日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 釜山慶南競馬場 > 釜山慶南競馬場 その4 ~競馬新聞と入場券~
レッツランパーク釜山慶南の入場ゲート
*釜山慶南競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は釜山慶南競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも荷桁です。今回も釜山慶南競馬場レポートのつづきを書いてまいりたいと思います。
さて、下端の駅から路線バスに乗り、バス停からえっちらおっちら歩いてようやく釜山慶南競馬場のゲートまでたどり着くことができたわけだが、このまま「イエーイ!着いたぜい!」と能天気にゲートに入ってしまって、またも帰る段になって交通手段に窮してしまうようなことは避けたいところだ・・・。
同行者のUさんとも会話し、ひとまずはゲート周辺をウロウロして、帰りの交通手段を確認してから競馬場に入ろうということになり、シャトルバスが多く停まっているロータリーっぽいところに行ってみることにしたのである...
入場ゲートのすぐ近くにそのロータリーは存在している。いかにもなロータリーに同じ色のバスが大量に停車しているので、まあ間違えることはないと思う。どうやら、このあたりに来ればシャトルバスに乗れるようである。
一応案内の看板も見つけることができた。
一番上のピンクの部分は
셔틀버스 타는곳 シャトルバス 乗り場
대저역 방면 大渚駅 方面
という意味である。
下の総合案内を見ると
「렛츠런파크(レッツランパーク)→ 하단(下端)/주례(周礼)/대저(大渚)/김해(金海)」*紫色のところ
とある。それぞれの方面ごとにバス停が分かれているようなので、自分の行きたい駅のハングルだけ覚えておいてそこのバス停近くに停まっているバスに乗れば大体OKという感じのようである。
そのほか帰国後にざっくり翻訳したところ、運行時間や曜日による始発時間、終バス時間、何分間隔で運行しているかなどが書かれているようである。ひとまず皆様におかれましては、この看板のビジュアルをよく記憶していただき、似たようなページを韓国馬事会の公式ウェブサイトできちんと探して、翻訳した上で行かれることをおススメいたします。
なお、通常の路線バスの時刻表もあった。
既にご紹介した1005系統のほか、小型のバス「マウルバス」の江西7-2系統、江西12系統などもあるようである。こちらのほうが遅くまであるので、もし興味がある方は無理のない範囲で使ってみるのもよいのではなかろうか。
さて、帰りの交通手段も確認できたところで、いよいよ競馬場に向かうことにしよう。バスのロータリーから競馬場の入口の前には何やらテントが並んでいる。
見てみると乾物やら果物やらを売っている出店であった。
人が集まるところにはとりあえず物を売るのがアジアンスタイル。こういうのを冷やかすのがお好きな方はふらふらと見て回るとよいだろう。
物売りのテントの並びを抜けると、何やらそれっぽい建物が現れる。
こちらの建物は新聞売り場とチケット売り場だ。左のAとBとあるところが新聞売り場で、右側にチケット売り場がある。
上についている馬の看板がやたらとでかいが、このあたりのアンバランスさも、異国っぽくて面白い感じだ。
新聞売り場がAとBとで分かれていることについては、売り場の横に何やら説明書きがあった。訪問時はさっぱり読めなかったが、帰国後に翻訳してみたところ、以下の通りであった。
「お客様によりよいサービスを提供するため、競馬専門紙をAとBで分けて販売しております。
各共同販売所は、フレンドリーなサービスとリーズナブルな価格でよりよい競争をすることになるでしょう。
今後もレッツランパークは、顧客サービスの向上と進歩的な競馬の実施を率先してまいります」
・・・どういう棲み分けでAとBに分かれているのかは読んでもよく分からないのだが、二つの業者を競わせることで新聞業者がカルテルを組んだりできないようにしているんだろうか?発行元にはあまり関係がないような気がするけど・・・。よく分からないが、あまり深く考えることもなさそうである。
ひとまずよく分からないのでどちらでもいいやとBの売店に近づいてみる。
並んでいる競馬新聞を見てもよく分からないので、そのへんにあったものを適当に買ってみることにする。だいたいどれも一冊1000ウォンと日本でいうスポーツ新聞なみのお値段なので、記念にいろいろ買いたいという方はお土産がわりに複数冊買ってもいいんじゃなかろうか。ちょっとでかいけどね。
ひとまず釜山にもかかわらず「ソウル競馬」を購入してみた(もちろん新聞名が読めずに適当に買ってみて、帰国後翻訳したらソウル競馬だったというオチです)。
新聞を購入したら続いて入場券の購入である。売り場には英語でTicket Officeとあるので、さすがに分かると思います。
料金が何やらいろいろあってびっくりしたのだが、よくよく見ると夜にやっていると思しき、イルミネーションイベントの料金だったようである。競馬場に入る分には2000ウォンだ。日本の競馬場とさほど変わらない料金ですね。
こちらが入場券でございます。
見てのとおり半券をもぎるタイプのポピュラーな形のチケットだ。同じような入場料でも日本の競馬場と違ってちゃんとした紙を使っているので記念になるという意味ではありがたいチケットである。
さて、っつーわけで、下端の駅から考えると、ずいぶん、いろいろありましたが、ついに入場門までたどりつくことができました。Luck Gateねえ。うーんいいじゃないですか。いいじゃないですか。
次回のレポート以降、いよいよ釜山慶南競馬場内へレッツゴー。いや、レッツランでございます。
>>釜山慶南競馬場レポートその5へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
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*釜山慶南競馬場に関する記事は以下にもあります。
釜山慶南競馬場 その1 ~プサンに競馬しにいくぞ~
釜山慶南競馬場 その2 ~釜山慶南競馬場 アクセス~
釜山慶南競馬場 その3 ~レッツランパーク釜山慶南~
釜山慶南競馬場 その4 ~競馬新聞と入場券~
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競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
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