姫路競馬場 その42 ~姫路競馬場 グルメ 喫茶・愛~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

そこに競馬があるから > 姫路競馬場 > 姫路競馬場 その42 ~姫路競馬場 グルメ 喫茶・愛~

姫路競馬場の喫茶・愛
姫路競馬場の喫茶・愛


*姫路競馬場レポートの続編です。
 初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその1からどうぞ。





 どうも荷桁です。今回も姫路競馬場レポートのつづきでございます。



 ここまで姫路競馬場のグルメについてのレポートが続いておりまして、前回のレポートまでは姫路競馬場の食堂のほとんどが集まっている食堂棟のお店をご紹介しておりましたが、今回からはスタンド内のお店を見ていければと思います。姫路競馬場のスタンド内グルメは、2階の売店を除くと1階の喫茶店「愛」と特観席喫茶コーナーと2軒のお店がありますので、まずは1階の喫茶店「愛」から見てまいります。



 「愛」という喫茶店はなんだか田舎のロードサイドにもうらぶれた地方都市の街中にも東京の私鉄沿線の駅前にもありそうななんとも言えないネーミングだが、いったいどんなお店なのでしょうか。じっくりと見てまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします...


姫路競馬場の喫茶愛のメニュー



 さて。そんなわけで喫茶・愛である。



 喫茶というからにはまずコーヒーだろうと想像できる訳だが、店前にあるメニューを見ても確かに喫茶らしくコーヒーをウリにしているようだ。コーヒーの価格は350円。アイスコーヒーも同じ値段で350円ということで、市中の喫茶店に比べてもまあ安いほうで、競馬場の喫茶店としては良心的な価格設定だと言えよう。



 ほか、酒も置いているようで、ビール、ハイボール、発泡酒、酒とつづく。一見、生ビールがあるかのような絵がついているが、これらは基本的に缶なのでご注意くだされ。



 見ていただいて分かる通り、基本的にはコーヒーないし酒でホッと一息つけるお店という感じのメニュー構成で、予想の合間なんかにふらっと立ち寄るのがよさそうである。




姫路競馬場の喫茶愛のメニュー



 その他、めしものとして、ホットドッグやトーストなどの喫茶的なメニューが続く。ホットドッグのセットやトーストのセットもコーヒー同様にかなり良心的な値付けと言え、モーニング代わりに利用するのもよさそうな感じだ。




姫路競馬場の喫茶愛のアイスクリームあります


姫路競馬場の焼きそばあります


姫路競馬場の缶コーヒーあります



 ただ、看板にあるメニュー以外にもいろいろと置いてはいるようで、ちらほら貼り紙が出ていたりもする。このあたりのゆるさも地方競馬らしくていい感じだ。焼きそばなんかはビールのアテとしてもよさそな感じがしますな。そして喫茶店なのに缶コーヒーを置いているというのもなかなかシュールでいい感じである。淹れたてコーヒーじゃなくとも、安く店内でまったりできる方法を提供してくれる心遣いを感じるぞよ。




姫路競馬場の喫茶愛の店内



 さて。そんな流れで愛の店内に入ってみた。中はシンプルなカウンターと長机が設置されている。喫茶店と言いながら、ややハードボイルドな雰囲気だ。




姫路競馬場の喫茶愛の開けっ放しのドア



 訪問したのは冬場だったが、ドアは開け放たれていた。



 店主のおばちゃんが「寒い?」と気にして下さるので「いえ、大丈夫ですよ」と答える。なんでも、競馬場改修時に店の窓をすりガラスにされてしまい、ドアを閉めていると、やってるのかやってないのかなど含め、店内の様子がまるで分からないため開けていると言うのだ。「業者さんもセンスないっすね~」と言うと「ホンマ、センスないわ~」とおばちゃんはため息をつくのであった。




姫路競馬場かつての喫茶あいの



 ちなみに、姫路競馬場が改修される前の喫茶愛は「あいの」という屋号でこんな感じの外観であった。たしかに当時は店内の様子が分かりやすくていい感じだ。競馬場の改修でこんなことも起こるんやなあ・・・という事例である。なぜ「あいの」から「愛」に変わったんだろうか・・・。訊きゃあよかったのう。




姫路競馬場の喫茶愛の店内



 ただ、改修されたとはいえ、店内はいい感じにリアルな喫茶コーナーという風情で落ち着く感じだ。必要最低限のものがきちんと揃っているという感じである。




姫路競馬場の喫茶愛のコーヒーカップ



 喫茶店らしくコーヒーカップにはこだわりがあるようで、いろいろなものがあって粋である。こういうアプローチのお店って競馬場には珍しいかもしれないな。




姫路競馬場の喫茶愛の冷蔵庫



 お酒類は店内にある冷蔵庫から取っていただくシステムである。缶ビールの他、発泡酒、ハイボール、チューハイなど意外と種類があるので安く缶系でサクッと飲みたいというオッサンたちの需要を満たしてくれる感じである。




姫路競馬場のホットドッグ



 ほか、看板メニューのホットドッグがケースの中に鎮座している。電子レンジがあるので、頼めばチンしてくれるんだろうな。




姫路競馬場の喫茶愛のカウンターのケース



 カウンターにはもうひとつケースがある。お店に入ったのが昼過ぎだったため、ものはあまり残ってなかったが、まきずし、カツサンド、枝豆、ゆでたまごなどの紙がはってあるため、昼時はそれなりにいろいろなメニューがあるのだろう。こうしたチープなもので缶ビールをあおるというのもまたオツなものである。




姫路競馬場の喫茶愛の乾きもの


姫路競馬場の喫茶愛の乾きもの



 愛ではこのように乾きものも充実させている。飲み物に発泡酒があるのと同様、あまりお金がないオッサンのリクエストに従順に答えている感じだ。発泡酒300円と乾きもの50円、計350円で一杯やれるんだから、競馬場の飲み屋としては破格の値段である。コーヒーに組み合わせても400円。お財布に優しいお店だ。




姫路競馬場の金麦と枝豆



 つーわけで、このお店では金麦(厳密には発泡酒ではないがこれも300円)と枝豆をいただいて、ちびちび飲りつつ予想をすることにした。時折客に話しかけてくれるおばちゃん、まったく口をきかない常連客というシュールな組み合わせで、なんとも不思議な空気感だが、それはそれで心地よいという何とも言えない時間が流れる。




姫路競馬場の枝豆



 枝豆は特段なにがという訳でもない枝豆だが、それがまた良い感じだ。不思議な魅力が溢れる喫茶愛。こんどはホットドッグでも食べてみようか・・・。




 さて。という訳で今回は姫路競馬場のスタンド1階から喫茶愛でございました。次回は一気に4階に飛びまして、特観席の喫茶コーナーをご紹介させていただきますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします・・・。




 



>>姫路競馬場レポートその43へ






*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。

 園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
 福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
 阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
 京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
 金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
 笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~


*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。

 姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
 姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
 姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
 姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
 姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
 姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
 姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
 姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
 姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
 姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
 姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
 姫路競馬場 その12 ~姫路競馬場 スタンド1階~
 姫路競馬場 その13 ~姫路競馬場 スタンド2階~
 姫路競馬場 その14 ~姫路競馬場 特観席~
 姫路競馬場 その15 ~姫路競馬場 グルメふたたび~


PR
そうだ 競馬、行こう。
ブログ内検索






















プロフィール
HN:
荷桁勇矢   
性別:
男性
職業:
若隠居   
趣味:
逃げ   
このブログについて
 このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
 競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
 紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
 またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。

連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド









忍者ブログ [PR]