日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 札幌競馬場 > 札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
札幌の歓楽街すすきの。しかし看板が酒ばっかりだな。
*北海道競馬場巡りレポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
右上のカテゴリーをクリックして一番上にあった札幌競馬場のところから、このページにたどり着いた方、はじめまして。
このレポートは北海道の競馬場巡りツアーの続きですので、最初からお読みになる方は、こちらからどうぞ。便宜上、カテゴリでは札幌競馬場が一番上になっておりますが、もちろんほかの競馬場からお読みいただいても何も問題もありませんので・・・。
とまあ、そんなわけで(?)、北海道競馬場巡りツアーの続きとまいろう。
前回までの帯広を後にして、お次は札幌へ向かう。
当然ながらここまでの道中と同様、各駅停車での移動なので、帯広からは滝川や岩見沢を経由して牧歌的な北海道の大地を札幌へ向かって移動していく...
途中滝川駅で駅そばを食べたときに、5000円札を出したら「お釣りがありません」と言い放たれて(しかもどこで崩せるかなどの情報も一切よこさずに漫然とお釣りがないと繰り返されて久々に殴ってやろうかと思った)、駅の売店で不要なお茶を買うはめになったり、札幌市内のホテル近くの居酒屋で飲んでたら、隣に座っていた大学時代に東京にいたという釧路出身の60過ぎのおじさん二人と盛り上がってしまい、焼酎をしこたま飲まされた挙句、何曲か歌わされたりという、諸々のイベントをクリアして、やっとこさ二日酔い気味ながら今回の旅の最終目的地である札幌競馬場にたどり着いたのだった。おええ。
さて、札幌競馬場の説明へと参ろう。
札幌競馬場は読んだまま、札幌市にあり、JRAの開催が主に行われている競馬場だ。
実は2009年までは地方競馬であるホッカイドウ競馬の開催も同じ場を使って行われていたのだが、2010年からは行われていない。今後はまた再開される可能性もなくはないそうなのだが。この状態では望みはほとんどないだろう。門別でも四苦八苦なんだから。
札幌競馬場は、札幌市の都心近くに位置しており、立地だけなら充分に都市型と言える競馬場だ。JRの桑園駅と地下鉄東西線の二十四軒駅の二駅が利用可能だ。まったく別の路線なので出発地がどこかということでまずどちらの駅を利用するかという選択が必要となる。
荷桁は宿を地下鉄東西線の西18丁目駅近くにとったため、当然のことながら地下鉄二十四軒駅を利用することになった。
2駅も使えてアクセス至便かと思いつつも、この2駅のどちらからも徒歩だと15分~20分はかかってしまうため、開催日には2駅から運行される無料送迎バスを利用するということになる。
二十四軒駅前に停車中の無料送迎バス
荷桁が行ったのは日曜日で重賞キーンランドカップの開催日だったのだが、さすがに1レースに間に合う時間のバスだったため、特に車内・道路共にそんなに混まずに競馬場まではたどり着けた。一部情報では競馬場周辺は道路が渋滞して結局歩くのとあまり変わらないという話もあるので、混雑する時間帯を見極められるかが肝心なようだ。
と、言うわけで到着しました札幌競馬場。
まず、到着して思ったのは、JRAの競馬場にしては随分と古いスタンドだなあ、ということか。
ウィキペディアによるとこのスタンドは1971年の竣工で、JRAの競馬場では唯一、取り壊しを伴う大規模なスタンド改築が行われていないんだそうだ。(追記:この記事を書いた時点では行われていなかったのですが、ついに2014年から新しいスタンドが稼働することに相成りました。なのでこれからの記事は2008年当時の記事としてお読みいただけると幸いです。)
その理由としては、競馬場が市の中心部近くにあることから郊外への移転論議が出ては消えを繰り返しているから、現状のスタンド新築計画を思うように立てられないということなのである。いろいろあるんですね。
こちらがスタンド1階部分。
ご覧のとおりやや薄暗い感じで、どうもJRAの場というよりは「でっかい地方競馬場」という感じだ。
北の大都会、札幌にありながらこのスタンドで競馬が味わえるというのもなかなかオツなものである。函館が改修してしまった今、若い競馬ファンにとって1970年代のスタンドが味わえる中央の競馬場はここだけになってしまったはずなので是非とも観光のついでか何かに一度は訪れていただきたい競馬場である。(註:2013年に全面改修工事がおこなわれ、このスタンドは味わえなくなりました・・・)
さすがにコースは中央の場だけあって非常に爽やかで美しい。
これまで半分廃墟と化した旭川や小雨降りしきる帯広などをまわってきたためか余計にそう感じる部分があるなあ。
札幌競馬場は元々ダートコース(内・外)しかなかったが、寒冷地でも育つ洋芝の技術開発により1989年に外回りコースが改修され芝コースが新設されたという経緯がある。
あの札幌記念も当初はダートで行われていたと考えると、いやはや時代は変わるものだなあと実感。
お次も札幌競馬場のお話を・・・。
>>札幌競馬場レポートその2へ
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*札幌競馬場に関する記事は以下にもあります。
札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
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競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
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