日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ペナン競馬場 > ペナン競馬場 その2 ~鉄火場のために花は咲く~
ペナン競馬場のゴール板。派手な色遣いなのだが、背景の緑と合わせると思いのほかいい感じだ。
*ペナン競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
さて、マレーシアはペナン競馬場訪問記の2回目です。
では早速ペナン競馬場に分け入ることにしよう。
初めて訪れたペナン競馬場は、以前に訪れた同じマレーシアのセランゴール競馬場に比べて、開催日程も少ないせいか、施設面ではかなり小規模に感じられる。とは言っても日本の地方競馬場くらいはあるので別段粗末というわけでもなく、逆に地元の競馬場にちん入してしまった感があっていい。...
ペナンはマレーシア有数の観光地である一方で、マレーシア第二の都市でもある。それなりの人口を有しており、現地のおっちゃんたちの射幸心を満たす存在として競馬場が存在している。
客層はセランゴールと同じく中国系とインド系が主流なのだが、セランゴールと比べたら中国系の割合が特に多いように感じられた。。
セランゴール競馬場の回で述べた説明と重複するので恐縮だが、マレーシアはイスラム教国なので、いわゆるマレー系のマレー人というのは競馬はやらない。しかし、この国は多民族国家で、博打OK(むしろ大好き)な、華僑や印僑がたくさんいるので、競馬場の客層としてはこのあたりが中心となる。
特に当地ペナンは華人の割合が多いことでも知られる。場内の観客もかなりの割合を中国系が占めていた。
古くから住み着いている華人も多数いたようで、ペナンの海岸沿いを歩いていると、「チョウさんの桟橋」とか「リーさんの桟橋」と名前がついた桟橋が海にせり出していて、その桟橋の上にはチョウ一族やリー一族の家が密集している、みたいな光景も見られる。
ちょっと話がそれましたね。閑話休題。
そして、そんなペナン島の人口規模は70万人、競馬場のあるジョージタウンだけ見ると30万人ほどだ。日本の地方都市圏と似たようなものだろう。
にも拘わらず場内は結構な人出である。
ごらんの通り競馬オヤジ率100%だ。おばさんレベルの女性もほとんどおらず、まさに男の鉄火場といった感じだ。
折角国内有数の観光地にある競馬場なのだから、もっと観光客にもアピールしてもいいのに・・・とも思ったりもするのだが、ごらんの通りの鉄火場っぷりと客層を鑑みれば、外国人に積極的にアピールできるような感じでもないかもしれない。
確かに荷桁も外国人を岸和田競輪や住之江競艇に連れて行く勇気は持ち合わせていない。
この競馬場はあくまで現地のおっちゃんたちの競馬場といった風情なのである。まあそれはそれでおもしろいのでいいのだが。観光客は荷桁のように一般席に行ったりはしないのかもしれないし・・・。
その替わりというわけではないだろうが、このペナン競馬場は非開催日にはゴルフコースにもなっている。競馬場よりもこちらを訪れる日本人のほうがおそらく多いであろう。
大きな地図で見る
航空写真で見るとおわかりいただけると思うが、コースの左側とコース内にゴルフコースがある。
内馬場に7ホール、隣接する敷地に11ホールがあるとのことだ。ゴルフ好きの方は非開催日にゴルフをやってそのあとシンガポールのナイター場外発売なんつー楽しみかたもできるのかもしれない。
ゴルフ場だからというわけでもないだろうが、場内のオヤジむささに比べてコースには緑が溢れていてなかなかいい感じだ。
特に4角の方にかけてのガーデンっぽい景色はなかなか見事なもので、競馬場に似つかわしくない。カラフルな花もたくさん咲き乱れている。
お金はかかるのかもしれないけど、もっと日本なんかも馬場内で花なんかを育ててみてもいいんじゃないだろうか?
