阪神競馬場 その14 ~阪神競馬場 コースまわりを見ていく~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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阪神競馬場
阪神競馬場



*阪神競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は阪神競馬場レポートその1からどうぞ。






 さて、阪神競馬場レポートも14回目となりました。


 ここまでは競馬場の中をぐるぐるまわるようなレポートが多かったのですが、ここいらでレース観戦についての話をしていきたいと思います。競馬場をうろつく趣旨のブログとは言え、やはり馬券を買ってこその競馬場ですものねえ...



阪神競馬場


阪神競馬場



 阪神競馬場のレース観戦時、いつもいいなあと思うのはこの景色である。



 コースの向こうに借景のように宝塚の山々と裾野の家々やマンションが広がる。大阪在住の人間でも大阪市内だとなかなか山の存在を感じることはないのだが、阪神間まで来ると、意外とこの程度の距離感で山を感じることができるのがよい。



 特にこれといった有名な山ではないし、家やマンションが混じっていて決して風光明媚とも言い難いのだが、なんとなく競馬場を取り囲むようにああした地形が存在しているのが、何となく心理的に安心感があっていいのよねえ。



阪神競馬場



 もちろん桜花賞の季節は、このように桜も咲くのでより一層雰囲気が出る。



 毎年桜花賞のときにきちんと咲くよういろいろ手が加えられているという噂もあるがどうなんだろうか。都市伝説なのかしら。開花が遅い年に、競馬場のライトを一晩中つけて開花を早めたなどという話は聞いたことがあるが、まあ数が数なので、あくまでできる範囲でやれることはやってるという感じなんだろうな。




阪神競馬場



 さて、話を変えて阪神競馬場のコースの話をしておこう。


 阪神競馬場は「実はでっかい競馬場」という表現が合っているだろうか。芝コースには内回り、外回りがあり、それぞれ内ラチの位置をずらしてAコースとBコースの設定がある。Aコースで言うと、内回りで一周1689m、外回りで2089mあり、一周距離だけ見れば東京より大きいとも言える。あまりイメージがないかもしれないが、阪神実はけっこうでかいのである。



 実はこれ2006年の改修でこうなったという経緯がある。それまでは外回りコースがなかったというのだからかなりドラスティックな改修だったと言える。荷桁は競馬を始めたのが2005年の秋で改修する前の阪神は行ったこともなければ、馬券さえ買ったことがないという経歴なので、あまり偉そうには言えないが、とにかく、今はでっかい競馬場なんだよということを覚えていただければOKだ。



阪神競馬場


 
 阪神競馬場のコースの特徴や傾向についてはよその詳しいサイトに詳しい情報がいくらでもあるのであまり深くは触れないが、外回りの芝あたりはわりとペースが落ち着くので、騎手同士のかけひきや性格などが垣間見えておもしろいと言える。


 


阪神競馬場



 個人的な馬券の話をすると、けっこう阪神とは相性がよい。



 宝塚記念や桜花賞などはわりと過去馬券を当てたことがあり、競馬歴10年以上にしてダービーもジャパンカップも当てたことがない東京競馬場に比べたら断然印象がいい(それもそれで情けない話なのだが・・・)。



 うまく言えないが、展開やなんかでムチャクチャな結果にはなってしまうことがあまりないので真っ当に来ると思った馬を買っておけばそれなりに結果がついてくるイメージだ。まあ天邪鬼にならずに素直に自分を信じるのがカギということだね。先ほどの改修も有利不利のないコースを作るというのがもともとの命題だったわけなので、強いと思った馬を素直に買うのが吉だ。



阪神競馬場



 熱戦を写すターフビジョンはこんな感じ。それなりに大きいのだがこれ一つしかないので、先述のとおり、4コーナー寄りなどで観戦しているとけっこう不便だ。小さくてもいいからもう一つくらい4コーナー寄りにあるとぐっと便利になるんだけどな。




阪神競馬場



 続いてゴール周辺も見ておこう。阪神競馬場のゴール板はこんな感じ。桜花賞仕様になっている写真なのであれだが、わりと細くてシンプルなデザインと言える。・・・と、ここまで書いてふと思ったんだが、これってもしかして、「HANSHIN」の「H」を模してたりするんだろか。



阪神競馬場



 ウイナーズサークルはゴールのすぐ脇にある。見ての通りのシンプルだがわりと広々したウイナーズサークルである。どこの場でもそうだが、平場のレースであれば少し早めにまわりをうろうろしておけば最前列で騎手や関係者を見ることが可能だ。写真もサインもガンガンゲットしてくれたまへ。




阪神競馬場,枠場,降馬場




 阪神競馬場は枠場(降馬所)もこのようにパブリックなスペースから見られるようになっている。京都競馬場なんかだとほとんど見えなかったりするので、阪神はそのへんしっかりしている。ここでも写真好きの方はバシバシ撮影していただければと思います。




阪神競馬場,内馬場



 阪神競馬場は昔は内馬場でも観戦することもできたのだが、現在はごくたまにしか入れないようになってしまっているようだ。まあ、特に内馬場に何があるという訳でもないのだが、入れるときはかなりレアなので、もし開放していたらとりあえず行っておくといいですぞ。




 さて、やや淡々とではございますが、阪神競馬場のコースまわりの様子を見て行きました。まあ、よくも悪くも中央競馬の基幹場らしい、スケールの大きい競馬場ですので、そういうところを楽しむのが正解なのかなあと思います。



 次回からは阪神競馬場のメシの話でもしていければと思っております。



 



>>阪神競馬場レポートその15へ






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