日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 釜山慶南競馬場 > 釜山慶南競馬場 その13 ~釜山慶南競馬場 グルメ~
釜山慶南競馬場のフードコート
*釜山慶南競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は釜山慶南競馬場レポートその1からどうぞ。
どうもどうも荷桁です。
さて、お待たせしましたというべきか何というべきか、今回は釜山慶南競馬場のグルメを見ていきたいと思います。やっぱりメシの話はテンションが上がりますなあ。
韓国と言うと、いろいろ美味しいものがあるイメージですが、釜山慶南競馬場も一通りの食事処があり、ばっちり食事を楽しむことができますので、お立ち寄りの際は、是非ひるむことなく食堂を利用してみてくだされ。
それでは早速まいりましょう、釜山慶南競馬場のグルメガイドでございます...
まず釜山慶南競馬場においてもっともポピュラーな食堂はスタンド3階にある、こちらの”MY del PLACE”であろう。いろんなメニューが揃っているフードコートと思っていただければOKだ。
ご覧のとおり、お昼時には行列ができるが、席数も多く回転も速いので時間に余裕があれば、あまりひるまずに並んでしまえばOKである。
ありがたいことに入口の前には英語翻訳つきのメニューもあるので、だいたいの方はご理解をいただけると思う。一応、以下それぞれざっくり訳してみたのでご参考までに。
左はスープコーナー。ラインナップはテジクッパ6000ウォン、牛肉クッパ6000ウォン、カルビスープ9000ウォン、ライス1000ウォンといった感じ。
左から2番目はトンカツコーナー。ラインナップはトンカツ6000ウォン、カツカレー6500ウォン、カレーライス5500ウォン。
右から2番目はご飯&チゲコーナー。ラインナップは海鮮味噌チゲ6000ウォン、豚肉キムチチゲ6000ウォン、魚チゲ6000ウォン、プルコギセット7500ウォン、しじみスープ6000ウォン(季節メニュー)。
そして一番右はビビンパとメシ・麺系コーナー。ラインナップはビビンパ6000ウォン、冷麺4000ウォン、季節メニュー4000ウォン(季節でないのか隠されていた)、トックラーメン3500ウォン(3時以降のみ)、ラーメンとキンパのセット(3時以降のみ)という感じだ。
こうして見ると、日本の競馬場とさほど変わらないか、幾分リーズナブルという感じのラインナップである。
日本の韓国料理店でもよくあるような、いわゆる王道的な韓国料理が並んでいるので、皆さん好きなものをチョイスすればOKである。
フードコートに入ってすぐ右にレジがあるので、そこで食券を購入するというシステムだ。食券売りのおばさんの背後にもメニューがでかでかとあるので、何かあれば指を差せば何とか通じるであろう。
荷桁とUさんは最初はラーメンとキンパのセットを食べようと思ったが3時以降限定のメニューだったため、とりあえず無難にビビンパを食べることにした。
お金を払うとこのようなレシートが手渡される。
これがいわゆる食券の代わりになるのだ。
頼んだ品はそれぞれのコーナーごとに受け取り口があるのでそこで受け取ればOKである。ビビンパは一番右の受け取り口だ。
自分の注文の品が出来上がると、レシートに書いてあるのと同じ番号が表示される(さっきの荷桁のレシートの場合560番)ので、その受け取り口に行けばOKといういたって簡単な仕組みである。ものの1、2分で荷桁らのビビンパ2人前もできあがった。さすがにシステマティックな分、提供が早いぜ。
自分の料理を手にしたら、とりあえず空いている席を探して座ればOKだ。この辺も日本のフードコートとさほど変わらないので、別に戸惑うことはないだろう。
このフードコートは意外と奥行きがあるので、奥までウロウロしていればどこかしら席は見つかることと思う。荷桁とUさんは窓際の席をゲットすることができた。
窓際の席は一応観客席に面しているので、お客が総立ちになったりしない限りはレース観戦もできるようになっている。もし空いていて窓際の席が確保できるような時間であれば、馬券だけ仕込んでおいて優雅にメシを食いながら観戦なんてこともできるだろう。
韓国らしく、キムチとたくあんは取り放題なので、好きなだけ小皿に盛って自席までもっていってくれたまへ。
さて、今回荷桁がいただいたビビンパはこちら。ご飯を右側の大きいお皿にぶち込んでおりゃおりゃと混ぜていただくのが正しいスタイルだ。
野菜メインのシンプルなビビンパであったがきわめて正統的な味付けで美味であった。ついてくるテールスープもすこぶる旨い。肉や魚がないと嫌だという方には物足りないかもしれないが、あっさりと済ませたい方には持って来いの一品である。
ちなみに、行儀が悪いことをしてしまったが、近くに座っていたオッサンが食べていた、カツカレーがこちら。ご飯の量はフツーだが、けっこうトンカツがでかくてボリュームがある。韓国の方が競馬場でカツカレーを食べているイメージがあまりなかったので意外だったが、もし日本的なゲン担ぎがしたい方は、こちらでカツカレーを食べて「馬券に勝つ!」と気合を入れてみてはいかがでしょうか。さすがにやんねえか。
ひとまずこのフードコートはバラエティーが豊富なので、いわゆる韓国メシを食べておこうと思ったらひとまずここに来ればOKである。
さてお次は中華料理店だ。
荷桁がこのお店の前を通った時は時間が遅くて既に閉まっており、実食することはできなかったのだが、釜山慶南競馬場にも中華料理店があるようである。
中華料理と言っても、いわゆる本格中華料理ではなく「韓国風にアレンジされた中華料理を提供する店」だと思っていただいた方がよい(まあ日本の中華料理店もそうだわな)。ものすごくあけすけな言い方をしてしまうと、チャジャンミョン(ジャージャー麺)とかチャンポンを出すような店である。
