ニコシア競馬場 その13 〜スタンドを徘徊しよう〜 そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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Nicosia Race Course
ニコシア競馬場スタンド


*ニコシア競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。




 さて、27分間隔を忠実に守りながらレースが進むニコシア競馬場だが、正直キプロスの馬なんて見ていてもよくわからないので、馬券の買い目はさっさと適当に決めてしまうことが多くなってきた。そうすると必然的に時間を持て余すことになる。今回はその持て余した時間を使ってニコシア競馬場のスタンドをいろいろと徘徊したのでそのときの様子をご紹介していこう...

Nicosia Race Course


 こちらがニコシア競馬場スタンド全景である。

 手前の大きな屋根がついているいかにも競馬場のスタンドという趣のあるほうが、すべて無料の一般席が占めるメインスタンドだ。そして奥のコンクリート作りの建物が2階部分から上が有料席になっているスタンドである。


Nicosia Race Course


 では無料のスタンドから見ていこう。

 こちらのスタンドはご覧のとおりフツーの競馬場のスタンドですといった趣が漂っている。席は上のほうにしかなく、下の方はコンクリートの打ちっぱなしという構造になっていてまあ珍しいっちゃめずらしい。


Nicosia Race Course


 よって打ちっぱなし部分では必然的に立ち見の人が多くなる。コースの手前にやたらと植物が植わっているので4角部分を中心に立たないと見づらいという事情はあるのだが。
 このあたりで叫びまくればあなたも立派なニコシア競馬オヤジである。



Nicosia Race Course


 スタンドには大きな屋根がせりだすような形でついているので、日光および雨を遮るという点ではかなり重宝する。キプロスも地中海の国。ちょっと行けばシリアやエジプトといった立地の国なのでこの時期の日中はかなり気温が上がる。日光の遮断は非常に重要なのである。


 ちょっと光が透ける素材ということで場内が不気味に暗くなる事もなく、なかなかセンスがいい。この素材日本でも使っているとこあるんだろうか。



Nicosia Race Course


 続いて内部に移ろう。

 このスタンドの1階部分は以前にご紹介したように、やや広いベットスペースになっている。ご覧の通りモニターがあって、穴場もあって、いわゆる競馬場らしい光景だと言えよう。このあたりはまさに万国共通の空間だ。

 事務室や警備本部などもありニコシア競馬場のコンコース的な役割を果たしていると言えよう(さすがに警備室の写真は撮れんかった)。


 やや薄暗く、いかにも鉄火場といった風情だが、ベンチも多く、一応ヨーロッパということもあってか、しっかりと建物内禁煙にもなっているので環境的には非常に快適である。


 書いているうちにボリュームが出てきてしまったので、さらなる徘徊の様子はまた次回にご紹介していこう・・・





>>ニコシア競馬場その14へ




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