そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

クランジ競馬場　その２４　～レース後の流れ～

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クランジ競馬場の口どり写真

＊クランジ競馬場レポートのつづきです。
初めからお読みになる方はクランジレポートその１からどうぞ。

　荷桁です。さあ、今回もクランジ競馬場レポートをつづけてまいりましょう。

　ここまでクランジ競馬場のパドックから本馬場入場までの様子、さらにはレースの様子をご紹介いたしましたので、今回はその締めにと言ったらなんですが、レース後の様子を見ていければと思います。

　レース後の様子ってなんやねん、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、要するに競馬を終えた馬と騎手がどこに帰ってきて、どんな感じで検量なんかをすますのか、といったようなイメージになります。

　以前のレポートでコースやその周辺施設の話はしているので、今回も皆さんそのへんはわかっている前提で進めていきますが、まあ過去のレポートを読み返していただかないとダメとかそういうレベルの話ではございませんので、気にせず読み進めていただければと思います。

　ってなわけでまいりましょう。クランジ競馬場のレース後の風景でございます...

　っつーわけで、クランジ競馬場のレース後である。

　早速話を進めていくが、クランジ競馬場ではレースが終わると芝・ポリトラックを問わず、1コーナー奥に出入り口がある馬道から、スタンド前に戻ってくる。この出入り口は本馬場入場のときの出入り口でもあるので、クランジ競馬場では馬場に入る時も出る時も、とりあえずここを通るというのが基本ルールだったようだ。

　この馬道でも基本的には騎手はまだ馬に乗った状態。ちょっと見づらいがどこかに待機していたのか青いシャツを来た厩務員さんと思しき人々も出てきている。

　スタンド前まで来た各馬はまず写真右の方にある、長方形型の部分にやってくる。

　ここはジョッキーたちが下馬するスペースで、基本的に勝ち馬以外の２着以下の馬に乗っていたジョッキーはここで下馬というこということになる。

　勝ち馬以外の馬はジョッキーをおろした後、厩務員さんに引かれて、いま通ってきた馬道を通って帰っていく。どうやらこの馬道は本馬場以外にも厩舎エリアへもつながっている道のようである。確かに航空写真を見ると（2025年本記事執筆時）クランジ競馬場の厩舎は1コーナーから2コーナーの奥にかけて広がっていたようで、なるほどそういうことかという感じである。

　さて。2着以下の馬はそんな感じで早々に厩舎に帰っていくが、一方で勝ち馬は下馬するところの隣にあたるこの空間に移動となる。

　ここではこんな感じで勝ち馬の記念撮影が行われる。

　記念撮影が終わると勝ち馬のジョッキーも下馬だ。

　先に下馬していた騎手もそうなのだが、この記念撮影コーナーの横にはオープンになっている検量台があり、騎手は勝ち馬の騎手含めて全員この検量台で後検量を完了させることとなる。

　まあ、こんな感じでオープンで検量をするので、見る人が見れば楽しいって感じかな。

　検量台を降りると晴れの日はこんな感じでインタビュアーがいて、勝利ジョッキーインタビューとなる。これは平場のレースでも一応全レースやっていた。日本でも全レースやればいいのにね。競輪や競艇はやってるのに、競馬ができんってことはなかろうに。

　ちなみにインタビューはこんな感じで場内で放送されるぞ。

　さて。一応ここまでがレースが終了してから検量までの一般的な流れである。

　ちなみにこのあたりの施設はわりと近くまで寄れるので馬や騎手が好きな競馬ファンにとってはレース後も楽しいスポットであった。

　まあ、特になんてこともない写真だが、まあこういう風景が見られましたということで一応。

　検量が落ち着いたら、こんな感じで表彰式も行われた。こちらは全レースではなく重賞のみ。まあこのへんも何となく日本と同じだからイメージはつくかなあと思います。

　さて。ってなわけで少し淡々とした感じではありましたが、クランジ競馬場のレース後の流れをざざっと見てまいりました。「特になんつーことないレポートだなあ」と思うかもしれませんが、まあこうした「特になんつーことない」ルーティンがクランジ競馬場では行われていたんだよということでもありますので、そのへんはご了承くださいませ。

　さあ、そんなわけで24本目のクランジ競馬場レポートを終えましたが、一応、スタンドやそのほかの競馬場施設、さらにはパドックからレース、レース後の一連の流れまでと、クランジ競馬場の様子はおおむねお伝えするところとなりました。

　まだご紹介できていないのは馬券とグルメということになりますが、次回、まずは馬券の話からしていければと思いますので、引き続きお付き合いの程、よろしくお願いいたします・・・。