ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜 そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場
ソウル競馬場スタンドで熱き視線を放つ競馬オヤジたち。


*ソウル競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はソウル競馬場レポートその1からどうぞ。






 さて、ソウル競馬場をうろうろしつつ、メシなどつまみつつしていると、ソウル競馬場もいつしか日も落ちてくる。しかし、ソウル競馬場ではそれでもなお競馬が続けられる。それはソウル競馬場がナイター設備を持った競馬場だからである...


Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場



 繰り返しになるが、この日のソウル競馬場は第1レースが14時20分、最終レースは21時ちょうどという時間になっている。夕方の8レースくらいから、徐々に日が落ちて行き、スタンドにもナイターの照明がともることになる。




Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場




 コースの側にも点々と明かりがともる。



 日本ではナイターを行う競馬場は大井、川崎、高知、帯広、門別などがあるが、どこも、大きな照明が数基あって全体の照明をまかなっている感じだが、ここでは小さな照明が間隔をつめて配置しているため、なかなか明るく感じられる。




Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場



 さらに夜が更けると、光もさらに美しさを増す。
 


 この時間になるとさすがに人が減ってしまうのかなあ、とも思いきや、意外とそうでもない。家族連れがシートを敷いて見物する、みたいなことはなくなるのだが、今度はカップルを中心とした若年層が増えるのだ。この日は休日の開催であったが、平日ともあらば、仕事帰りの人々も来ることだろう。



 日本でも夏競馬なんかは一場だけでもナイター開催にしたら面白いのになあ、と思う。園田や名古屋もナイター化の議論があるとのことなので、是非とも実現していただきたい。ただ、毎日ナイターになると逆に見に行けないこともあるので、休日を中心に昼間の開催もやってほしいことはほしいのだが。



 ついでに言っておくと、日本でもナイター競馬を流行らせるのであれば、繰り返しになるが、やはりオシャレな場外発売所を作ってほしいところだ。日本の場外馬券売り場は画面と券売機があるだけで、まったく面白くない空間であることがほとんどだ。まるで市民病院か免許センターのような色使い。銀行のATMコーナーだってもう少しまともだ。もう少し照明を落として、赤い絨毯でも敷いてみたりして、オトナでオシャレな遊びをしているんだよというワクワク感を空間で演出してもいいんじゃないだろうか。



 閑話休題。



 ソウル競馬場から話がそれましたね。




Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場



 ナイターコースを馬が駆けて行く。まあ、ナイターになったからと言って何がどうというわけでもないのだが、ナイターになるとこうして見ているだけでもなかなかエキサイトだ。野球でもそうだが、ナイターって何か、人のテンションを上げる何かを持ってますよね。



 シンガポールや香港でも暑い時期の平日開催はナイターが基本なのだから日本も薄暮なんて中途半端なこと言ってないで、もう少しナイターに積極的になってほしいものだ。




Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場

Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場

Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場



 ちなみに、余談だが、韓国では検量所が生で見れる。スタンドの一番隅のあたりの目の前にあるので、柵に張り付いていれば、レースを終えた騎手たちの表情を見る事ができる。ただ、けっこう現地人にも人気のスポットなので、場所取りはお早めに。




Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場



 ってなわけで、最終レースまで競馬を楽しんだあとはさすがにみなさんご帰宅。次々と地下鉄の駅に向かって行く。




Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場



 ところが、どっこい、地下鉄の駅前には実においしそうな屋台が軒を連ねているというトラップが。この晩、都心でマッサージを予約していたため、残念ながら寄れなかったのだが、次回訪問した際には是非足を止めてみたいスポットである。



 さて、そんなこんなでソウル競馬場レポートでした。これまでご紹介した海外の競馬場の中でも比較的日本に近いことは感じ取れたのではないでしょうか。円高ウォン安ということもあり、日本国内の田舎の競馬場に行くよりもこちらのほうが安上がりなんてこともありそうなので、また行ってしまうことになるかもしれないなあ...



 そのときはまたレポートします。

ソウル競馬場 アクセス:

・◎本命
とりあえず、地下鉄競馬公園以外のアクセスは基本的にないかなあと。時間はそれなりにかかるので余裕をもって行くのをおすすめします。

・〇対抗
タクシーも長距離になりますがありはあり。江南地区からならなおさらありでしょう。

ソウル競馬場 宿泊:/

 競馬公園周辺に宿はないので、明洞などの中心部か、カジノもできて盛り上がりを見せる江南に宿を構えるのが無難。カジノがついているホテルもあるので夜も朝も博打が打ちたいかたはぜひ。以下、カジノ併設のホテルです。

インターコンチネンタル ソウル コエックス (InterContinental Seoul COEX)

ミレニアム ソウル ヒルトン (Hilton Millennium Seoul)

シェラトン グランデ ウォーカーヒル (Sheraton Grande Walkerhill)




 旅行代理店のツアーだと強制的に免税店に寄らされたりマッサージの勧誘を受けたりで、ばくち打ちにはやや不向き。ネットで航空券と宿だけ取ったり、クーポン付のパッケージを探すのも検討の価値あり。


 


 最近はホテルの価格比較サイトもあるので、有効活用してください。


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 セランゴール競馬場 その1 ~いざマレーシア競馬~
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 ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜

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