フレミントン競馬場 その7 ~宴のあと~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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フレミントン競馬場
フレミントン競馬場、スタンド上部から競馬場全体を望む。背後にメルボルンの高層ビル群がうかがえる。


*フレミントン競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。





 さて、前回のレポートで、メルボルンカップも実に残念な結果に終わったところまで申し上げたのだが、最後にフレミントン競馬場をもう少しだけ覗いていこう...

さて、メルボルンカップも終わり、夕刻も近づいてくると、観客たちも酔いが回ってぐだぐだな雰囲気になってくる。

フレミントン競馬場


Melbourne



 メインイベントが終わって、ほぼ終わりかけの祭りの持つぐだぐだな感じって何か楽しい。特に最後なにがあるわけでもなくこのまま最終レースが終われば自然に解散なのだが、それにしても午後のひだまりとぐだぐだ感って、何か人間としてダメな時間こそ妙に豊かな時間かもしれないな、と思わせる何かがある気がするぞ。


 このぐだぐだなフレミントン競馬場を何となくうろうろしながら、宴のあとの「人びと」をちょっとだけ観察し、一連のフレミントン競馬場レポートを終えることにする。


フレミントン競馬場

フレミントン競馬場

フレミントン競馬場


 こうして見ると、場内のブックメーカーさんたちもいろいろな人がいるんだな、ということに気がつかされる。


 親子・男女・友人などいろいろな組み合わせでもってコンビやチームを組んで、ブックメーカー稼業にあたっている彼らは様々な競馬場を渡り歩きつつ、ゆるーく生きている感じがしていい(実際はそうでもないと思うが)。


 ちなみに一番上のおじさんがかけているようなカバンはブックメーカーのトレードマークで、現金が入っている虎の子である。


フレミントン競馬場

 こちらは警備員さん。フレミントンで酔って暴れたら彼らによって制裁が加えられるわけだ。ご覧のとおりの方々なので、絶対にへんな真似はしないほうがいいだろう。


フレミントン競馬場

フレミントン競馬場

 記念撮影をしたり、競馬予想でわいわい盛り上がったり、仲良し3人組たちは何をやっても楽しそうだ。


 下のおっさんたちは服装も年齢もばらばらに見えるが、今日この場で出会った3人なんだろうか。だとしたら、競馬の持つ、人を結びつけるパワーってすごいな。確かに荷桁も知らないおっさんと競馬場でしゃべることはあるが。


フレミントン競馬場

 競馬場を出て、駅へ向かおうとすると、また別の楽団が演奏している。その音楽に合わせてドレスのおねえさんが踊る。日本じゃまずない光景だが、白人がやるとサマになるんだよな。


フレミントン競馬場
 
 帰りの列車内も、お祭りの延長戦でにぎやか。
 みんな「あー楽しかった」という顔してていいな。


 さて、いかがでしたでしょうか、メルボルンカップ観戦記。


 日本の競馬みたく馬券握り締めて叫ぶのもすごく楽しいけど、こうしてイベントとしての競馬を楽しむのもすごくいいもんなんですよ。


 とまあ、こんな感じでメルボルンカップを見て悦に入っていた荷桁だったわけだが、ちょうど同時期に日本で行われた天皇賞秋でウォッカとダイワスカーレットが劇的な勝負を演じたということを帰国後に知り、それを見逃してしまった悔しさに崩れ落ちてしまったのでありました。


 でも、メルボルンカップを見れてほんとによかった。


 絶対に、また行くはずです。いやこれまじで。



フレミントン競馬場 アクセス・宿泊:


鉄道を使うのが一番無難です。市内の主要駅、フリンダースストリート、サザンクロスなどの駅からフレミントン行きの列車に乗れば競馬場の前の駅まで着きます。市電で行く事もできますが、入場口がスタンドの反対側になります。
 
 宿泊に関しては、上記2駅の近くであれば特に問題ないかと思います。もちろん、安いユースホステルなどで、多少離れた場所にあっても、メルボルン市内、近郊であればこの2駅にはちゃんとアクセスできるのでご安心を。






 



>>カイントン競馬場レポートその1へ






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*フレミントン競馬場に関する記事は以下にもあります。

 フレミントン競馬場 その1 ~メルボルンカップ事始~
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 フレミントン競馬場 その3 ~競馬はパーティ~
 フレミントン競馬場 その4 ~レーシング!~
 フレミントン競馬場 その5 ~ドレスコード~
 フレミントン競馬場 その6 ~いざメルボルンカップ~
 フレミントン競馬場 その7 ~宴のあと~


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