そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

クランジ競馬場　その１７　～クランジ競馬場特観席のサービスと眺め～

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クランジ競馬場の特観席

＊クランジ競馬場レポートのつづきです。
初めからお読みになる方はクランジレポートその１からどうぞ。

　どもども。荷桁です。今回もクランジ競馬場のレポートを続けてまいりましょう。

　前回のレポートではクランジ競馬場の特観席「トロフィーラウンジ」の様子をざっくり見てまいりましたが、今回は実際にトロフィーラウンジの卓からレースを観戦する様子を見てまいります。

　以前も申し上げました通り、荷桁には優秀な弟というのがおりまして、その弟が仕事でシンガポールに駐在していたときにトロフィーラウンジの席を予約してもらって、弟夫婦と3人で観戦するということをやりまして、そのときの様子をご紹介しているとお考え下さいませ。

　クランジが誇る特観席「トロフィーラウンジ」の設備やサービス、景色などをゆるゆるご紹介していければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします...

　さて。っつーわけで、再びトロフィーラウンジである。前回のレポートでトロフィーラウンジのだいたいの構造は理解いただけている前提で話を進めていくが、荷桁がトロフィーラウンジに訪問した際はこちらの走路側の最前の卓から観戦することとなった。さすが優秀な弟。いい席取ってくれるぜ。

　トロフィーラウンジの席の多くには卓上モニターがあるのだが、我々の席にもモニターが設置されていた。これでオッズやらスタート地点の様子やら、レースが見られるので、すこぶる便利である。

　モニターの横にはいわゆるネット投票の案内も。だいぶ前のレポートでも言うたのだが、これがうまいこと普及せんかった（させてもらえんかった）ので、シンガポール競馬は廃止に追い込まれたところがあるのよね。

　その横にも何やらQRコードで始める何かがあるのだが、これは座席からのドリンクやフードのオーダーシステムである。

　実はシンガポールは市中のちょっとしたレストランも含めて、QRコードでのモバイルオーダーの仕組みがムチャクチャ発展しており、クランジ競馬場のトロフィーラウンジなんつー週に2、3日しか客が来ないようなところにもこうして導入されていたのであった。

　モバイルでオーダーするとこんな感じでウェイターさんが席までドリンクを持ってきてくれる。まあ快適でよろしい。

　さらにトロフィーラウンジにはサービスで競馬新聞がついてくる。英語版、中文版が受付でいただけるぞ。

　弟夫婦はトロフィーラウンジはおろか、クランジ競馬場も初めてだったのだが、この快適空間のおかげで馬券も雰囲気も大いに楽しんでいただけたようだ。

　まあ、えらそうに「楽しんでいただけた」とか言ってみたものの、予約したのは弟なので、何かスミマセンという感じではある。

　さて、それではそんな各種サービスがあるトロフィーラウンジの卓からの風景も見ておくことにしよう。

　見ての通り、トロフィーラウンジの最前の席は1コーナーから直線まで、バッチリ見渡せる。レース観戦には申し分ない環境だ。

　最前の席にはモニターもあるのだが、常にオッズを映してくれているわけではない。そんなときに役に立つのが、こちらの走路にあるビジョンだ。けっこうでかいので、視力に問題がなければ、トロフィーラウンジの席からもリアルタイムオッズを確認することが可能だ。クランジは単複馬券が人気なのだが、けっこうオッズが動くので、リアルタイムでオッズをにらみつけておりゃあ！と買う必要があるので、このビジョンのオッズはありがたいぞ（まあこうして買っても、レース直前に買ってた馬券が爆売れしてオッズ下がりまくってがっくりというのはクランジあるあるであった）。

　以前のレポートでも言うたが、トロフィーラウンジは最上段以外にもこうした簡易的な馬券売り場があったので、オッズをぎりぎりまで眺めておりゃあ！と買うときはこうした売り場を使うのも手であった。こういうの、日本だとあんまりないのよね。

　さて。馬券を買ったらレースだが、トロフィーラウンジからならスタート地点も比較的見やすい。下の屋外席だと平面的になるのでどうしてもスタート地点どうなっているのかみたいなのはわかりづらくなりがちなのだが、ここならバッチリだ。

　レース風景ももちろんバッチリ。この角度で見られるのが特観席の醍醐味である。

　レース後のウィナーズサークルも上から見られて、これはこれで良きである。

　とまあ、こんな具合でトロフィーラウンジはいい感じの角度でレースが見られていい感じの空間でありました、というレポートでございました。

　次回、もう少しトロフィーラウンジのある3階をウロウロしてまいりますので、よろしくお付き合いいただけますと幸いです...