日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ニコシア競馬場 > ニコシア競馬場 その9 〜キプロス産馬〜
ニコシア競馬場直線の追い比べ。
*ニコシア競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
さて、ニコシア競馬場レポートもゆるゆると続けてきているが、そろそろレースの話に移ろうと思う。
この日のニコシア競馬場の1レース発走は16時ちょうど。全11レースが行われるという日程であった...
実はこのレーススケジュールというのがちょっとおもしろい。
1レースこそ16時きっかりに始まるものの、その後のレースがやたらと刻んでくるのである。
具体的に言うと1R 16:00 の次の2Rが16:27。3Rが16:54 と言った具合に27分という微妙な時間で刻んでくるのである。
ええ? 27分刻みでレースがあるなんて何か意味あるの?と思われるかもしれないが、よくよく考えてみて欲しい。全部で1日11Rあるということは、空き時間は10回あるということになる。そうすると、27分×10回で270分になる。ようするにちょうど4時間半なのである。ということは1Rが16時スタートだと最終11Rがちょうどきっかり20時30分に発走するという、最後にうまいこと帳尻が合うことになるスケジューリングなのである。
「ああ!確かに!」と思うか「うわーこまけー!」と思うかは個人の捉え方だと思うが、よくよく考えれば、キプロスの人々というのは古代から理屈をこねくりまわすのが大好きなギリシャ人の血を引く民族なのだ。なんかこういうの好むというのも納得である。
ちなみに、日本は競馬はきりのいい時間に発走するが、競艇や競輪はけっこう刻んでくるということを追記しておく。
さて、そんなニコシア競馬場のレースなのだが、はっきり申し上げてレース体系はよくわからない。
わざわざニコシアくんだりまで行ってきたくせに何を言うか!と思われるかもしれないが、ほんとによくわからないのだ。
まずそもそも出走している馬にも2種類いるようで、いわゆるサラブレッドと、もうひとつキプロス産馬というのがこの競馬場では走っているようなのである。
これがキプロス産馬だ。申し訳ないがサラブレッドとの違いはさっぱり分かりません。
一応現地では、Cyprus bred という表記なので、キプロスで生産されたサラブレッドというようなものなのかもしれないな。このキプロス産馬は限定レースも組まれているし、サラブレッドとの混合レースも組まれている。サラブレッドは全般的にヨーロッパで生産されている馬が多い。
一般にキプロス産馬のほうが弱い馬という認識らしく、斤量に差をつける競走のときなどはキプロスの馬のほうが軽く設定されていたりする。
一応馬にもクラスという概念はあるようだが、レース自体はいろいろなクラスの馬が入り乱れて行われている事が多いようで、クラス2でサラブレッドの牡馬と騸馬は斤量がいくらだの、キプロス産馬で何勝している馬は斤量がいくらだの、出馬表のところにやたらと長い断り書きが並んでいる。
クラスだけでなく年齢ごとのレースもある。フツー3歳限定くらいならどこにでもあるものだが、5歳限定などという謎のレースもあったりして何がなんだかさっぱり分からない。
ハンデキャップも極端な場合、重い馬は60キロ、軽い馬は49キロなどかなり差がある。
頭数の少ない中でやりくりしている外国の競馬場に行くとこうしたケースはそう珍しいことでもないのかもしれないが、予想する際には何を基準に決めていいか分からないので困る。
幸いなことにニコシア競馬場のレースは頭数がそれほど多くなく、少ないと4頭立て、多くても12頭立てと、地方競馬くらいの規模なので、馬の力が分からない以上、オッズに頼りながら予想をするしかない。
オッズモニターは場内ならいたるところにあるので、特に不自由することがない。
前述のとおり、何故か場内に競馬新聞が売っていない、かつ、レース体系がさっぱり分からないため、オッズの人気を頼りにそれっぽい馬券を買うことになってしまった荷桁。
なんだか締まらないニコシア競馬場訪問ではあるが、まあ、そもそもキプロスまで来て初めてやる競馬なんて当たらなくてもともとなのでいいっちゃいいか。
次回以降もニコシア競馬場を続けてまいります。
>>ニコシア競馬場その10へ
1レースこそ16時きっかりに始まるものの、その後のレースがやたらと刻んでくるのである。
具体的に言うと1R 16:00 の次の2Rが16:27。3Rが16:54 と言った具合に27分という微妙な時間で刻んでくるのである。
ええ? 27分刻みでレースがあるなんて何か意味あるの?と思われるかもしれないが、よくよく考えてみて欲しい。全部で1日11Rあるということは、空き時間は10回あるということになる。そうすると、27分×10回で270分になる。ようするにちょうど4時間半なのである。ということは1Rが16時スタートだと最終11Rがちょうどきっかり20時30分に発走するという、最後にうまいこと帳尻が合うことになるスケジューリングなのである。
「ああ!確かに!」と思うか「うわーこまけー!」と思うかは個人の捉え方だと思うが、よくよく考えれば、キプロスの人々というのは古代から理屈をこねくりまわすのが大好きなギリシャ人の血を引く民族なのだ。なんかこういうの好むというのも納得である。
ちなみに、日本は競馬はきりのいい時間に発走するが、競艇や競輪はけっこう刻んでくるということを追記しておく。
さて、そんなニコシア競馬場のレースなのだが、はっきり申し上げてレース体系はよくわからない。
わざわざニコシアくんだりまで行ってきたくせに何を言うか!と思われるかもしれないが、ほんとによくわからないのだ。
まずそもそも出走している馬にも2種類いるようで、いわゆるサラブレッドと、もうひとつキプロス産馬というのがこの競馬場では走っているようなのである。
これがキプロス産馬だ。申し訳ないがサラブレッドとの違いはさっぱり分かりません。
一応現地では、Cyprus bred という表記なので、キプロスで生産されたサラブレッドというようなものなのかもしれないな。このキプロス産馬は限定レースも組まれているし、サラブレッドとの混合レースも組まれている。サラブレッドは全般的にヨーロッパで生産されている馬が多い。
一般にキプロス産馬のほうが弱い馬という認識らしく、斤量に差をつける競走のときなどはキプロスの馬のほうが軽く設定されていたりする。
一応馬にもクラスという概念はあるようだが、レース自体はいろいろなクラスの馬が入り乱れて行われている事が多いようで、クラス2でサラブレッドの牡馬と騸馬は斤量がいくらだの、キプロス産馬で何勝している馬は斤量がいくらだの、出馬表のところにやたらと長い断り書きが並んでいる。
クラスだけでなく年齢ごとのレースもある。フツー3歳限定くらいならどこにでもあるものだが、5歳限定などという謎のレースもあったりして何がなんだかさっぱり分からない。
ハンデキャップも極端な場合、重い馬は60キロ、軽い馬は49キロなどかなり差がある。
頭数の少ない中でやりくりしている外国の競馬場に行くとこうしたケースはそう珍しいことでもないのかもしれないが、予想する際には何を基準に決めていいか分からないので困る。
幸いなことにニコシア競馬場のレースは頭数がそれほど多くなく、少ないと4頭立て、多くても12頭立てと、地方競馬くらいの規模なので、馬の力が分からない以上、オッズに頼りながら予想をするしかない。
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若隠居
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逃げ
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このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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