コラート競馬場 その20 ~コラート競馬場グルメ 実食編~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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Korat
コラート競馬場の屋台


*コラート競馬場レポートの続編です。
 初めからお読みになる方はコラート競馬場レポートその1からどうぞ。







 荷桁でございます。ここまでコラート競馬場のグルメについて、2回に渡って、どこにどんなお店があるのかというのを見てまいりました。今回はそんなコラート競馬場で実際に荷桁が何を食べたのかというところをご紹介していければと思います。



 とは言いながらコラート競馬場訪問時、荷桁は前夜の深酒がたたって、若干二日酔い気味だったため、あまりガツガツ食べることができなかった点だけ、ご了承をいただければと思います・・・。



 それではまいりましょう。コラート競馬場グルメ、実食編でございます...


コラート競馬場のクイチャップ屋台



 っつーわけでコラート競馬場のメシを実食だ。



 先ほど申し上げた通りやや二日酔い気味であったので(前日朝っぱらからビール飲みながら移動して夜もワイワイ飲み食いしたので当然と言えば当然なのだが)、まずはメシもの、できれば優しいものが食べたいということで、そのあたりの屋台をウロウロする。



 パッと目に飛び込んできたのはクイチャップの屋台。うむ。クイチャップであれば、朝飯でも食える屋台メシだし、汁気もあるし、辛くないしでちょうどいいやということで、一食目はクイチャップにすることにした。



 とりあえず屋台の看板にある写真を指差しながら「クイチャップ!クイチャップ!」と連呼すると話が通ったようで、席に促される。タイ人は基本優しいし、こういう特に観光客がこない田舎の人は外人だからボったくってやろうみたいな感じの人もあまりいないので、そのへんはご安心いただいてよいと思う(とか言っててボられたらスンマセン)。




コラート競馬場のクイチャップ屋台



 ひとまず席に座ってクイチャプの到着を待つ。この店はメシもの専門店ということもあってか、周りのオッサンたちもあまり酒を飲む感じではなく、麺だのメシだの食いながら競馬新聞をチラチラ見て予想をしているという感じだ。比較的硬派な店っぽい感じだね。




コラート競馬場の飲食スペース



 このあたりの屋台の座席は厳密に区別されている訳ではないが、複数のお店がある中で、なんとなく「この店の客はこのあたりの席に座ってください」くらいのゆるい棲み分けが行われている雰囲気だ。まあそのあたりは姫路競馬場の無料休憩所よろしく、そのへんは空気を読みながらやればOKである。




コラート競馬場の食堂のテーブル



 一応、テーブルの上にはお冷とコップがあるが、これは日本人は飲まない方が無難だ。別に変なものが入っているという訳ではないが、普段と違う生水を飲むのは、お腹の弱い方にとってはちとリスキーである。タイの屋台は基本飲み物の持ち込みはOKなので、そのへんの店でペットボトルの水かジュースかなんかを持ち込んで飲むのがおススメである。タイだと500mlのミネラルウォーターでも20円くらいで買えるので、わざわざ水道水に挑んで腹壊すリスクを負う必要性も薄い。




コラート競馬場の食堂のテーブル



 さらにタイではおなじみの味変セットもバッチリある。



 タイの屋台メシは基本的に辛い味付けなどはされておらず、こうした机上にある味変セットで自分好みの味にするというのがよくあるパターンだ。騎乗にあるのは唐辛子、砂糖、ナンプラー、チリソースあたりが定番である。唐辛子は思った以上に辛いので注意が必要。日本や韓国の辛さの感覚でかけると大変なことになるぞ。また現地人は麺だろうがメシだろうが思った以上に砂糖をどっさりいれるのでびっくりするぞ(女性に多い気がする)。




