フートー競馬場 その15 〜馬のいる競馬場〜 そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

そこに競馬があるから > フートー競馬場 > フートー競馬場 その15 〜馬のいる競馬場〜

Trường đua Phú Thọ
フートー競馬場名物、チャリで馬を引く人々。


*フートー競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。



 フートー競馬場をうろうろしていると、日本の競馬場と大きく違うなあと思う事がある。それは「馬がいる」ということだ。


 (°Д°)ハァ?競馬場に馬がいるのは当たり前だろうが、と思われるかもしれないが、フートーの場合はちと違うのである。馬房や洗い場などのバックヤードに入って行けたように、そのへんに「馬がいる」のである...

観客が歩いている横を、冒頭の写真のようにレースを終えた馬たちがあんちゃんたちの自転車で次々と引かれて行く。別にそこまで自転車を使わなければならない理由もないんじゃないのか?と思うが。



 サラブレッドだったらたちまち首でも振られて危険極まりないと思うのだが、ベトナムの馬たちはすこぶるおとなしいのでこうした芸当が可能なのである。この馬たちを見ていると、サラブレッドみたいに早い馬でも、気性が荒かったりデリケートになったりするといろいろ大変だなあと思う次第である。


Trường đua Phú Thọ



 こちらはスタンドからやや離れた馬券売場。おっさんたちがなぜか円陣になって馬券を検討している。


Trường đua Phú Thọ




 そのすぐ後ろでも馬たちがぼけーっとしている。こういう競馬場のことを「馬がいる」競馬場というのだ。馬場とパドックにしか馬がいない競馬場などこれを見ているとぬるく感じてしまうぞ。



Trường đua Phú Thọ


 それにしても馬がそのへんにいるというのに、みんな全然動じてないな。カメラ向けても何にも言わないし。


Trường đua Phú Thọ


 何せ、競馬場のそのへんに生えている草を放し飼いで食べ始めるのだからな。あまりに自由すぎるぜフートー競馬場。その脇で何事もないように馬券の検討しているし。飼い葉もフートーなら生で見る事ができるぜ。飼い葉じゃなくて雑草の食いだが。



Trường đua Phú Thọ



 フートー競馬馬の周りには厩舎はない。馬主や調教師はおそらく、郊外の農村部から馬を軽トラかなんかで連れて来てレースに臨んでいるケースがほとんどであることが。多分、その軽トラが来るのを待つ間にこうしたところでぼけーっとしているのだろう。



Trường đua Phú Thọ

Trường đua Phú Thọ

 そして、もうお気づきだと思うが、ジョッキーをはじめ、ここで働いている人間の中には子どもがすごく多い。子どもと言っても、中学生とかではなく、ほんとに、10歳くらいの子どもがちょろちょろしているのだ。



 開催が土日ということもあるのか、なんとも不思議な光景である。



 日本でもちょっと前なら中学に入ると同時に厩舎に入って調教に乗り始めるなんてのがあたりまえだったらしいが、こちらホーチミンでは、今でも子どもたちの労働力が競馬界に必要とされているのである。



 日本でも農家が馬を持ち寄って草競馬をやっていた時代は、こんな感じだったのかもしれないなあ。荷桁はそんな日本の競馬にはもちろん行った事がないわけだが。



 というわけでフートーは「馬がいる競馬場」なのである。お分かりいただけましたか?




>>フートー競馬場レポートその16へ


*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。

 ペナン競馬場 その1 ~再びマレーシア競馬へ~
 セランゴール競馬場 その1~いざマレーシア競馬~
 クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫び~
 ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
 マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
 ニコシア競馬場 その1 〜空路キプロスへ〜
 ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
 多度草競馬 その1 ~草競馬を見に、歩く~


*フートー競馬場に関する記事は以下にもあります。

 フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
 フートー競馬場 その2 〜ホーチミンという街〜
 フートー競馬場 その3 〜こんな競馬もあるものよ〜
 フートー競馬場 その4 〜ちいさい馬にちいさい騎手〜
 フートー競馬場 その5 〜いざパドックへ〜
 フートー競馬場 その6 〜返し馬なんてやらない〜
 フートー競馬場 その7 〜自分の馬券は自分で守る〜
 フートー競馬場 その8 〜フートーでの神秘体験〜
 フートー競馬場 その9 〜フートー馬券考〜
 フートー競馬場 その10 〜ここが検量室〜
 フートー競馬場 その11 〜バックヤードツアー〜
 フートー競馬場 その12 〜フートー競馬場グルメ〜
 フートー競馬場 その13 〜フートー競馬場スタンド考〜
 フートー競馬場 その14 〜フートー競馬場の「モノ」たち〜
 フートー競馬場 その15 〜馬のいる競馬場〜
 フートー競馬場 その16 〜スコール決行〜
 フートー競馬場 その17 〜追憶のフートー〜


PR
そうだ 競馬、行こう。
ブログ内検索


















プロフィール
HN:
荷桁勇矢   
性別:
男性
職業:
若隠居   
趣味:
逃げ   
このブログについて
 このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
 競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
 紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
 またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。

連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド









忍者ブログ [PR]