日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ニコシア競馬場 > ニコシア競馬場 その16 〜日暮れの競馬場〜
ニコシア競馬場。そろそろ日が暮れる。
*ニコシア競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
さてニコシア競馬場レポートの続きでございます。
ニコシア競馬場内を徘徊しつつ馬券を買っているうちに、場内はだんだんと夕暮れが近づいてくる。この日は天気もよかったため、空の色も美しく大変にトワイライトな雰囲気になってくる。今回は写真を多く交えてトワイライトな時間のニコシア競馬場を紹介していこう...
日暮れが近づくと、お客も増えて場内も盛り上がってくるかなあ、と思ったが、別段そんなこともなく、非常にのんびりした感じだ。ギリシャっぽいというかなんというか、競馬場といえど、そんなにパワー使うこたあないよ、という力の抜けた楽しみ方という感じだ。それでも決して人々が暗いというわけでもないので、不思議だ。日本人との民族性の違いを感じる。
とはいえ、時間がたつにつれ来場者は着実に増えている。パドックまわりも徐々に活気が出てくる。学校終わった子どもなのか、わりと子ども連れてきているお客もいて楽しい感じだ。仕事終わった近所の人が集まる気軽な遊び場という感じ。この雰囲気が保てているのもある意味街中の場外発売場がしっかりしているからかもしれない。
湿気が少ないせいなのか、日も落ちるとだいぶ心地よい涼しさになるのもうれしい。
ナイター照明がつきはじめると場内も一気にナイターっぽくなっている。競馬の結果も気になるものだし、レースが始まれば興奮もするが、レースを待つ間に眺める景色がまた落ち着く。姫路競馬場もそうだけど、借景の競馬場ってやはりいいなあ。
ちなみに、ニコシア競馬場では場内で競馬新聞が買えない!という話をしていたが、夕方になってまたも場内をうろうろしていたら、なんとようやく競馬新聞の立ち売りをしているおじさんを発見することができた。
「おお、なんだよ!ちゃんといるんじゃんか。そういうのは入口付近で売るのが一番効率いいんだよこのバカチンが!」と思いつつ、そのおじさんから競馬新聞を購入した。
これがそちら。冊子タイプのちゃんとした競馬新聞だ。表紙はもちろん中身もカラー写真での決勝戦の写真や、広告も多く、日本の競馬新聞よりちゃんと儲かってそう・・・。これくらいの規模で確実に黒字だせるのは強いわな。
それはともかく、これでやっとまともな予想ができるぞ!!と思って馬柱を見てみることにした。
ギリシャ文字かて・・・。
さすがに暇人の荷桁もギリシャ文字なんてさっぱりわからんぞ。なんてこった、ほかの情報は英語がほとんどなのに新聞だけギリシャ語なんて・・・。
いや、しかし、おもな数字は見ただけでだいたい何の情報かはわかるぞ。なんとか予想の糧にせねばならんということで気を取り直して眺める。
しかし、またも異変が。あれー、8レースの出走頭数がオッズ画面と新聞で全然違うぞ。なんでだろう。・・・・ってもしや
これ明日の新聞だ・・・。
道理で変な時間に妙な場所で売り歩いているわけだ。
荷桁は間違えて次回開催の新聞を購入してしまったのであった。やはり当日の新聞は競馬場では手に入らないようだ・・・。
しかし、なんで競馬新聞を売ってないのだろう。競馬場まで行って新聞が買えないなんて、新聞をあらかじめ購入して、事前にきちんと予想を立ててから競馬場に来ないといけないみたいじゃないか。
・・・とここまで書いて、でもそのほうがちゃんと勝てるかもしれないな、ということにも気が付く。
もしかしたらキプロス人は荷桁のような事前準備の無い通りすがりが競馬で損をしないよう、あえて競馬新聞を現地に用意していない、賢くやさしい民族なのかもしれない・・・。
>>ニコシア競馬場レポートその17へ
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このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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