日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ソウル競馬場 > ソウル競馬場 その11 〜突如の歌謡ショー〜
ソウル競馬場のゴール板。極めて無味乾燥だ。
*ソウル競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はソウル競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、まだまだソウル競馬場レポートを続けて行こう。
荷桁が訪問したときのソウル競馬場のレースプログラムは、30分間隔くらいで行われていたのだが、夕方16時以降に釜山のナイターレースが始まるとそのレースをソウル競馬場のレースの合間に挟むような感じで場外発売が行われるようになるのだ。
この日の場合だとソウル6Rが16時35分、釜山2Rが17時00分、ソウル7Rが17時25分といった具合だ。
従ってその時間になるとソウル競馬場の本場レースに限って言えばおよそ50分〜1時間くらいの間隔で行われるようになるのだ。夕方以降のソウル競馬場には妙に何もない時間というのが増えていくのである...
日本のように併売の競馬場同士で時間間隔が短く、馬券を購入する事に追われて焦ることもないので、2場買いをしているおっさんたちにとっては非常に余裕のあるスケジュールであると言えよう。
しかし一方で本場開催以外のレースには興味のない人々にとっては50分も待たされるなんてのは、いささか退屈な感が否めない。だからレースがない間、だらだらして過ごす人もかなり多い。
そんな人々のためにソウル競馬場ではレースの合間にこんなイベントを用意している。
なんと歌手による歌謡ショーが突如始まるのである。
もちろん荷桁には一体誰なのかさっぱり分からないが、それなりに有名な歌手のようで、ステージに出てくるとそれなりに人が集まり始めた。
ごらんのとおり、けっこうな人だかりだ・・・。
一番前のあたりにはかなり熱心なオタクっぽいファンもいる。
いわゆるトロットを歌う人のようで、歌唱力はかなりある。お客もノリノリだ。
適当に解説すると、韓国にはトロットという伝統的な大衆音楽があり(日本の演歌のような文化だとよく言われるがもっとノリがいい感じ)、わりと現在でも人気があるのである。チョーヨンピルあたりが日本では有名だろう。まあ、この人の場合は何でも歌っているのだが。
話が逸れたので思いっきり脇道に逸れるが、トロットに加えて、もうひとつポンチャックというジャンルの音楽が韓国にはある。トロットよりも、テンポが早いのが特徴だ。
李博士という歌手がこのポンチャックを歌っているのだが、これが非常に秀逸。韓流ブームの前から好きな歌手の一人だ。
Youtube で見つけたのであげておきます。嵌る人は嵌ります。
さて、かなり趣味の話になってしまいましたな。とにかくトロット歌手が出てきて場を盛り上げて、レースの合間のだらだらした時間を楽しくしてくれるわけです。
ステージはけっこうな盛り上がりで進んで行く。
もともと韓国人は宴会などでは、みんなで歌いつないで踊りまくる伝統があるらしいので、こうした場で盛り上がるのも慣れているのだろうか。
ちなみに、写真に写り込んだハングル文字から探してみた結果、この歌手はヒョンスク(현숙)さんというお方ということが判明した。
Youtubeに歌っている姿があったのでこちらもいくつか載せておこう。2曲とも現地でも歌っていた気がする。何を歌っているのかはさっぱり分からないが、トロットの雰囲気は充分お分かりいただけると思う。
日本では、ゲストを呼んでもトークショーであったりすることが多く、こうしたストレートな歌謡ショーというのはなかなかお目にかかれないので、少し新鮮な気分になったぞ。
さて、今回は、あまり競馬場に関係ない話をしてしまいましたが、まあ、ソウル競馬場では長いレース間隔をこのようにして過ごしているということを覚えていただければ結構です。
しかし、ちと考えていただきたいのだが、レースの間に長い時間があるということは、競馬場に訪れる人間であれば、もうひとつ誰もがやるべきことがあるのではないだろうか。
そう、メシである!
ってなわけで、次回はソウル競馬場のメシをご紹介していく予定です...
