そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

金沢競馬場　その１０　～入場門周辺　外向前売発売所ほか～

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金沢競馬場の入場門

＊金沢競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は金沢競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。

　さて、金沢競馬場レポートをふたたび始めておるわけですが、肝心の金沢競馬場の場内にはまだ入れておりません。

　毎度毎度のことなので、さっさと入れよと思う方もいらっしゃるかと思うのですが、まあそう焦らず、まずは競馬場の周りにあるものもじっくり愛でてまいりましょうや。

　というわけで、今回はタイトルにありますとおり、金沢競馬場の入場門の周辺の様子やその近くにある外向場外発売所なんかの様子を見てまいりたいと思います。こういうところもひっくるめての金沢競馬場でございますので、何卒ご了承の程、よろしくお願いします。ちなみに次回のレポートではしっかり競馬場内にはいりますので、ご安心くだされ...

　さて。っつーわけで、金沢競馬場の入場門付近にやってきた。

　金沢競馬場の入場門は一か所しかないので、すべての一般客はこちらからご入場ということになる。その脇には外向前売発売所を含む建屋が存在している。

　外向前売発売所というのは中央競馬の場ばかり行っている方にはあまりなじみがないかもしれないが、地方競馬や競輪・競艇などでは比較的ポピュラーな施設である。だいたい競馬場に近接したところや近いところに存在していて、競馬場がオープンする前の時間帯や場によっては前日の夜間でも投票ができるようになっている施設である。

　金沢競馬場の場合は入場門のすぐ脇にあって、本場開催時の朝７時３０分から１３時まで利用できるというシステムでやっているようである。まあこの時間設定からするに本場が空く前の時間帯で馬券を購入しておきたいという人を狙っておるのでしょうな。確かに、お勤めの人なんかであれば、会社に行く前に立ち寄って買えるような時間帯である。まあネット投票が普及してきた昨今においてはあまり需要はないかもしれませんが・・・。

　外向前売発売所の中はこんな感じ。思ったより広くはなく、券売機もわずかである。この日はどちらかというと入場門が開くまでの時間つぶしで中に入っているといった風情の方が多かったような気がする。

　ここには金沢競馬場本場開催の競馬新聞を売っている自販機もある。仮に車かなんかで金沢競馬場を訪問して、かなり開門より早く到着してしまった場合、競馬新聞をこちらで購入してのんびり予想をしておくなんてことも可能だ。

　多くの公営レース場ではだいたい競馬場の入場門の前でも競馬新聞を売るおばちゃんがいたりするものだが、金沢競馬場の場合は入場門を入ったところにしか新聞売場がないので、この新聞自販機は意外と重要な存在なのである。

　さて、外向前売発売所の外に出てみよう。入場門の周辺はこのように屋根がついていて雨天時でも比較的うろうろしやすい形になっている。

　下の写真にバス停のようなものが写りこんでいると思うが、実はこのあたりは帰りの無料ファンバスの乗り場でもあるのだ。

　よって、このような無料ファンバスの時刻表もあるので、帰りもバスでという場合は時刻をチェックしておくのもよいだろう。もっとも、場内にもインフォメーションや張り紙で時刻表は掲げられているのでここで絶対にチェックしなくてはならないというものでもないのだが。

　さて、お次は特別観覧席指定券発売所の様子を見ていこう。

　やたらと長い名前なのがこうしてブログを書いている身からするとうっとおしいが、特別観覧席指定券発売所は先ほどの外向前売発売所と同じ建物に存在しており（中ではつながっていない）、その名のとおり、金沢競馬場の特観席が購入できる窓口である。

　あまりそれっぽくない入口ではあるが、ひとまずここが入口なのでここから入っていただければＯＫ。入場門が開門となる時間帯よりも早くから発売しているので、躊躇せず入っていただいたほうがよいだろう。

　入るとこんな感じで、ますます特観席売場っぽくないのだが、右手に進むと売り場である。ちなみにここは見ての通り、お手洗いが備えつけられているので開門時間前に切羽詰まった場合はこちらに駆け込むとよいだろう。別のところが開門してしまうと大変ですからな（我ながら最低だ）。

　特別観覧席指定券発売所の窓口はこんな感じである。詳しくは金沢競馬場の特観席をご紹介するレポートで詳しくやろうと思うが、ひとまず特観席はここで購入いただくことになります。

　ちなみに、特観席は開門後一定の時間が経つと、スタンドの中の発売所に売場が移るのでご注意くだされ。

　さて、建屋にある施設はあらかたご紹介してしまったので、再び外に出て、まだ見ていないところを見ていこう。

　建屋の脇の奥まったところには「ゆうえんち」と書かれた入口がある。これもまたあとからやるのだが、金沢競馬場の内馬場にはちょっとした公園がある。この公園だけを利用したい方のための入口である。あまり開いているところを見たことがないので、実際に使われているかどうかはよく分からないのだが念のため。

　＊内馬場の遊園地の様子が知りたい方はこちらからどうぞ

　また、入場門から少し西向きに離れたところにもよく分からない建物がある。

　その名も競馬会館とある。

　しかし、ご覧のとおり、現在は「はにわ馬具」という名の馬具のお店になっているようだ。昔は馬主会か競馬組合の事務所のように使われていた建物が払い下げられたりしたんだろうか。うーむ。よく分かりませんのう。ちなみに、はにわ馬具さんの入口周辺は異様に猫が多く、立ち入る勇気が湧かなかったということを付け加えておこう。

　さて、そんなわけで、金沢競馬場の入場門周辺を見てまいりました。これでようやっと次回から競馬場の場内に入ることが可能になりました。相変わらずの牛歩レポートではありますが、引き続きよろしくお願いいたします・・・。
　