日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ソウル競馬場 > ソウル競馬場 その6 〜ソウル競馬 馬券購入方法〜
ソウル競馬場スタンド内
*ソウル競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はソウル競馬場レポートその1からどうぞ。
ソウル競馬場レポートのつづきです。
パドックをひとまわり見たら、当然のことながらお次ぎは馬券を買わなければなりません。今回はソウル競馬場の馬券の購入方法などを中心にレポートしていきたいと思います...
これまで、ソウル競馬場は日本の競馬場と似ているよ、という話をしてきたわけだが、馬券の購入に関しても日本とかなり似ていると言える。
こちらが馬券販売の窓口だ。ここで馬券の販売および払い戻しをしてくれる。有人窓口もあるし自動販売機もある。日本とおんなじだ。
どちらにおいても韓国語でもって口頭で馬券を購入する必要はなく、日本と同様マークカードに買い目を記入した上で窓口のおばさんにお金とともにそれを差し出すか販売機に挿入すればいい仕組みになっている。
こちらがソウル競馬場のマークカードである。
普段日本で競馬をしている方は見ただけで大体ピンと来るかもしれないが解説しておこう。
まず、一番上はレース場の選択だ。英語でもそう書いてあるので大丈夫であろう。
Sがソウル競馬場、BGが釜山慶南競馬場、Jが済州競馬場だ。場外発売もしているので、本場開催であってもきちんとマークせねばならない。
次がレースナンバー、要するに第何レースかを記入するところだ。これも問題ないだろう。
次の箱が馬券の式別と買い目、そして1点あたりの賭け金を記入するところである。
まず馬券の式別だが、これも英語圏で馬券を買った事がある方ならば分かりやすいと思うが、それぞれ、wと書いてあるのが単勝、Pが複勝、Qが馬連、Eが馬単、QPがワイド、Tが3連複である。一番右のCはキャンセル、つまり取り消しである。
その下が購入する馬番を記入する欄だ。日本で言うフォーメーションのように記入すればいい。
最後がよくわからないと思うのだが、これは賭ける金額を記入する欄である。左の細い字で書かれている4つの欄は100ウォン単位、つまり左から100ウォン、200ウォン、300ウォン、500ウォンとなる。その右の太字で書かれているのが1000ウォン単位、さらに右の細字の欄が10000ウォン単位となる。日本のマークカードに百円とか千円とか万円とか塗りつぶす欄があるのと近い。
ちなみに、2カ所塗りつぶすとその金額が合計されたものが1点当たりの購入金額となる(例:300ウォンと500ウォンを塗りつぶす=800ウォン)。
ここではたと気がつく方もおられようが、2012年現在のレートだと1000ウォンが70円ちょっとである。つまり韓国競馬では買い目1点あたり7円ほどから馬券が買えてしまうのである。
競馬には興味もあるし、馬券も好きだけど、手持ちもないし適当に遊べればいいやという方は小額から購入し楽しむ事もできるぞ。
こうして出てきたのがこちらの馬券だ。日本のものよりレシートっぽい感じがする。ほとんどがハングル語なので、一体何の馬券を買ったのかが後から見返しても分かりづらいのが難点ではある。
場内はかなり鉄火場っぽいというか、日本のウインズに近い雰囲気がある。床に座り込む癖は関西の競馬場や中山競馬場に近いものがあるか。
人数の多い開催日だったため、窓口には列ができたりしたが、べトナムの競馬場などと違って無理矢理な割り込みなどをしてくる人もあまり見受けられなかったので総じて問題なく馬券の購入は可能である。そもそも列を成して並ぶ事ができる民族ということに感謝せねばなるまい。
ただし韓国の人々で注意しなければならないのは、彼らは非常に喧嘩っぱやいということだ。何せ気に入らないことがあるとすぐ殴り合いを始めるようで、荷桁も韓国旅行の最中にたびたび地下鉄のホームなどで殴り合いをするおっさんを目撃した。ネコだましを繰り出してから下半身を攻撃するおっさんもいたので(見た目は至って普通)、かなり喧嘩慣れした感じだった。徴兵の際にある程度の訓練を受けるからかしら?
