日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ペナン競馬場 > ペナン競馬場 その3 ~灼熱のパドック~
ペナン競馬場パドック。
*ペナン競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
ペナン競馬場訪問記の第3弾です。
今回は、パドックから見ていきましょう。
ペナン競馬場のパドックはスタンドとコースの間の空間にある。ほとんど外ラチに面しているので、パドックを周回したらすぐに馬場に入ることが可能だ。この競馬場はスタンドとコースが離れているので、パドックも結構遠くになってしまう。もしパドックを見なければ予想ができないということであれば、熱帯の灼熱の太陽との戦いとなる...
こちらがペナン競馬場のパドック。
緑の芝にきちんとした通路と、しっかり整備されている美しいパドックだ。
走路に面した位置にあるため、当然のことながら、日光を防ぐ覆いなどはない。日焼けが苦手という方は日焼け止めは必須だろう。繰り返しになるが、マレーシアは熱帯なのでむちゃくちゃ暑い。なので現地のおっさんたちの中でもパドックに向かう人はそんなにはいない。みんなスタンドの日よけの下で検討しているか、場外発売のレースに夢中になっている。
まあ安い席ならば気になる馬がいれば、さっとパドックに駆け寄ることも可能であろうが、有料席はガラス張りなので、パドックには近づきづらいと思っていて間違いないだろう。
ちなみに、ペナン競馬場を走る馬は、多くがオーストラリアを中心とした南半球産のサラブレッドである。日本でもきいたことがある種牡馬の産駒もたまーに見受けられる。こんなことを言っては失礼かも知れないが、当地でも、きちんとしたサラブレッドの競馬が行われているのである。
そのかわりと言ってはなんだが、ジョッキーの顔ぶれは多彩だ。多民族国家ということもあろうが、いろいろな人種のジョッキーがいる。アジア系、東南アジア系、白人と実に多彩。異国で競馬している感じがあります。出稼ぎに来ているヨーロッパや香港、豪州の騎手もいるのかもしれない。
さすがにマレーシア競馬の騎手はマニアック過ぎて、検索してもなかなか出てこない。なんかこういうののまとめサイトでも作ってみようかしら。どうせまた見に行くんだろうし。
勝負服は日本と似ているものも多いが、大きなマークが胴にあったり、日本にはあまりない色を使っていたりするので、見ていておもしろい。
ちなみに訪問時のマレーシアリーディングジョッキーは一番下のスーパーマリオみたいなおっさん。名を I AZHAR という。わりと人気していることが多いのだが、荷桁訪問時はセランゴールをも含め、あまり頭で突き抜けるということはなかった。まあ、迷ったらこいつから買っておくのも手かもしれない。
パドックの中でぐるぐるしている騎手、そしてパドックを取り囲む観客の面々と、どれをとってもやはりこのマレーシアが多民族国家なんだなあ、ということをしみじみ実感する。
そして、いざレースとなれば、日本と変わらない、白熱した展開でレースが行われる。
現地のオヤジたちはそれに熱狂するのだ。
こんなにもいろいろな種類・国籍の人々を熱狂させる競馬ってすごいなあ、と思いつつ、ペナン競馬場、まだまだ次回以降も続けていきます・・・。
>>ペナン競馬場レポートその4へ
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