笠松競馬場 その8 ~馬専用道②~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場
笠松競馬場まで馬がゆったりと歩いて行く。


*笠松競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は笠松競馬場レポートその1からどうぞ。






 宝塚・帝王賞と惨敗し憔悴している荷桁です。今年の春は尻すぼみだったなあ。高松宮あたりがピークだった。チクショウ。



 さて気を取り直して前回のつづきを行きましょう。前回のレポートでは円城寺厩舎地区・薬師寺厩舎地区から笠松競馬場に向かう馬専用道を観察しているうちに、長くなってしまったので、2回にわけてご紹介することになってしまったのでした...


 冒頭の写真のように、農地と住宅が広がるのんびりした区域をつっきるように馬専用道が伸びており、その中を馬がのんびりと進んで行く光景が広がる。あまりに日常的な非日常という矛盾した光景だが、なかなかいいものである。


Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場


 しばらくこの道を進むとそのうち馬専用道が途切れて、道路を横断する箇所が現れる。馬たちは車の様子をきょろきょろと見ながらこの道を渡って、また馬専用道に入る。

 馬たちもおとなしいもので、あまり暴れたりはしない。パドックでイレ込んでいる馬をよく見かけるが、あれはやはりパドックだからなのだろうか。


Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場


 こちらの道はやや広いので車なんか間違えて入ってしまいそうなものだが大丈夫なのだろうか。



Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場



 その後も住宅街を抜けつつ馬は進む。もう競馬場はすぐそこだ。


Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場



 そしてこの道中の最大の山場はこの県道178号を横断するときである。警備員さんたちが車をうまいこと捌いて馬を通して行く。左上には燦然と馬横断注意の看板である。まさに看板通りの光景が目の前で繰り広げられているわけだ。


Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場


 しかし、動物が道路を横断している光景というのはなんとも微笑ましいな。鴨の親子でもそうだが、なんとなく人間のルールを解しているようでかわいらしい。


Kasamatsu Racecourse 笠松競馬場


 そして県道をわたると、土手をのぼって笠松競馬場に到着ということになる。 以上の道中を地図にしてみた。

 出発地点からはおよそ1キロということになる。この道を笠松の馬はみんな通っていると思うと非常に感慨深い。

 ラブミーチャンやフジノウェーブ、ミツアキタービン、ライデンリーダー、オグリキャップもここを通っていたのである。競馬は施設ではないなあ、と実感させられる。


 このように馬を見ながら歩くのは笠松競馬におけるひとつのお楽しみのひとつである。
 
 だが、一応申し上げておくと、道中には警備車のようなものもぐるぐるまわっており、一応主催者側も馬が安全に通行できるように気をつかっていることは確かだ。今後笠松競馬にスターホースやアイドルホースが出てきたときには専用道まで行けばかぶりつきで見られてしまうわけだが、くれぐれも関係者に迷惑をかけないようにしていただきたいところである。

 こういうものがあるよと紹介してしまった手前これだけは言わせてください。



 というわけで、久々の笠松はまず競馬場の外、馬専用道をじっくり見るところから始まったのですがいかがでしたでしょうか。


 次回以降は中に入って、久々の笠松競馬場をご紹介してまいります。




>>次の記事へ



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