ペナン競馬場 その5 ~地方競馬の幻影を求めて~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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ペナン競馬場
日本のサラブレッド 勝利


*ペナン競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。



 ペナン競馬場訪問記も5回目となりました。

 冒頭の写真はペナン競馬場の直線コースの脇にある看板。
 「JAPANESE BREDS WIN」とあり、そのあとに、シャドウゲイト、コスモバルク、そしてディープインパクトの名が記されている。シャドウゲイト、コスモバルクともシンガポールの国際G1を勝利した馬なので現地では有名なのだろうが、こうしてディープインパクトと並んで論じられると、日本人としてはすっげー違和感だ。

 一体だれがこんな広告出しているんだろう...

さて、ここまでペナン競馬場についていろいろ述べてまいりましたが、ここでもう少し場内を詳しくまわってみましょう。

 順番が逆になってしまったなあ、と思わなくもないのですが、スタンドから。


ペナン競馬場 スタンド


 こちらがペナン競馬場のスタンド。日本の地方競馬場と同じくらいの感じがする。基本的には古いのだが、ボロボロという感じでもなく、特に特筆するような汚さでもかといって美しいわけでもない。


 写真の通り、スタンドに向かって、右側(4角寄り)にふきさらしの一般席が、左側(ゴール前)にクーラーつきの席がある。


ペナン競馬場


 こちらが一般席。
 いわゆる一番安い席のゾーンで荷桁が主にうろうろしていたゾーンだ。一番下の席のもう一段上のところまでは同じ料金で入れる。人は結構多いが座れないなんてことはないのでご安心を。


ペナン競馬場

 こちらが内部。セランゴールのように、広々としているわけではないが、ひととおりモニターと窓口はしっかり揃っている。椅子も多く、蒸し暑い以外はそれなりに快適だ。


 売店の類いはあまり充実しておらず、タバコ売りのおねえさんと、飲料を売るおばさんしかいない。ペナンは競馬場に限らずめちゃくちゃ暑いのだが、さすがに競馬場ではしっかりと水分補給ができるので心配はいらない。値段も町中にくらべてぼったくっているような値段でもない。

 ちなみに、ビールの銘柄はタイガーカールスバーグの2種類で、缶での販売だった。これは町中の屋台やレストランでも同じ傾向にある。

 癖もなくジャブジャブいける系のこれらのビールは当地での競馬観戦に非常によく合う。つまみなんかも売っていたらいいのだが、荷桁の訪問時にはその手の屋台は出ていなかった。


ペナン競馬場 スタンド


 こちらはガラス張りで快適そうなゾーンだ。もちろん値段が違うので、一歩も足を踏み入れなかった。ドレスコードもありそうだし。

 シンガポール、セランゴールとドレスコード無視の一般席に出入りしていたため、もはや東南アジアの糞暑い競馬場にサンダル以外の履物で行く気がしない。まあ、ちゃんとした服装で行けばクーラー付きの部屋に入れて、そちらのほうが遥かに涼しいという真理もあるのだがね。


ペナン競馬場


 ただ、ペナン競馬場にも良心はあるもので、ちゃんとクーラーが効いた一般ゾーンというものも存在している。ガラス張りのスタンドの1階部分で、外の様子が見られないのだが、空調設備のもと、馬券を買う事ができるぞ。

 ただ、ごらんのとおり、オヤジまみれで空気も床も汚いので、あまり長時間ここにはいないほうがいいだろう。せっかく南国の競馬に来ているのだから、太陽のもと、買っている馬に叫び声をあげるのも悪くはないだろう。


ペナン競馬場


 さて、いかがでしたでしょうか、ペナン競馬場。


 マレーシアの競馬場に来るといつも思うのだが、この国も日本と同じく、基本的には賭博は悪い事であるという前提のもと、法の範囲内で競馬が認められているという性質場、かなり競馬に「事業っぽい感じ」がしてしまう傾向にある。

 そういう点でこの国の競馬場は日本の競馬場にけっこう似ているのだ。写真の中でも散見されるが、お客の年齢層は高めで、若者の間であんまり競馬はポピュラーではないのかな。なんて気がしてしまう。人口規模のこともあり、設備や賞金面では日本の地方競馬にかなり通じるところがあるのだ。


 日本でも荒尾競馬場の廃止などが正式に決まった昨今、地方競馬はもはや先が長くないような気がしないでもない。

 日本中から地方競馬場が消えてしまったとき、おそらく荷桁はまたペナンにいってこの懐かしい空気を吸いに行くに違いない。ここはそういう場所として覚えておきたいと思うのである(なんとなく渋くきめてみた)。




ペナン競馬場 アクセス・宿泊


 暑い国なのでよほど近いところに滞在している以外はタクシー以外のアクセスはおすすめできません。片道の目安は市中心部のコムターから15ー18リンギットくらい。地図上で見ると歩けないこともないのですが、車優先の交通事情ということもあり、思ったより時間がかかります。ただ、道中にはサッカー場があり、そこのフリーマーケットなどは結構おもしろいので、そういうのを見ながら歩きたいんだ!という方を止めるつもりは毛頭ありません。
 ジョージタウンの中心、ショッピングモール、海辺のホテルなどは比較的タクシーが拾いやすい場所になります。

 クアラルンプールやイポーと通じる長距離バスもあるので、長期滞在であれば他場に行く事も可能です。ただバス会社は詐欺や盗賊みたいなのもあるのできちんと選んだ方がいいでしょう。よく下調べすることをおすすめします。


 宿泊に関しては、市の中心部か海沿いか、の2パターンに分かれると思います。どちらも競馬場からは離れているので、旅の趣向に合わせて決めるといいでしょう。荷桁はリゾートにそんなに魅力を感じないので町歩きしやすい中心部のホテル、ホテルロイヤルペナンにしました。


ホテルの数も種類も多いので、一度ペナン島のホテル一覧を参照いただき、あらかじめアタリをつけておくといいと思います。





 


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*ペナン競馬場に関する記事は以下にもあります。

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 ペナン競馬場 その5 ~地方競馬の幻影を求めて~


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