>>ソウル競馬場レポートその12へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
セランゴール競馬場 その1 ~いざマレーシア競馬~
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫びのシンガポール競馬~
*ソウル競馬場に関する記事は以下にもあります。
ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
ソウル競馬場 その2 〜地下鉄に乗って競馬場へ〜
ソウル競馬場 その3 〜どこか日本っぽい競馬場〜
ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜
ソウル競馬場 その5 〜韓国女性騎手事情〜
ソウル競馬場 その6 〜ソウル競馬 馬券購入方法〜
ソウル競馬場 その7 〜ダート一本のでっかい競馬場〜
ソウル競馬場 その8 〜ソウル競馬攻略〜
ソウル競馬場 その9 〜とりあえず徘徊〜
ソウル競馬場 その10 〜スタンドの裏手には〜
ソウル競馬場 その11 〜突如の歌謡ショー〜
ソウル競馬場 その12 〜ソウル競馬場グルメ〜
ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜
しかし一方で本場開催以外のレースには興味のない人々にとっては50分も待たされるなんてのは、いささか退屈な感が否めない。だからレースがない間、だらだらして過ごす人もかなり多い。
そんな人々のためにソウル競馬場ではレースの合間にこんなイベントを用意している。
なんと歌手による歌謡ショーが突如始まるのである。
もちろん荷桁には一体誰なのかさっぱり分からないが、それなりに有名な歌手のようで、ステージに出てくるとそれなりに人が集まり始めた。
ごらんのとおり、けっこうな人だかりだ・・・。
一番前のあたりにはかなり熱心なオタクっぽいファンもいる。
いわゆるトロットを歌う人のようで、歌唱力はかなりある。お客もノリノリだ。
適当に解説すると、韓国にはトロットという伝統的な大衆音楽があり(日本の演歌のような文化だとよく言われるがもっとノリがいい感じ)、わりと現在でも人気があるのである。チョーヨンピルあたりが日本では有名だろう。まあ、この人の場合は何でも歌っているのだが。
話が逸れたので思いっきり脇道に逸れるが、トロットに加えて、もうひとつポンチャックというジャンルの音楽が韓国にはある。トロットよりも、テンポが早いのが特徴だ。
李博士という歌手がこのポンチャックを歌っているのだが、これが非常に秀逸。韓流ブームの前から好きな歌手の一人だ。
Youtube で見つけたのであげておきます。嵌る人は嵌ります。
さて、かなり趣味の話になってしまいましたな。とにかくトロット歌手が出てきて場を盛り上げて、レースの合間のだらだらした時間を楽しくしてくれるわけです。
ステージはけっこうな盛り上がりで進んで行く。
もともと韓国人は宴会などでは、みんなで歌いつないで踊りまくる伝統があるらしいので、こうした場で盛り上がるのも慣れているのだろうか。
ちなみに、写真に写り込んだハングル文字から探してみた結果、この歌手はヒョンスク(현숙)さんというお方ということが判明した。
Youtubeに歌っている姿があったのでこちらもいくつか載せておこう。2曲とも現地でも歌っていた気がする。何を歌っているのかはさっぱり分からないが、トロットの雰囲気は充分お分かりいただけると思う。
日本では、ゲストを呼んでもトークショーであったりすることが多く、こうしたストレートな歌謡ショーというのはなかなかお目にかかれないので、少し新鮮な気分になったぞ。
さて、今回は、あまり競馬場に関係ない話をしてしまいましたが、まあ、ソウル競馬場では長いレース間隔をこのようにして過ごしているということを覚えていただければ結構です。
しかし、ちと考えていただきたいのだが、レースの間に長い時間があるということは、競馬場に訪れる人間であれば、もうひとつ誰もがやるべきことがあるのではないだろうか。
そう、メシである!
ってなわけで、次回はソウル競馬場のメシをご紹介していく予定です...
>>ソウル競馬場レポートその12へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
セランゴール競馬場 その1 ~いざマレーシア競馬~
フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫びのシンガポール競馬~
*ソウル競馬場に関する記事は以下にもあります。
ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
ソウル競馬場 その2 〜地下鉄に乗って競馬場へ〜
ソウル競馬場 その3 〜どこか日本っぽい競馬場〜
ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜
ソウル競馬場 その5 〜韓国女性騎手事情〜
ソウル競馬場 その6 〜ソウル競馬 馬券購入方法〜
ソウル競馬場 その7 〜ダート一本のでっかい競馬場〜
ソウル競馬場 その8 〜ソウル競馬攻略〜
ソウル競馬場 その9 〜とりあえず徘徊〜
ソウル競馬場 その10 〜スタンドの裏手には〜
ソウル競馬場 その11 〜突如の歌謡ショー〜
ソウル競馬場 その12 〜ソウル競馬場グルメ〜
ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜
PR
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(10/22)
(08/15)
(08/14)
(10/23)
(10/22)
プロフィール
HN:
荷桁勇矢
性別:
男性
職業:
若隠居
趣味:
逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド