マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜 そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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Vittoriosa, Malta


 
 2011年の6月、荷桁は騎乗の、いや機上の人となった。



 日本のG1戦線はオルフェーブルの2冠が決まり、とりあえず春の3歳シーズンが一区切りついたところであった。




 そんな時期にどういうわけだか荷桁は唐突に、遠くへ行きたくなってしまい、思い立ったが吉日、旅行代理店に航空券を購入に行ったのである。行き先に選んだのは地中海に浮かぶ小国、マルタ共和国である...


 なんでまたマルタくんだりまで行くことにしたのかと問われれば、特にこれといって確固たるものがあったわけでもなかった。



 もちろんながら、マルタで仕事があったり、家族や友人がいるなど、特に行かなくてはならない用事が荷桁にあるはずもない。完全に発作的にマルタ行きを決めたと言ってしまって差し支えないだろう。



 敢えて理由を挙げるのであれば、地中海の島でちょっとのんびり過ごしたいということ。そしてもう一つは、もうお分かりだと思うが、マルタには競馬場があるのである。説明になっているようでなっていないような気もするが、こんな流れで、ひとまず荷桁は2011年の6月、マルタに旅立ったわけでございます。



 ひとまず、マルタという国がさっぱり分からない方も多いことと思うので、まずはマルタ共和国についてざっくりご説明しておこう。




大きな地図で見る



 マルタ共和国はイタリアの南、地中海に浮かぶ島々から成る小国である。



 総面積は316km2しかなく、日本で言うと、名古屋市より少し小さいくらいの大きさである。人口も40万人ほどだ。




 そんなミニ国家であるマルタだが、地中海の真ん中にぽつんと浮かぶ地理的要因もあって地中海貿易で古くより栄えてきた国である。交通の要衝だったことから、イスラム帝国やナポレオン時代のフランスなどいろいろな勢力に支配されてきた歴史を持つが、最終的にはイギリスの支配下に入ることになった。



 第二次大戦ではイギリス軍の拠点になっていたものの、戦後は独立気運が高まり、1964年にイギリス連邦の一員として独立。その後は工業と観光業を主軸としながら経済発展をし、現在はEUの一員となっている。




Malta



 国土はお世辞にも豊穣とは言いがたく、石灰岩地質の非常に乾いた感じの国だ。



 そのせいというわけではないだろうが、マルタの人々はいたって真面目な印象。街を歩いていても、昔ながらの集落がまだまだちゃんと機能しており、ご近所付き合いがしっかりしているからか、わりと昔ながらの生活をのんびり楽しんでいるかのような雰囲気が感じられる。気候もよく、人々があくせくしていないので、リゾートしに行くには持ってこいの国なのである。




 さて、ざっくりマルタの説明をしたのですが、どうでしょうか。これだけじゃよく分かりませんよね?


 また、補足すべき情報が出てきたら、都度補足していきますので、とりあえずここでは、地中海にマルタという国があって、競馬場があるよという非常にざっくりしたことだけ覚えていただければOKです。



 で、そのマルタに行くにあたって、荷桁はエミレーツ航空の航空券をチョイスした。マルタに行くには様々な経由地があるのだが、荷桁が訪問したときは関空発ドバイ乗り継ぎでいくエミレーツ航空がもっともコストパフォーマンスがよかったのである。



 ドバイといえばこれまた競馬で有名なところなので、乗り継ぎのときに競馬でも見られないかしらと調べてみたのだが、残念ながらうまく日程的に開催に当たらずここはスルーということになった。



 ただ、ひとつ、この航空券には非常にいい点があった。



 日本の関空を出てドバイに到着したら、次はドバイ発マルタ行という路線に乗ることになるのだが、この空路は途中でキプロス共和国のラルナカというところにある空港に一旦寄港するのである。



 これに目を付けた荷桁が、旅行代理店の方に調べてもらったところ、ドバイーマルタ間の航空券に数千円を足すだけでキプロス共和国にも何日か立ち寄ることができるということが明らかになったのである。すなわち途中下車可能の切符みたいなものだ。これを活用すれば2カ国巡れて非常にお得である。



 と、くれば荷桁がすべきことはただ一つ「キプロス共和国に競馬場があるか」を調べることだけだ。


 すると、なんとあったのである。キプロスにも競馬が。



 そうとなったら寄らない理由はひとつもない。



 かくして、今回の荷桁の旅は、マルタ・キプロスという地中海に浮かぶ島国2カ国を巡る競馬旅行ということにあいなったのである。



 というわけでこれからはしばらく2011年の6月頭に訪問したマルタ共和国の競馬場とキプロス共和国の競馬場の様子をご報告してまいります。



 旅の前半でマルタに行って、後半でキプロスに行ったため、とりあえず次回からはマルタ共和国の競馬場、「マルサ競馬場」についてじっくりレポートしていくことにいたします・・・







>>マルサ競馬場レポートその2へ





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