日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > フートー競馬場 > フートー競馬場 その10 〜ここが検量室〜
フートー競馬場。淡々とレースは進む。
*フートー競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
さて、さて、レースの合間にフートー競馬場の場内を歩き回ってみよう。
日本の競馬場に行くと3場買いを繰り返し、36レースを買い終わったところではぐったりとしているというのがいつものパターンであるが、フートーでは場外発売などは行われておらず、レース間隔もたっぷり30分ほどあったので珍しくじっくりと徘徊をしてみた次第である...
さて、ひとまずレースを終えた馬とジョッキーたちの様子を観察してみよう。
日本の競馬場だと、騎手が馬から下りるところは見えなくなっていたり、見えても離れている場合が多いが(荷桁みたいに外すと騎手のせいにしてキレまくる輩が多いからだろうな)、フートーの場合は最初のパドックにみんなが集まってちょこちょこと下馬していく様子を見ることができる。
下りた騎手は検量室へ向かい、馬はそのままバックヤードへ行き、帰って行く。
検量室に向かう騎手の様子は一般客からフツーに見る事ができる。一応、右端に警備員っぽいおっさんもいるがカメラを向けても何を言ってくるわけでもないので、馬券を外した腹いせに騎手にちょっかいかけたりしなければ問題ないのだろう。
レースを終えたちびっ子騎手たちが気だるそうに戻ってくる。
さすがに疲れているのか、カメラににっこりするやつもいない。でも、こんな近くで騎手の写真撮れるってすごいな。写真持ってるからって自慢できるような騎手たちなのかどうかわからんけど。
中には顔をどろだらけにして帰ってくるかわいらしいちびっこくんもいる。
まわりの大人たちも「おつかれさーん」(荷桁の勝手な予想)などの声を騎手たちにかけて、騎手も何事か答える。
ちなみにこれが検量室。
めっちゃ一般人が横から覗き込んでますけど、公平性は保たれているのでしょうか・・・。騎手の親御さんなのかな。
日本だとまず生で見る事もできない検量室もこのオープンさというかおおらかさ。楽しい競馬場である。
本日のレース結果などもみすぼらしい板きれに貼ってあり、何を生業としているのかよくわからないおっさんなどが周囲に腰掛けたりしてよくわからない雰囲気になっている。
しかし、フートー競馬場はただただ混沌としているだけでなく、なんとなくこの空間にまとまった空気が流れているのは確かである。ここは競馬場だぜ。みんな楽しく行こうぜという暗黙の空気がある。
こういうアジアの競馬場って、ともすれば殺伐とした感じになりかねないのだが、あまりそんな感じがないのだ。ベトナム人の国民性なのかそれはホーチミンの街にも言えるような気がする。
次回以降も、さらに徘徊を続けていきたいところである。
>>フートー競馬場レポートその11へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
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*フートー競馬場に関する記事は以下にもあります。
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
フートー競馬場 その2 〜ホーチミンという街〜
フートー競馬場 その3 〜こんな競馬もあるものよ〜
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フートー競馬場 その9 〜フートー馬券考〜
フートー競馬場 その10 〜ここが検量室〜
フートー競馬場 その11 〜バックヤードツアー〜
フートー競馬場 その12 〜フートー競馬場グルメ〜
フートー競馬場 その13 〜フートー競馬場スタンド考〜
フートー競馬場 その14 〜フートー競馬場の「モノ」たち〜
フートー競馬場 その15 〜馬のいる競馬場〜
フートー競馬場 その16 〜スコール決行〜
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若隠居
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逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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