水沢競馬場 その11 ~勝手に水沢競馬騎手名鑑番外編~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
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Mizusawa Racecourse 水沢競馬場
水沢競馬場


*水沢競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。



 さて、水沢競馬場レポートでございます。


 前回まで、2度に渡って、水沢競馬場で目撃した現役騎手の人たちをご紹介させていただきました。しかし、荷桁が水沢を訪問したのは2009年のこと。あれから丸3年以上が経っております。

 この間に岩手でも何人かの騎手が引退してしまっているわけですが、当然ながら訪問時にはまだまだバリバリの方も多かったので、引退してしまった騎手の方も、写真だけは手元にあったりします。

 せっかく撮った写真なのにお蔵入りさせるのも勿体ない話なので、今回のレポートでは彼らの写真もひっぱり出してきて勝手に水沢競馬場騎手名鑑の「番外編」と題し、紹介させいただきたいと思います...

Mizusawa Racecourse 水沢競馬場


 というわけでご紹介させていただきますが、やはり岩手競馬の引退というところで一番インパクトがあったのはこの菅原勲さんの引退であろう。2012年3月に調教師試験合格が決まり、同月に調教師へ転身のため引退となった。


 通算4127勝という大記録はもちろん、トウケイニセイ、メイセイオペラ、トーホウエンペラーなど歴代岩手の名馬たちの手綱を取り続けてきた、岩手を代表する騎手だったお方だ。特にメイセイオペラにまたがって制したフェブラリーSは全国に菅原勲の名を知らしめたレースだった。いまだに地方馬にまたがって中央のG1を制した地方騎手は菅原勲ただ一人である。


 調教師になってからも、初年度にいきなり重賞勝をおさめるなど、順調な滑り出し。初年度から年間通しての管理馬の連対率が4割を超えるなど、騎手時代を彷彿とさせる神がかりっぷり。今後も岩手競馬をリードしていただけることだろう。



Mizusawa Racecourse 水沢競馬場


 続いてもかつてのリーディング上位騎手、板垣吉則さん。


 上山デビューのち、岩手に移籍。騎手として通算1328勝を挙げた実績を持つが、2010年5月に40歳を前に調教師へ転身した。大舞台では2004年の南部杯で中央のビッグウルフに騎乗し5番人気で3着するなど、確かな技術が光る存在であった。


 調教師としても堅実に勝ち星重ねている。もともとクレバーなタイプだっただけに向いているのかもしれない。




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 お次は沢田盛夫利(さわださおり)さん。荷桁はたぶん違うだろうなと思いつつも「さぶり」だと思っていた。


 高崎競馬でデビュー後、岩手に移籍し、リーディング上位の常連として活躍。通算1302勝の成績を残すが2011年6月に引退した。


 ウィキペディアでは「声に特徴がある。ヘリウムガスを吸った後かのような高い声で喋る。」と書かれていたので、実際のところどうなんだろうと思って調べてみると、動画があった。






 ああ~確かに甲高いかも。気になる方は聞いてみてください・・・。ちなみに動画によると引退後は栄進牧場岡山久世育成センターにて働いているそうだ。



Mizusawa Racecourse 水沢競馬場


 お次は村松学さん。

 リーディング上位で安定し、通算1050勝を重ねてきたが、2011年に突如免許を返上し引退となった(取り消しという表現もされますが、岩手競馬の公式サイトでは返上になっていたので、ここではとりあえず返上とします)。現在は社台ファームで乗り役をつとめているとのこと。わりと乗れているイメージだったので残念。




Mizusawa Racecourse 水沢競馬場


 続いて、関本浩司さん。写真横向きで申し訳ない。


 地方通産932勝をあげるなどしたが、2011年3月に調教師に転身している。かつては中央でもミズサワノギャルに騎乗し福島の500万条件で2着した実績も持つ。


 調教師転身後も手堅く勝ち星を重ねており、今後の飛躍が期待される。



Mizusawa Racecourse 水沢競馬場


 続いて、佐々木忍さん。

 通算539勝をあげていたが2010年12月に引退した。かつてはデンゲキヒーローの主戦としても知られ、東京大賞典では10番人気ながら直線敢然と追い込み4着を確保するなど渋い働きもみせた。引退時35歳とまだ若かったため、残念。



Mizusawa Racecourse 水沢競馬場


 最後に、皆川麻由美さん。


 岩手唯一の女性騎手として8年現役生活で26勝をあげるなどしていたが、2012年1月、家業を継ぐため引退した。

 LJSのセレモニーなどで何度か見たことがあるが、とにかくひょうきんなキャラで知られ何かしら笑かそうとして、だいたいいつもJRAの増沢騎手と西原元騎手が苦笑いしているのが印象的であった。荷桁も偶然出くわした大井のイベントでサインをもらったことがあるが、気さくに応対してくれて「なんていい人なんや・・・」と思った記憶がある。


 引退後は実家のトロフィー制作業を継いだ模様で、ご結婚もされたそうな。




 というわけで、訪問時に居合わせた引退騎手のみなさんを紹介した。皆様、改めましてお疲れ様でした。


 何となくこの3年で岩手競馬の騎手をめぐる様相も一変してしまったというのがお分かりいただけただろうか。若手が伸びる一方、中堅クラスの引退が続き、騎手も2013年1月現在、純粋な岩手所属は17人とやや不足気味の感が否めない。怪我人が複数出ようものなら、盛岡のフルゲート(14頭)も危うい状況だ。


 中央で騎乗数に恵まれない若手がくすぶっている現状や、中央でも騎手が不足していることなどを考えても、やはり騎手免許の一元化はどんどん進めていくべきなのではないだろうか。


 とまあ、ちょっと真面目な感じで締めてしまいましたが、もう少し、水沢競馬の話題を続けてまいります・・・。


 

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