そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

姫路競馬場　その２０　～姫路競馬場駐車場～

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姫路競馬場のパドックの向こうに広がる駐車場

＊姫路競馬場レポートの続編です。
　初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。引き続き姫路競馬場の話をしてまいりたいと思います。

　前回のレポートまでは姫路競馬場の公共交通機関でのアクセスについてご紹介をしてまいりましたが、今回は車でアクセスする際に重要になってくる、駐車場のお話でございます。

　姫路競馬場は姫路駅からのアクセスは悪くないものの、地方都市と言うこともあり、地元の方を中心に車での来場もそれなりに多い競馬場となります。それに対して駐車場の数はそこまで多いという感じでもないのですが、一応あることはあるので、どんな感じか実際の様子をご覧いただければと思います。

　ってなわけでまいりましょう。姫路競馬場の駐車場でございます...

　
　さて。そんな訳で姫路競馬場の駐車場でございます。

　公式サイトによると姫路競馬場はスタンドのある競馬場の南側を中心に第１から第６までの駐車場があり、内馬場に馬場内駐車場があるという形になっている。総数は1600台と公式ではなっているが、後述するとおり、閉まっている駐車場もけっこうあるので、実態としてはビミョーなところだ。

　ただ、すべての駐車場が常に開いているという訳ではない。本場開催日は馬場内駐車場は閉鎖されるため、南側の第１～第６駐車場を利用するということになる。そして場外開催日は比較的小規模な南側の駐車場は閉鎖されていることが多いため、基本は馬場内駐車場を利用するということになるのだ（第１駐車場は開いていることが多い）。つまり、本場開催日と場外開催日で利用可能な駐車場が異なるということになるので、この点にはご注意いただいたほうがよい。これはウインズ姫路として同競馬場を利用する場合も同様だ。

　ただ、これから詳しくやるが本場開催日の南側第１～第６の駐車場も場所によっては開いていたりいなかったりするので、ご注意いただきたいところだ。駐車場の開場時間なども公式サイトでアナウンスされていないので、どこを何時に開けるかなどは混雑具合によって臨機応変にやっているのだろう。臨機応変なのは競馬場サイドのリソースを考えればいいことではあるのだが、利用者にとってはやや分かりづらい部分はある。あまり車での来場を推奨していないのは分かるが、公式にももう少し丁寧な情報を発信していただけるとありがたいところだ。

　駐車料金は一応公式サイトによると姫路競馬本場開催日が1000円、場外開催日が500円となっているぞ。

　そんな訳で、やや情報がフワフワしていて申し訳ないのだが、ひとまず今回は2020年1月の訪問の際に観察した本場開催の際の駐車場の様子を中心にご紹介していくので、公式の情報と併せて参考にしていただければと思います・・・。

　さて。それでは早速見ていこう。まずは姫路競馬場の第一駐車場だ。

　姫路競馬場の第一駐車場は姫路競馬場の敷地に隣接していて、スタンドへのアクセスも良好なので、本場開催時は勿論、場外開催日でも開いていることが多い駐車場だ。

　公式サイトでは料金は本場開催時1000円、場外発売時500円となっているが、看板を見る限り1000円の表示しかないようだ。もし場外開催時にこの駐車場を利用して料金が1000円だったら、申し訳ないな。でも公式サイトの情報量だとその可能性もなきしにもあらずなので充分注意してくだされ。

　さて。お次は第２駐車場だ。第２駐車場は姫路競馬場の南門から道を挟んですぐのところにある駐車場で立地はそれなりに良いのだが近年は閉鎖されがちな駐車場となっている。

　荷桁の訪問時も第２駐車場はこんな感じで閉まっていた。本場開催でも開けないということは余程のことがないと開けない感じなのだろう。

　とは言いつつも、地面などはそれなりに整備されている様子ではあったので、もし前を通った時に開いていれば利用するか、くらいの感覚で構えておいていただければ問題ないだろう。

　さて。続いては姫路競馬場の第３駐車場である。

　第３駐車場は第１駐車場の向かい、第２駐車場の西隣にあり、これまたまずまずの立地の駐車場だ。出入り口が第２駐車場との間にある細い道になるので、入口が分かりづらいが、荷桁訪問時はオープンしており、スタンド南側の駐車場としては第１駐車場の次に重要視されている駐車場だと言えよう。

　第１駐車場と同じく1000円の看板が掲げられている。ここも場外発売時の料金記載はない。

　また、出入り口に面した道路が狭いせいかこのような看板も。ちょっと帰りの際は混雑するかもしれないので、あらかじめご了承くだされ。

　まあしかし、地面は整えられ、競馬場のスタンドもよく見えるので、悪くない感じの駐車場だ。出入りのしやすさから考えれば第１駐車場のほうがよさそうだが、ここも本場開催の際は選択肢の一つとしてご検討くだされ。

