日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 福島競馬場 > 福島競馬場 その30 ~福島競馬場 グルメ 万松~
福島競馬場 万松
*福島競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は福島競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。今回も福島競馬場のグルメの話をしてまいりたいと思います。
前回のレポートでは福島競馬場のレストラン・食堂タイプのお店の紹介ということで、まずは3階にある「赤井」をご紹介いたしました。今回は2番バッターとして、3階のガーデンテラスの近くにある「万松」を紹介してまいりますので、よろしくお願いいたします。尚、毎度繰り返しのお願いになってしまい申し訳ありませんが、福島競馬場レポートその25にて福島競馬場のグルメについての全体的な概要をざっくり説明しておりますので、そちらをお読みの上で今回のレポートもお読みいただけますと話が早くてありがたいです。差し支えない範囲で、ご一読の程、よろしくお願いいたします。
というわけでまいりましょう。福島競馬場グルメ、今回は「万松」でございます...
というわけで「万松」にやってきた。来る前からここは「ばんしょう」と読むのか「まんまつ」と読むのかがよく分からなかったのだが、いざお店までやってくると「man-matsu マンマツ」と何故か小文字で統一されていてやや違和感があるローマ字と片仮名で店名が表記されていたため、疑問は一瞬で解決をした。一応福島競馬場の公式ウェブサイトでは「万松」という漢字表記で紹介をされているお店なので、このブログではそれに準じて、今後も万松で統一させていただく。
まあ、見てのとおり、よくあるJRAのレストランという感じの店構えで、はっきり言って見た目だけなら、あまり旨そうにも安そうにも見えないという感じのお店である。
店構えだけでとやかく言っていても仕方がないので、ひとまず万松のメニューのショーケースにざっくり目を通しておこう。
メニューはざっくり、カレー系、ラーメン系、プレート系に分けられるようだ。
カレー系はポークカレー620円をベースにカツカレー、コロッケカレーなどトッピングで値段が上がっていく感じで、一番高いのでエビフライカレー1050円だった。ハヤシライスもある。インドカレーなるインド人に食わせたらびっくりしそうなカレーもあり、どんな味かがやや気になる・・・。ラーメン系は和風ラーメン、チャーシューメンのほか冷やしラーメン、ジャージャー麺などがある。このへんも1000円以内におさまるメニュー。プレート系はびっくりドンキー!によくある、メインディッシュとサラダと御飯がワンプレートに入っている半分定食のようなメニューだ。一番安いのが唐揚げの1000円で、ハンバーグやらトンカツやら、エビフライになると1000円~1380円とそこそこのお値段になる。どこにも属さないのが牛丼(880円)と焼き鳥やウインナーなどのおつまみ類である。
非常にどうでもいいが定食のから揚げは「唐」揚げと表記されているが、単品のから揚げは「空」揚げと表記されているという微妙な表記揺れがある。歯がゆい・・・。
ショーケースにあるメニュー以外にも、いろいろあるようだ。季節ものや新メニューなんかはこうして別途ご紹介するような流れなんだろうか。
ちなみに、店内にもメニューがあるのだが、これも表では「唐揚げ定食」だったのが「鶏唐プレート」になっていたり「チャーシュー麺」が「ちゃーしゅー麺」になっていたり「インドカレー」が「インディアンカレー」になっていたりとこれまた何とも歯がゆい感じ。私こういうの気になっちゃうんですけど、皆さんはそうでもないんですかね・・・?
とりあえず訪問時は、芋煮汁定食とインドカレーとジャージャー麺との3つで迷ったのだが、何となく麺類の気分だったのでジャージャー麺を注文することにした。
店内はこんな感じ。基本的には4人掛けテーブルが主体でテレビ画面もある。まあ無難な感じの競馬場の食堂という風情だ。
カウンター席もあるので一人でも問題なく来られる。テーブル席で知らん人と相席になったりするのは嫌だという人は覚えておくとよいだろう。
ってなわけでジャージャー麺がご到着。
おお。なんかそれっぽい皿に盛られているせいか豪華に見えなくもない。「万松」の刻印の入ったお盆も素敵。紅ショーガは別皿に盛るというさりげない気遣いもある。
ジャージャー麺は特に盛岡のじゃじゃ麺のような特色があるわけでもなく、よくある感じのジャージャー麺であった。ただ、味は美味く辛いわけでもないため、スルスルと食べ進み、5分ほどであっという間に完食してしまった。ごちそうさまでした。
さて、そんな万松だが、ちょっと余談がある。実は福島競馬場から駅方面にブラブラ歩いていた際に「北裡商店街」というところを通りかかったところ、こんな看板を見つけたのである。
看板の先を見るとえらく古めの割烹料理屋さんがあった。もしかしてこの万松と福島競馬場の万松は関係があったりするのだろうか・・・。
また競馬場訪問後に『福島競馬場80年史』という資料を福島市立図書館で読んでいたところ、その資料に掲載されていた『福島民友』の福島競馬場開業当初の場内の様子をレポートする記事に、一等食堂に松葉館、二等食堂に万よしと万松という食堂が入っていたとの記述があったのだ。
そこで割烹万松のウェブサイトを見てみると、同店の歴史を紹介するページで、競馬場の店舗に関する記述がここにもあった。どうやら福島競馬場の万松はこちらの割烹万松の系列店ということで間違いなさそうだ。
ご参考:http://www.neo-jnet.com/~hayashitani/history.html
前回の赤井も地元の食堂が本店ということだったが、ここ万松もなかなかの背景を持ってこの福島競馬場で商いをしている気配だ。競馬場の食堂なんて、どうせしょうもないチェーン店や手抜き業者が入ってるんだろ?と決めつけてかかってはいけないということですね。
というわけで福島競馬場に行かれました際は、是非万松にもお立ち寄りくだされ。
次回も福島競馬場の食堂のお話を。
参考:『福島競馬場80年史 FUKUSHIMA RACE COURSE 80th ANNIVERSARY』,日本中央競馬会福島競馬場,1998.5,福島競馬場80年史編集委員会・編
>>福島競馬場レポートその31へ
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