが無難だろう。
我々もちょいと早めの昼食の後、レンタカーで競馬場へと向かった。ちなみに荷桁たちは宿はニューオーリンズから川を隔てて対岸のSlidellという街のモーテルに泊まっていた。ニューオーリンズは観光地なので、宿が非常に高い。20分くらい車でかかるが、郊外に宿をとったほうが、宿代の節約にはなるぞ。多分半額くらいにはなる。
閑話休題。
こちらがフェアグラウンズ競馬場の入口。ちゃんと人が裁けているのか不思議なくらい簡素な感じだ。
入場料は取られた記憶がないのでここも無料だったと思われる(ちょっと曖昧です)。
ここの競馬場で少し怖いのが、競馬場に隣接した駐車場が小さい事だ。荷桁が行ったときはうまいこと空いていて停める事ができたが、ガルフストリームパークやポンパノパークのときのあの広大な駐車場に比べたら、非常に小さいことは事実である。レースの途中から行く場合等には充分注意していただきたい。駐車場は無料です。
さて、無事フェアグラウンズ競馬場に到着しましたので次回以降もフェアグラウンズ競馬場レポートといきましょう。
>>フェアグラウンズ競馬場レポートその2へ
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