いろいろとディープな感が漂うペナン競馬場。
もうしばらく続けていきます・・・。
>>ペナン競馬場レポートその3へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫び~
セランゴール競馬場 その1~いざマレーシア競馬~
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
フレミントン競馬場 その1 ~メルボルンカップ事始~
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
カイントン競馬場 その1 ~もうひとつのカップ・デー~
ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
ポンパノパーク競馬場 その1 ~アメリカのハーネスレース~
フェアグラウンズ競馬場 その1 〜ニューオーリンズに競馬しにきた〜
ルイジアナダウンズ競馬場 その1 〜競馬旅行の運の尽き〜
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
ニコシア競馬場 その1 ~空路キプロスへ~
高知競馬場 その1 ~南国土佐の丘の辺に~
笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~
*ペナン競馬場に関する記事は以下にもあります。
ペナン競馬場 その1 ~再びマレーシア競馬へ~
ペナン競馬場 その2 ~鉄火場のために花は咲く~
ペナン競馬場 その3 ~灼熱のパドック~
ペナン競馬場 その4 ~ペナン競馬場、必殺馬券術~
ペナン競馬場 その5 ~地方競馬の幻影を求めて~
客層はセランゴールと同じく中国系とインド系が主流なのだが、セランゴールと比べたら中国系の割合が特に多いように感じられた。。
セランゴール競馬場の回で述べた説明と重複するので恐縮だが、マレーシアはイスラム教国なので、いわゆるマレー系のマレー人というのは競馬はやらない。しかし、この国は多民族国家で、博打OK(むしろ大好き)な、華僑や印僑がたくさんいるので、競馬場の客層としてはこのあたりが中心となる。
特に当地ペナンは華人の割合が多いことでも知られる。場内の観客もかなりの割合を中国系が占めていた。
古くから住み着いている華人も多数いたようで、ペナンの海岸沿いを歩いていると、「チョウさんの桟橋」とか「リーさんの桟橋」と名前がついた桟橋が海にせり出していて、その桟橋の上にはチョウ一族やリー一族の家が密集している、みたいな光景も見られる。
ちょっと話がそれましたね。閑話休題。
そして、そんなペナン島の人口規模は70万人、競馬場のあるジョージタウンだけ見ると30万人ほどだ。日本の地方都市圏と似たようなものだろう。
にも拘わらず場内は結構な人出である。
ごらんの通り競馬オヤジ率100%だ。おばさんレベルの女性もほとんどおらず、まさに男の鉄火場といった感じだ。
折角国内有数の観光地にある競馬場なのだから、もっと観光客にもアピールしてもいいのに・・・とも思ったりもするのだが、ごらんの通りの鉄火場っぷりと客層を鑑みれば、外国人に積極的にアピールできるような感じでもないかもしれない。
確かに荷桁も外国人を岸和田競輪や住之江競艇に連れて行く勇気は持ち合わせていない。
この競馬場はあくまで現地のおっちゃんたちの競馬場といった風情なのである。まあそれはそれでおもしろいのでいいのだが。観光客は荷桁のように一般席に行ったりはしないのかもしれないし・・・。
その替わりというわけではないだろうが、このペナン競馬場は非開催日にはゴルフコースにもなっている。競馬場よりもこちらを訪れる日本人のほうがおそらく多いであろう。
大きな地図で見る
航空写真で見るとおわかりいただけると思うが、コースの左側とコース内にゴルフコースがある。
内馬場に7ホール、隣接する敷地に11ホールがあるとのことだ。ゴルフ好きの方は非開催日にゴルフをやってそのあとシンガポールのナイター場外発売なんつー楽しみかたもできるのかもしれない。
ゴルフ場だからというわけでもないだろうが、場内のオヤジむささに比べてコースには緑が溢れていてなかなかいい感じだ。
特に4角の方にかけてのガーデンっぽい景色はなかなか見事なもので、競馬場に似つかわしくない。カラフルな花もたくさん咲き乱れている。
お金はかかるのかもしれないけど、もっと日本なんかも馬場内で花なんかを育ててみてもいいんじゃないだろうか?
いろいろとディープな感が漂うペナン競馬場。
もうしばらく続けていきます・・・。
>>ペナン競馬場レポートその3へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫び~
セランゴール競馬場 その1~いざマレーシア競馬~
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
フレミントン競馬場 その1 ~メルボルンカップ事始~
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
カイントン競馬場 その1 ~もうひとつのカップ・デー~
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ルイジアナダウンズ競馬場 その1 〜競馬旅行の運の尽き〜
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
ニコシア競馬場 その1 ~空路キプロスへ~
高知競馬場 その1 ~南国土佐の丘の辺に~
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*ペナン競馬場に関する記事は以下にもあります。
ペナン競馬場 その1 ~再びマレーシア競馬へ~
ペナン競馬場 その2 ~鉄火場のために花は咲く~
ペナン競馬場 その3 ~灼熱のパドック~
ペナン競馬場 その4 ~ペナン競馬場、必殺馬券術~
ペナン競馬場 その5 ~地方競馬の幻影を求めて~
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荷桁勇矢
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職業:
若隠居
趣味:
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このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
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