そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

クランジ競馬場　その１８　～クランジ競馬場 3階をもうひとまわり～

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クランジ競馬場のプレミアラウンジ

＊クランジ競馬場レポートのつづきです。
初めからお読みになる方はクランジレポートその１からどうぞ。

　どうも荷桁です。本日もクランジ競馬場レポートを続けてまいります。今回もタイトルにありますとおりクランジ競馬場の３階特観席フロアを見ていきたいと思います。

　前回、前々回のレポートで、特観席トロフィーラウンジのざっくりした全体像と、座席まわりのサービスや景色など見ましたので、今回のレポートでは、まだしっかりご紹介できていない３階のそのほかの施設などを見ていければと思います。

　相変わらず、細かいところばかり見て、進みが遅いなあ・・・と思われるかもしれませんが、そういうブログなので勘弁していただければと思います。いやあ、もっとざっくりした紹介でいいやと割り切りができれば私も楽なのですが、ここまで来ると意地みたいなもんですね。っつーわけで裏事情はともかくまいりましょう。クランジ競馬場の３階フロアをほじくります...

　さて。っつーわけであらためてクランジ競馬場の3階フロアである。

　以前のレポートでは、まずこちらのバーカウンターから始まりトロフィーラウンジの全体像を見ていったわけだが、いったん今回はトロフィーラウンジを出てフロアにあるほかの空間を見てみたいと思う。

　さて。そんなわけで、トロフィーラウンジを出てみた。以前もみたとおり、廊下はそんなに広くない廊下が１本という感じなので、ひとまずこちらを戻ってみることに。

　廊下をしばらく行くとトロフィーラウンジに向かっているときにも通った、別部屋への入口がある。

　見てみると、「PREMIER」「CHAMPION」などの名を冠した部屋のようである。よく分からんが入口に係員がいるわけでもにないので、入ってしまおう。怒られたら謝って出ればいいのだ。

　さて。まずはチャンピオンラウンジへ入ってみる。タイガービールの看板があり、よくわからないが、タイガービールが協賛している部屋だったりするのかしら？

　入ってみると、普通に机が立ち並んだラウンジという感じ。柱にもタイガービールの壁紙が巻いてあったり、飲食メニューっぽいものが机にあったりするので、どちらかというと、スタンドの奥の方で飲食メインで楽しみながら馬券が買えるラウンジのようだ。もしかしたら本場開催ではなく場外発売のときの有料席として機能しているのかもしれんね。

　チャンピオンラウンジにも一応売り場があったが、客がいなかったせいか閑散としていた。まあもうこの時にはあまり販売などしていなかったのかもしれないな。勝手に座っていても怒られたりしなかったのかもしれん。

　さてお次はプレミアラウンジだ。こちらはわりと人がいる。馬券売り場も稼働しているし、座っている人も飲み物を持ち込むなどしており、わりとガチ勢っぽい雰囲気だ。なんとなく「レースが見られない特観でも一番安い席」っぽい雰囲気があり、とりあえず座ってゆったり馬券買いたい勢が利用しているのかもしれないな。

　さて。そんなこんなで２つのラウンジを除いたが、ほかのラウンジは３階にはないようなので、再びトロフィーラウンジに戻り、ウロウロしてみるが、４コーナーに向かう感じで進んでいくとちょっとした空間が現れた。

　見てみると「ELITE」とある。どうやら個室のようだ。確かに、クランジの特観席は一人用というより小グループ向けな印象だが、ほとんどの席がオープンなので、こうした個室がそうした席との差別化ポイントなのだろう。さすがに中には入れなかったので写真は入口だけである。

　さて。トロフィーラウンジの隅っこにも行ってしまったので、あとは廊下をウロウロするのみだ。

　・・・まあ、とはいえ何があるわけでもないので、とりあえずエレベーターをパチリ。入口からはエスカレーターで来たけど、これもこれで再入場のときは使えたりするのかなあ。今更感はありますが・・・。

　さて。意外とさっさと見るものがなくなってしまったので、また廊下をウロウロする。

　と、廊下を歩いていてふと左に目をやると「VIEWING TERRACE」の文字が。ちょうどトロフィーラウンジの入口の目の前にあったのでスルーしていたが、どうやらここからスタンド裏手側の外に出られるようである。

　ビューイングテラスに出てみると、要するにそこは特観席にいる人たちがパドックを見る用のテラスという感じであった。

　まあしかし、日本の競馬場でもそうだが、こうした特観席からパドックを見られるテラスはいかんせんパドックから距離があるので、こんな感じで双眼鏡で見ないと、とてもではないが馬の観察などできたものではない。

　まあこんな感じで皆双眼鏡でのぞきつつ馬を見ている。ぶっちゃけ受付や席で双眼鏡をレンタルしている感じもなかったので、特観席観戦おじさんたちの多くはこうしてパドックで馬を見るために双眼鏡を持参していたのかもしれないな。ここにいるおじさんたちはワイワイ連れ立ってきている感じでもないので、おそらくさっきのプレミアラウンジのような安めの特観席に一人で入って見ている、ガチ勢なのだろう。

　まあそう考えると、クランジ競馬場の特観席も華やかなお客さんだけではなく、日本の競馬場の指定席よろしく、わりと裾野広く客を取り込んでいたのかもしれないな。