コラート競馬場の食堂のテーブル



 ほかにも無料で食べられる薬味類も置いてある。こういう謎の葉っぱはタイの屋台ではよくあるもので、タダでもらってかじったり、ちぎって料理に入れたりすればよいというものだ。まあ多少クセがある葉っぱでも問題ない方はチャレンジしてみてもよいだろう。汁物のスープとあわせると絶品!ということもままあるぞ。




コラート競馬場のクイチャップ



 というわけで周囲を観察していたらクイチャップがやってきた。一杯40バーツくらいだったと思う。



 クイチャップは豚の臓物が入った麺料理で、八角やシナモンが効いた薬膳っぽいスープと、薄い米粉で作られたマカロニ状の麺が特徴だ。豚料理とは言え、脂っこさやくどさはまったくないので、二日酔い気味の荷桁にとってはバッチリな食い物である。



 豚の臓物やら薬膳やらいろいろクセがありそうなことを書いてはいるが、実際のところはかなり食べやすく、タイ料理初心者向けの一品なので、タイの屋台などで見つけた際には果敢にチャレンジしてみてくれたまへ。




コラート競馬場のルークチンピン屋台



 さて。二日酔いのすきっ腹にクイチャップを流し込み、幾分調子がよくなってくると、酒でも飲みたくなってくるものだ。というわけで酒のつまみを求めてウロウロしていると、なかなか旨そうなルークチンピン屋台を見つけた。ルークチンピンとは肉団子の串焼きといった感じの食い物である。この店は焼けた串を旨そうなピリ辛ダレに漬けこむスタイルのようで、荷桁と同様酒のつまみを求める競馬オヤジたちによって、5本、10本単位でどんどん売れていく。




コラート競馬場のルークチンピン屋台



 というわけで、荷桁も手を出してみることに。



 とりあえず焼き場のおばちゃんにジェスチャーで2本と伝えると、何やら話しかけられたが「OK、OK」とテキトーに返しつつ100バーツ札を渡すと、皿に盛ってくれて、おつりも渡してくれた。店員が何言ってるか分からなくても、まあ大勢に影響はないと言うことですな。




コラート競馬場のルークチンピン



 というわけで、こちらがルークチンピン。付け合わせものったがこれで50バーツするかしないかだったと思う。



 甘酸っぱいピリ辛タレが食欲およびアルコール欲を刺激してくれて非常にいい感じだ。これは人気なのも分かるクオリティである。スタンドでこいつを食いながらビアシン(シンハビール)をグビりとやれば、もう気分はタイ競馬オヤジである。




コラート競馬場のムーピン屋台



 調子に乗ってもう一本ビアシンを買って、必然的にもう一品軽いつまみが欲しくなったので、ウロウロしていると、実績と信頼のムーピン屋台を発見。



 いや実際のところ、タイのムーピン屋台はまずハズレがねえ。カオニャオ(もち米)と食べるのが定番だが、ここは酒のつまみということで、串のみ単品でご注文。1本10バーツと相変わらず破格だ。




コラート競馬場のムーピン



 っつーわけで、コラート競馬場の〆はムーピンでキメた。バンコクで食べたときと同様、ストレートな味付けで、肉も柔らかく、ウマい。やはりタイの屋台の中でも特に安定感のある食い物だ。皆さんもとりあえず困ったらコレ食っておけば間違いないので、コラート競馬場に限らずタイの屋台で見かけたら是非どうぞ。



 ってなわけで、結局、二日酔い気味ではあったが、肉系の料理を続けて、気が付けば酒とともに3品を食べていたのでございました。胃の調子が万全であれば、もう1、2品食べれたかもしれないが、まあ、次に行った時の楽しみにとっておきたいと思います。



 さあ、そんなこんなで20本に渡ってお送りしてきましたコラート競馬場レポート、一応これで競馬場のレポートとしては大体書くべきことは書いてしまったのですが、最後にもう1本だけコラート競馬場への想いをつづらせていただき中締めとさせていただければと思いますので、お付き合いの程、何卒よろしくお願いいたします・・・。



 



>>コラート競馬場レポートその21へ







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