門別競馬場 その8 ~勝手に門別騎手名鑑その1~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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門別競馬場
門別競馬場



*門別競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は門別競馬場レポートその1からどうぞ。






 門別競馬場レポートも知らぬ間に8本目となりました。


 さて、今回はいくつかの競馬場でやっている「勝手に騎手名鑑」シリーズの門別編です。勝手に騎手名鑑シリーズとは、荷桁が訪問した日にパドックなどで撮影した騎手のみなさんの写真を使って、所属騎手のみなさんをざっくりと紹介していくと言う企画です。


 とは言いながら、全員の写真があるわけではないので、ところどころ抜けがあったりはするので、その辺はあらかじめご了承ください...



 というわけでさっそく始めて行きましょう。


門別競馬場



 ホッカイドウ競馬の騎手は、2014年2月現在、25名となっている。



 地方競馬場と言うと、場所によっては絶対的なエース騎手というのが一人いて、圧倒的な勝鞍を誇っていたりするのだが(例:赤岡修次、山口勲)、ここ北海道ではそんなこともない。けっこう団子状態になっているのが近年の傾向だ。



五十嵐冬樹



 中央競馬をする人たちの中では、圧倒的に五十嵐冬樹騎手ということになるだろう。北海道の深川市出身の38歳だ。

 2004年にコスモバルクとのコンビで一躍スターダムに躍り出た五十嵐騎手は、同馬と共に中央のG1戦線を賑わせ、シンガポールでの国際G1も勝利するなど輝かしい経歴を誇る。


 当地、北海道では2001年以降5年連続リーディング騎手であった。
 しかし、近年はリーディング2位~5位くらいが定位置となっている。



服部茂史


 そんな五十嵐騎手に代わってトップに君臨してきたのが、こちらの服部茂史騎手。これで「しげふみ」ではなく「たかふみ」と読ませるので注意が必要だ。福岡県の生まれ。


 もともとは九州の中津競馬場でキャリアをスタートさせたが、中津競馬の廃止にあたって2000年に北海道に移籍。その10年後の2010年に北海道リーディングにまでたどり着いた苦労人。その後も12年まで北海道リーディングを獲得した。


 
 前からも後ろからも行ける経験豊富なベテランで、南関東でも多数騎乗して、さらに腕を磨いている。



桑村真明



 しかし、そんな2人を差し置いて、2013年の通年ホッカイドウリーディングに輝いたのは、こちらの桑村真明騎手だ。荷桁と同学年の26歳である。


 もともと東京の神田の生まれという桑村騎手は2005年にデビュー。その後はじわじわと勝ち星を積み重ね、ついに2013年に初のリーディングに輝いた。


 比較的早くから中央でも騎乗しており、2008年にファンタジーステークスを勝った、イナズマアマリリスの北海道時代からの主戦騎手で、中央でも同馬で2戦1勝2着1回と活躍した。


 まだ26歳ということで、今後の活躍が期待される。ダルビッシュもそうだけど、同い年のみなさんが活躍するというのはうれしいものですな。



宮崎光行



 2013年度に桑村騎手に次ぐリーディング2位だったのはこちらの宮崎光行騎手。


 ここ数年3~4位に位置することが多かったが、昨年度は2位に食い込む活躍で、勝率・連対率では、桑村騎手を上回る数字を残している。


 大きいレースでの活躍が知られており、2013年末には北海道2歳優駿と全日本2歳優駿をハッピースプリントで制し、この春の3歳戦線を賑わせてくれそうな存在だ。ハッピースプリントは芝でも函館2歳S5着など悪くないので、中央の場で宮崎騎手を見かける機会も今年は多そうである。



岩橋勇二



 続くリーディング3位は岩橋勇二騎手。

 なかなかリーディング5位以内に食い込めなかったが、昨年一気にジャンプアップ。2012年には技術研鑽のためにフランスに渡り武者修行するなど、向上心旺盛な30歳である。


 リーディングになった桑村騎手と共に次代の北海道競馬を担っていく存在になるのは間違いがなさそうだ。まだ、大きいところでの活躍がないが、近く中央などにも乗りに来ることになるだろう。ちなみに、現在中央のマイル戦線で奮闘中のサンレイレーザーはもともと北海道デビューの馬で、地方時代は岩橋騎手のお手馬であったことを付け加えておこう。



 ここまでが北海道のリーディング上位5人だ。


 整理すると1位が桑村騎手(97勝)、2位が宮崎騎手(87勝)、3位が岩橋騎手(80勝)、4位が服部騎手(70勝)、5位が五十嵐騎手(63勝)となっている。勝ち鞍は北海道のみをカウントしている。


 だいたい、同じくらいの等差数列のような序列がついているように見えるが、実力は伯仲している。



 特に大きいレースでは、経験豊富な騎手の一発も多いため、単純にリーディング上位から買っておけばいいというわけでもないので、注意が必要だ。一人圧倒的な騎手がいるとオッズもそれを加味しなくてはならないが、北海道ではそういうこともないので、お好きな馬と騎手からバシッと買うのが王道であろう。



 というわけで、しばらく騎手名鑑を続けてまいります。





 


>>門別競馬場レポートその9へ





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