　さて。お次は第４駐車場だ。立地的には第３駐車場からやや西へ行ったところにあたり、播磨の里本店というレストランの西隣にあたる。公式サイトの駐車場マップを見る限り、ここが第４駐車場のようなのだが、そのような看板はなく、関係者以外立ち入り禁止とあり、入口にはチェーンがかかっている。中には数台の車が停まっているので、現在は関係者用の駐車場になっているのかもしれない。いずれにせよ、本場開催時に閉まっていたということで、ここも利用できる駐車場としてはカウントしない方がよさそうである。

　第４駐車場からさらに西に進むと今度は第５駐車場が現れる。

　ここはちゃんと看板があり、チェーンも外れていたが、警備員もおらず、駐車料金もよく分からないという謎の状態であった。もしかしたら無料で停められてしまう駐車場なのかもしれないが、もしかしたら単に競馬場サイドが「ここに停めに来る奴はおらんだろ」と高をくくって関係者用にしているだけで、もし駐車していたら無断駐車で怒られてしまう可能性も充分にある。何とも判断がしづらいが、無難に考えるならここも利用は避けておいたほうがよいだろう・・・。

　さて。ビミョーな駐車場が続くが、お次は第６駐車場だ。ここは少し立地が飛んで、第３駐車場の南側、道路を挟んだところにある駐車場だ。

　ここは警備員さんが立っていて「有料駐車場500円」という看板はあったが、門は閉まっているという謎の状態であった。警備員さんが開け閉めをしているということは普通に考えたら関係者用になっているということだろう。ここは接している道路的に出入りするにはよさそうな立地なので惜しいが、本場、場外問わず、もし開いていたらくらいに考えておいたほうがよさそうである。

　と言う訳で、ここまで2020年1月本場開催日におけるスタンド南側の第１～第６駐車場を見てきた訳だが、確実に稼働していると思われるのは第１と第３だけというなんとも微妙な状態であるということが分かった。交流重賞などもないので、当面は本場開催であっても似たような稼働状況が続くであろう。勿論、その２か所だけでも車が溢れかえる訳でないのでフツーに行って駐車場難民になることはまずなさそうだが、公式サイトで案内されているわりに、場所は案外限られているということで頭に入れておいていただければと思います。

　本場開催時は使われないが、園田競馬の場外発売ないしウインズ姫路の発売日はメインの駐車場となるのがこちらの内馬場駐車場だ。

　見てのとおり台数も多いため、基本はこちらを使うことを考えておいた方がよいだろう。駐車場の入口は競馬場の北側にある県道516号になるのでご注意くだされ。

　ちなみに、まだ姫路競馬場が工事中に園田競馬の場外発売に行った時はこんな感じでございました。内馬場駐車場の開放日は駐車場から直線走路を渡ってスタンドに行ける通路ができ、外周をぐるっと回ってスタンドに行くなんてこともないので、そのへんはご安心くだされ。

　さて。ここまで姫路競馬場の公式駐車場をご紹介してきたが、一応コインパーキングについても紹介しておこう。とりあえず荷桁が2020年の1月に競馬場周辺をウロウロした感じではこちらの「タイムパーキング姫路城北新町一丁目」あたりが姫路競馬場の南門に近くていい感じであった。一日最大500円なので、本場開催の時は公式より安く停めることができる。

　コインパーキングなので数に限りはあるし、そもそも次回の開催時にこのパーキングが残っているかはよく分からないが、一応こんなのもあると頭に入れておいてくれたまへ。出やすさとか考えたら、ちょっと歩いてもこっちのほうがメリットあるかもしれないな。

　さて。駐車場のあとは、一応駐輪場も見ておこう。

　まあ特段何と言う訳でもないのだが、一応正入場門、そして南入場門と門の前にはこんな感じで駐輪場がある。自転車やバイクで姫路競馬場にお越しの際はフツーに門の前まで乗りつけてしまえばOKなのでご活用くだされ。

　さてさて。そんな訳で、姫路競馬場の駐車場についてご紹介をしてまいりました。場外開催時はとりあえず内馬場駐車場に行っておけば間違いない感じなのですが、本場開催時はちょっと公式情報だけだとややこしい部分があるかもしれません。荷桁も車で行ったり警備員さんに詳しく駐車場のルールを訊いたわけではないので、とりあえず出たとこ勝負で第１駐車場か第３駐車場あたりに赴いて、その後は警備員さんに従っておけば問題ないかと思います。

　アクセスの話が続きましたが、いよいよ次回のレポートから姫路競馬場の敷地内の話になってまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします・・・。