日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > クランジ競馬場 > クランジ競馬場 その14 ~クランジ競馬場スタンド2階~

クランジ競馬場の2階
*クランジ競馬場レポートのつづきです。
初めからお読みになる方はクランジレポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。今日も今日とてクランジ競馬場のレポートをつづけてまいりましょう。
例によってクランジ競馬場のスタンドなわけですが、今回はタイトルにありますとおり、ひとつフロアを上げてクランジ競馬場のスタンド2階を見ていくことにいたしましょう。繰り返しになりますが、もうクランジ競馬場は廃止になっておりますので、今更2階がどうだったか見たところでどうというわけでもないのですが、まあクランジ競馬場の2階に行ったことがある方もそうでない方も、ゆるゆるとお楽しみいただければと思います。
ではまいりましょう。クランジ競馬場のスタンド2階でございます...

さて。っつーわけで毎度この写真を出しているような気がせんこともないが、クランジ競馬場の2階を見ていくにあたり、もう一度クランジ競馬場のスタンドの全体像をおさらいしておこう。
クランジ競馬場のスタンドはざっくり4層になっていて、1階部分が前回のレポートでも見た屋外観覧席の部分である。2階はその上の、横に広いガラス張りのフロアだと考えていただければOKだ。

だが、残念なことに、荷桁がクランジ競馬場に訪問した3回の中で、ついぞクランジ競馬場の2階フロアでレースを観戦することはなかったのが実際のところだ。
と、いうのも、コロナ禍以降の訪問では、2階の観覧席は基本的に閉鎖をされていたのである。

1回目の訪問である2007年時にはこのように煌々と明かりがついていた様子が記録されているので、このときはフツーに開いていたのであろうな。まあこのときはまだ20歳の学生だったので、2階の特観席に入ろうなんつー発想自体がなかったので、勘弁してつかあさい。まあしかし、旅打ちをしていると、こうして入らなかった指定席が閉鎖になったり、入らなかった食堂がつぶれたりというのは日常茶飯事なので、皆様におかれましては、こういうのはケチらずに入っておくことをおすすめしますぜ。

大半の皆さんにとっては「なんのこっちゃ」という話をしてしまったので、そろそろおとなしくスタンド2階へ行こう。スタンド走路側の屋外席などから2階へ行くことはできないので、基本的にスタンド2階へ行こうと思った際にはスタンドの裏手方面から向かうことになる。

スタンドの裏手方面にはこんな感じの長めのエスカレーターがあって、こちらで2階に上がることが可能だ。

スタンドのコンコース内にもエスカレーターはあるが、まあ2階の大部分が閉鎖されていたこともあって、利用者はまばらであった。

さて。では、エスカレーターで2階へGOだ。タイガービールの看板もあるぞ。なになに?「Uncage Your Tiger」とな。下ネタか?


2階に上がるとコンコースがあるが、まあ前述の通り、この写真を撮ったときにはもう2階の観覧席は閉鎖されていたので、どうも閑散としているぞ。

しばらく行くと、2階観覧席の入口だったと思しき場所が現れた。

日本の競馬場の入口にもないような、ちゃんとした改札ゲートまで作ってあり、きっと有料の特観席だったのであろう。最盛期はシンガポール競馬オヤジやサラリーマンなどで賑わっていたのだと思うと少し物悲しくなってくるぜ。

よくわからないギフトショップの跡地もあった。今思えばシンガポールターフクラブのグッズなんてプレミアついてるかもなあ。荷桁は普段、競馬グッズとかあまり買わないのだが、何となく最盛期は馬券当てたオヤジが子供にお土産とか買っていたのかなあとか思うと、物悲しくなってくるぜ。

さて、そんな感じでなんともおセンチな気分になりつつ2階をウロウロしていると、何やら観覧っぽいスペースが。

そう。クランジ競馬場では2階からもパドックが見られるのだ。まあちょっと距離があるものの、パドックがちょっと上から俯瞰できてなんだか気分が良いぞ。

ちなみに、かつては特観席以外の2階フロアでも普通に馬券を買える穴場があったようだが、コロナ後の訪問ではすでに閉鎖されていた。まあ、2階で馬券まで買えてしまうのであれば、パドックを2階から意味もあるが、買えないとなると、まああまり2階まで来る意味合いも薄い。
2階のパドック観覧席も、その意味では閑散としていた。

一応パドック観覧席周辺は、それっぽい空間があったり、1階のパドックの裏手のほうにスロープのように続く遊歩道があったりと、この競馬場を設計した人の遊び心があったりもするのだが、最終的には人がいなさ過ぎて、フツーに喫煙所になっていた。繰り返しになるが、物悲しいぜ。

まあ、そんなこんなで2階を見てきたわけだが、ここまで見てきて「ってかさあ、これで2階開けておく意味ある?」とお思いの方も多いことであろう。それは一面圧倒的に正しいのだが、この2階が閉鎖されないのには理由があるのだ。


そう。それはクランジ競馬場の中でもまだ稼働している3階特観席「トロフィーラウンジ」の入口が実は2階にあるのである。
というわけで、次回のレポートではトロフィーラウンジに潜入してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします・・・。


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