日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 船橋競馬場 > 船橋競馬場 その20 ~船橋競馬場 グルメ 駿彩~
船橋競馬場のグルメ 駿彩
*船橋競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は船橋競馬場レポートその1からどうぞ。
どうもどうも。荷桁です。今回も船橋競馬場レポートを続けてまいります。
このところ、船橋競馬場のグルメの話をしている訳でございますが、今回も引き続きその流れでメシの話をしてまいりたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。今回は船橋競馬場にある「駿彩」というお店をご紹介してまいります。
駿彩はいわゆるうどん・そばのお店で、なるべく食事はささっと済ませて予想に時間を割きたいというタイプの方には欠かせないお店だと言えるでしょう。どんなメニューがあるのか、じっくり掘り下げてまいりたいと思います。尚、船橋競馬場グルメの全般の話についてはこちらのレポートにまとめておりますので、あらかじめご一読いただきますと話が早いため、まだ読んでいないという方は是非よろしくお願いいたします。
それではまいりましょう。船橋競馬場グルメ、駿彩でございます...
さて。そんな訳で、船橋競馬場の駿彩だが、まずはその位置関係から確認しておくことにしよう。
駿彩はスタンドの1階パドック寄りに存在している。こちらのマップでは「H」と表記されていて、2か所お店があるような感じで書かれているが、ひとつのお店に2つ窓口があるためこういう表記になっているだけで、実際のお店は一か所だ。さらに近年はそこまでお客さんも多くないからか、片方の窓口は閉まっていることがほとんどなのでご注意くだされ。
駿彩の外観はこんな感じだ。
看板には生そば・うどんとの表記があり、「生」がついている分、そばの方がウリという雰囲気が漂っているぞ。まあ、うどんは生だとけっこうゆで時間がかかってしまいますからなあ。
お店はシンプルで外向きのカウンターがあり、厨房は左のやや奥まったところにある。カウンターの右のほうはそのまま立ち食いスペースとして利用できる。ささっと食べて、丼を店員さんに返せばOKという、まあよくある立ち食いのお店だと思っていただければよい。
さっきからさも当たり前のように駿彩、駿彩と書いてはいたが、これでストレートに「しゅんさい」と読ませるようなので、おかしな読み方をしていた方はこれを機に覚えておくとよいだろう。
ちなみにこの駿彩だが、わりと最近居抜きでできたお店で、その前は同じ場所で、やはりそば・うどんを主体とする菊屋というお店が入居していたのある。菊屋は東西商会や田久保と同様に船橋競馬場と船橋オートレース場の両方にお店を持っていた伝統と格式のレース場売店だったのだが、撤退してしまったようだ。屋号が駿彩に変わっただけで経営主体は変わっていないのか、完全に別の業者が入ったのかは定かではないが、そういう流れがあったということで一応記しておこう。
次に駿彩で提供しているメニューを確認していくことにしよう。
基本は看板にあるように、そば、うどん系のメニューが多いのだが、ちょいちょいサイドメニューもあるのが特徴だ。
まず主要メニューの麺類だが、基本はそば・うどんで上に乗せるトッピングでいろいろ価格が分かれている。ちなみにそば・うどんは冷やしにも対応しているぞ。
イチオシはかしわ天とかき揚げのようだ。関東では鶏肉のことを「かしわ」とはあまり言わないはずだが、なぜ千葉のこの地でわざわざ「鳥天」や「鶏天」と言わずに「かしわ天」を名乗っているのかはよく分からない。船橋競馬場の前身である柏競馬場やかしわ記念にかけているであろうか。ほかコロッケ、ちくわ天、山菜、きつね、わかめなど首都圏の駅の立ち食いそば屋などで見られるようなラインナップが一通り揃っているぞ。コロッケそばあたりは、お住いの地域によっては珍しく感じる方もいるかもしれないですな。
そのトッピング類は逸品のおつまみ的な役割も担っているようで、単品売りもされている。加えてメンチカツやフランクフルトなどもあるようだ。
さらには瓶ビールほかドリンク類がある。せっかくスナック的なおつまみを売っているんだから、もう少し酒を充実させてもいいんじゃないかと思うが、あくまでアイデンティティーは食事のお店ということなんかな。
ほかにも、アイスクリームなどのスイーツが思いのほか充実している。アイスクリームの銘柄は那須千本松牧場のミレピーニというもののようだ。300円だがミレピーニの定価を考えるとそんなに利益を乗せてはいない印象で、まあ良心的なんではなかろうか。
あとはやはりこのキャロッタどら焼きが気になるところだ。まあ、どう見てもフツーのどら焼きに船橋競馬場のゆるキャラであるキャロッタくんの焼き印がついているだけで利益が乗せられているという感じはあるが、まあG1焼きみたいなものと思って割り切るのが正しい大人の在り方だろう。生地に人参を練りこむとかなんかあればまたあれなんだけどね。
さて。そんな訳で、ひととおりメニューも見たところで、駿彩で実際に食べたものを見ていくことにしよう。
まずはこちら。一見コロッケそばに見えるが実はこれ、かけそばにメンチカツを乗せたものである。
経緯を説明すると、当初荷桁はコロッケそばを注文したのだが、なんとコロッケが売り切れということが判明してしまったのである。ただ、揚げ物のケースにはメンチカツが残っていたため、もうそれかけそばに乗せちゃってくれとなったのである。こうしてできたのがこちらのメンチそばだ。一応裏メニューっちゃ裏メニューである。
しかし勢いで乗せてしまったものの、メンチカツそばというのは生まれて初めてだ。果たしてお味はどうなのか・・・と思ったが、フツーに美味い。いや、これはひょっとすると、コロッケそばより美味い食い物かもしれないぞ。メンチの肉汁がそばに溶け込むことでコクが出てなかなかいい感じではないか。
という訳で、ハプニングから生まれたメンチそばであったが、なかなかおいしくいただけた。気になった方はチャレンジしてみてくれたまへ。
ちなみに、駿彩のそばはこんな感じで細くて美味である。流石は生めんタイプを謳っているだけある。ベースのかけそばは400円とやや高い印象だが、トッピングを乗せてもそう値段が変わらないので、トッピングありの方がお得感があっていいぞ。
そして、先ほどはなんやかや申し上げましたが、しっかりキャロッタどら焼きもいただきました(厳密に言うと友人に買ってもらった)。
ほぼ商品写真と変わらない、ザ・どら焼きという感じのどら焼きに、キャロッタの焼き印が入った、予想通りの逸品である。
しかし、こうしてあらためてキャロッタくんの焼き印をよくよく見てみると、目つきが物悲しく、なんとなく馬券を外している自分を慰めてくれているような感じさえしてくる。馬券で当たっているときよりも、外しまくって打ちひしがれているときの気分転換に購入するのがキャロッタどら焼きの正しい利用方法なのかもしれない。
ちなみに味はフツーのどら焼きでございました。
さてさて。そんな感じで駿彩をご紹介いたしました。申し上げましたとおり、細めのちゃんとしたそばが食べられるお店ですので、サクッと、でもしっかりと食べたいという方は是非候補としてご検討ください。
次回以降も船橋競馬場のグルメの話、続けてまいります・・・。
>>船橋競馬場レポートその21へ
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