予備知識のない方が混乱しているかもしれないのでもう少し解説するが、食文化の話をすると中華料理が韓国に輸入されて独自の発展を遂げる中で、さっき言ったようなチャジャンミョンやチャンポンといった料理がいわゆる韓国における大衆中華としてポピュラーになっていったのである。
実は大阪にも韓国人が韓国人のためにやっている「韓国風にアレンジされた中華料理を提供する店」というのがあるので興味がある方は行ってみるとよりイメージがつくだろう。だいたいどこもチャジャンミョンやちゃんぽんを提供しているぞ。荷桁も何度も行っているが、なかなかおいしいですぞ。
【ご参考】
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270306/27035761/
話が脇道にそれてしまったが、要するにスタンダードな中華屋ではなく韓国風中華料理なので誤解のないように!ということをご理解いただければOKである。
ここも大変ありがたいことに英語つきのメニューが入口脇に掲出してあったので、翻訳を載せておこう。
チャジャンミョン 4000ウォン
チャジャンミョン大盛り 5000ウォン
海鮮チャジャンミョン 7000ウォン
チャンポン 5000ウォン
チャンポン大盛り 6000ウォン
炒飯 6000ウォン
炒飯大盛り 6500ウォン
まずはこんな感じ。チャジャンミョンというのは中国のジャージャー麺にルーツを持ち、日本でもジャージャー麺と訳されることが多いのだが、韓国風にアレンジされていて、似てはいるが味などはまったく別な料理なので、チャジャンミョンという名前で覚えてしまった方がよいだろう。
ちなみに、荷桁はソウル競馬場に行ったときにこのチャジャンミョンを食している。ビジュアルが気になると言う方はソウル競馬場レポートその12をご参照くだされ。
チャンポンはいわゆる長崎ちゃんぽん的なものではなく、海産物が入った辛いラーメンと思っていただきたい。スープは赤く、しっかりと辛いので、辛いのが苦手な方はご注意だ。炒飯はいわゆる炒飯である。
さてメニュー翻訳のつづきをしていこう。こちらは以下の通りだ。
チャンポンとライス 6000ウォン
チャジャン飯 5500ウォン
中華ビビンパ 6000ウォン
揚げ饅頭 4000ウォン
季節メニュー(内容不明) 5000ウォン
ライス 1000ウォン
という感じである。
チャジャン飯というのはチャジャンミョンのあんを炒飯にぶっかけたメニューで、チャジャンミョンを扱う店ではだいたい置いてある典型的なメニューである。
気になるのは中華ビビンパなる逸品。荷桁は日本も含めて未食だが、「중화비빔밥」で画像検索してみると、肉やら野菜をいためてメシにぶっかけて目玉焼きをのせた非常に美味そうな料理画像が出てくる。辛いのが大丈夫な方は問題なく食べられるのではないだろうか。
さて今回惜しくも訪問できなかったこのお店だが、次回釜山慶南競馬場を訪問する機会があれば是非とも行ってみたいところである。尚、あとから調べるとフライドチキンなどを扱うファーストフード店もあったようなのだが荷桁は何故かスルーしてしまったようだ。この辺もまた行ったらレポートしておきます。
さて、食事処を大方見たところで、場内のコンビニなんかも見ておこう。
場内には「GS」という韓国地場のコンビニのお店がちょいちょいある。何か買おうと思ったときには便利な存在だ。
基本的には飲み物、軽食、スナック類などが売っている。レンジでチンして食べるパスタやサンドイッチなども売っているので味はどうだかわからないが、サクッと腹ごしらえがしたいという方はコンビニを使ってみるのも手か。
レジや店外には電子レンジがあるので、買ったものの温めは可能だ。ポットはあったかどうか観察し忘れてしまった。カップ麺は食えるんだろうか・・・?
ちなみにソウル競馬場でも見かけた17茶をここ釜山でも発見。うーむ。香ばしいぜ(お茶がと言う意味ではありませんのであしからず)。
韓国の競馬場は基本的にアルコールNGでビールなんかもノンアルコールしか売っていないのだが、荷桁の訪問時には日本のサントリー製の「ほろよい」が売られていた。ほろよいはアルコール度数3%なので日本だと立派なお酒なのだが、韓国では3%なら法的にお酒に分類されないのだろうか?それともジュースと誤認して販売してしまっているのだろうか?うーむよく分からんのう。
ひとまずアルコールが入っていても甘い酒、しかも日本製ではあまり韓国に来た感がないだろうということで荷桁はノンアルコールビールを飲みました・・・。
あとはこんなカフェも発見。Cafe Granとある。ググると、韓国ではちょいちょいあるチェーン店のようだ。
コーヒーを提供しているほか、書籍なんかも置いていてかなり落ち着けそうな雰囲気であった。馬券でやられまくって頭を冷やしたいなと思ったらこちらへGOである。
さらには、スタンド外にもこのように屋台が出ているので、こういうところで食事を摂ってしまうのも手である。晴れていればスタンドに腰かけて食べるのもまた楽しいことだろう。
さて、釜山慶南競馬場のグルメ、いかがでしたでしょうか?荷桁も何だかんだビビンパしか食べられていないものの、いろいろとメニューがあっていい感じなので、是非再訪していろんなものを食べてみたいところでございます。
さて、グルメの話も終わって、だいたい釜山慶南競馬場の様子も分かってまいりました。ここらで終わってもいいのですが、もう1本だけお付き合いいただければと思います・・・。
>>釜山慶南競馬場レポートその14へ
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