競馬場でもむなぐらをつかむくらいの小競り合いは目撃したので、あまりおっさん連中を刺激しないほうがいいだろう。だったら自分もバシャバシャ写真撮るなっつー話なのだが、そこはこのブログのため。しっかり危険を冒します。
そういうハードボイルドな雰囲気は勘弁してくれよという方にはこちらがおすすめ。
外国人案内所である。ソウル競馬場にはパスポートを持参すると無料で入れる外国人専用スペースがあるのでそちらに行けば現地の競馬オヤジたちから隔離された環境で競馬を楽しむことができるだろう。ちなみに荷桁は入らなかったので中の様子などは分かりません。
まあ、なんだかんだ言ってもかなり安全な競馬場ですので、安心して馬券を買っちゃってください。
>>ソウル競馬場レポートその7へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
セランゴール競馬場 その1 ~いざマレーシア競馬~
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫びのシンガポール競馬~
*ソウル競馬場に関する記事は以下にもあります。
ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
ソウル競馬場 その2 〜地下鉄に乗って競馬場へ〜
ソウル競馬場 その3 〜どこか日本っぽい競馬場〜
ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜
ソウル競馬場 その5 〜韓国女性騎手事情〜
ソウル競馬場 その6 〜ソウル競馬 馬券購入方法〜
ソウル競馬場 その7 〜ダート一本のでっかい競馬場〜
ソウル競馬場 その8 〜ソウル競馬攻略〜
ソウル競馬場 その9 〜とりあえず徘徊〜
ソウル競馬場 その10 〜スタンドの裏手には〜
ソウル競馬場 その11 〜突如の歌謡ショー〜
ソウル競馬場 その12 〜ソウル競馬場グルメ〜
ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜
こちらが馬券販売の窓口だ。ここで馬券の販売および払い戻しをしてくれる。有人窓口もあるし自動販売機もある。日本とおんなじだ。
どちらにおいても韓国語でもって口頭で馬券を購入する必要はなく、日本と同様マークカードに買い目を記入した上で窓口のおばさんにお金とともにそれを差し出すか販売機に挿入すればいい仕組みになっている。
こちらがソウル競馬場のマークカードである。
普段日本で競馬をしている方は見ただけで大体ピンと来るかもしれないが解説しておこう。
まず、一番上はレース場の選択だ。英語でもそう書いてあるので大丈夫であろう。
Sがソウル競馬場、BGが釜山慶南競馬場、Jが済州競馬場だ。場外発売もしているので、本場開催であってもきちんとマークせねばならない。
次がレースナンバー、要するに第何レースかを記入するところだ。これも問題ないだろう。
次の箱が馬券の式別と買い目、そして1点あたりの賭け金を記入するところである。
まず馬券の式別だが、これも英語圏で馬券を買った事がある方ならば分かりやすいと思うが、それぞれ、wと書いてあるのが単勝、Pが複勝、Qが馬連、Eが馬単、QPがワイド、Tが3連複である。一番右のCはキャンセル、つまり取り消しである。
その下が購入する馬番を記入する欄だ。日本で言うフォーメーションのように記入すればいい。
最後がよくわからないと思うのだが、これは賭ける金額を記入する欄である。左の細い字で書かれている4つの欄は100ウォン単位、つまり左から100ウォン、200ウォン、300ウォン、500ウォンとなる。その右の太字で書かれているのが1000ウォン単位、さらに右の細字の欄が10000ウォン単位となる。日本のマークカードに百円とか千円とか万円とか塗りつぶす欄があるのと近い。
ちなみに、2カ所塗りつぶすとその金額が合計されたものが1点当たりの購入金額となる(例:300ウォンと500ウォンを塗りつぶす=800ウォン)。
ここではたと気がつく方もおられようが、2012年現在のレートだと1000ウォンが70円ちょっとである。つまり韓国競馬では買い目1点あたり7円ほどから馬券が買えてしまうのである。
競馬には興味もあるし、馬券も好きだけど、手持ちもないし適当に遊べればいいやという方は小額から購入し楽しむ事もできるぞ。
こうして出てきたのがこちらの馬券だ。日本のものよりレシートっぽい感じがする。ほとんどがハングル語なので、一体何の馬券を買ったのかが後から見返しても分かりづらいのが難点ではある。
場内はかなり鉄火場っぽいというか、日本のウインズに近い雰囲気がある。床に座り込む癖は関西の競馬場や中山競馬場に近いものがあるか。
人数の多い開催日だったため、窓口には列ができたりしたが、べトナムの競馬場などと違って無理矢理な割り込みなどをしてくる人もあまり見受けられなかったので総じて問題なく馬券の購入は可能である。そもそも列を成して並ぶ事ができる民族ということに感謝せねばなるまい。
ただし韓国の人々で注意しなければならないのは、彼らは非常に喧嘩っぱやいということだ。何せ気に入らないことがあるとすぐ殴り合いを始めるようで、荷桁も韓国旅行の最中にたびたび地下鉄のホームなどで殴り合いをするおっさんを目撃した。ネコだましを繰り出してから下半身を攻撃するおっさんもいたので(見た目は至って普通)、かなり喧嘩慣れした感じだった。徴兵の際にある程度の訓練を受けるからかしら?
競馬場でもむなぐらをつかむくらいの小競り合いは目撃したので、あまりおっさん連中を刺激しないほうがいいだろう。だったら自分もバシャバシャ写真撮るなっつー話なのだが、そこはこのブログのため。しっかり危険を冒します。
そういうハードボイルドな雰囲気は勘弁してくれよという方にはこちらがおすすめ。
外国人案内所である。ソウル競馬場にはパスポートを持参すると無料で入れる外国人専用スペースがあるのでそちらに行けば現地の競馬オヤジたちから隔離された環境で競馬を楽しむことができるだろう。ちなみに荷桁は入らなかったので中の様子などは分かりません。
まあ、なんだかんだ言ってもかなり安全な競馬場ですので、安心して馬券を買っちゃってください。
>>ソウル競馬場レポートその7へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
セランゴール競馬場 その1 ~いざマレーシア競馬~
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫びのシンガポール競馬~
*ソウル競馬場に関する記事は以下にもあります。
ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
ソウル競馬場 その2 〜地下鉄に乗って競馬場へ〜
ソウル競馬場 その3 〜どこか日本っぽい競馬場〜
ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜
ソウル競馬場 その5 〜韓国女性騎手事情〜
ソウル競馬場 その6 〜ソウル競馬 馬券購入方法〜
ソウル競馬場 その7 〜ダート一本のでっかい競馬場〜
ソウル競馬場 その8 〜ソウル競馬攻略〜
ソウル競馬場 その9 〜とりあえず徘徊〜
ソウル競馬場 その10 〜スタンドの裏手には〜
ソウル競馬場 その11 〜突如の歌謡ショー〜
ソウル競馬場 その12 〜ソウル競馬場グルメ〜
ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜
PR
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(10/22)
(08/15)
(08/14)
(10/23)
(10/22)
プロフィール
HN:
荷桁勇矢
性別:
男性
職業:
若隠居
趣味:
逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド