ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜 そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

そこに競馬があるから > ソウル競馬場 > ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜

Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場
ソウル競馬場パドック。


*ソウル競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はソウル競馬場レポートその1からどうぞ。





 さて、いよいよソウル競馬場場内に足を踏み入れます。

 それにしても競馬ファンなる人間は初めて行く競馬場でも、その初めて来た感動にあまり浸る事なく、さっさとマークカードを入手しパドックへ向かい、いつもどおりの競馬モードへ突入してしまうことが多々ある。
 荷桁もご他聞に漏れずその一人なので、ひとまず読めもしないハングルの競馬新聞を手にパドックへ向かったのであった...

Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場


 ソウル競馬場のパドックはスタンドの裏手にある。

 日本の中央競馬の競馬場によくある配置で、地下道を通って本馬場に向かうタイプのパドックだ。
 西武球場みたく、地面に対して深い位置に作られており、そのへこみを利用して、見物用の椅子が並べられている。屋根はなく、雨が降ったらあまり人が来なさそうなパドックだ。


Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場


 ぱっと見た感じ、ちょっとした馬房が脇にある以外は日本の競馬場のパドックに近い。左回りで、大きさも日本の競馬場とそんなに変わらない。脇に馬房があるのはアメリカでよく見られた形だ。次のレースに出る馬や誘導馬が待機しているのである。


Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場


 日本に似ているのだが、なんとなく観客の密集具合と服の色合いから、なんとなくここがアジアの競馬場だということが感じられる。フートー競馬場のパドックでもそうだったが、アジアの競馬場は日本も含めて人が多く視線が多いから非常にパワフルな感じがする。


Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場


 見ると、背後のスタンドからも多くの人がパドックを凝視している。


Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場


 しかし、こんなに離れていて馬の様子など分かるのだろうか。荷桁はパドック党ではないので、馬を見ていてもあくまで予想の気休めであり、実際は新聞とオッズで買い目を決めるタイプである。そうなると必然的にパドックに行くと馬より人間のほうを観察することになるのだが、韓国の競馬ファンはかなりよく馬を見ている気がする。


Seoul Race Park 서울경마공원 ソウル競馬場


 なんとなく見に来ているおっさんたちも楽しそうだ。
 わりとみんなが笑顔で馬を見ているような気がしないでもない。

 鉄火場でもありつつ、しっかりと社交場、娯楽場として陰りなく機能している競馬場というのは日本の競馬ファンからするとなんともうらやましい限りだ。


 荷桁も馬をじっくり見つつ、次へ行きたいと思います...





>>ソウル競馬場レポートその5へ



*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。

 セランゴール競馬場 その1 ~いざマレーシア競馬~
 フートー競馬場 その1 〜さらにベトナム競馬へ〜
 ムーニーバレー競馬場 その1 ~オーストラリア競馬~
 マルサ競馬場 その1 〜いざ地中海競馬へ〜
 ガルフストリームパーク競馬場 その1 〜アメリカ競馬事始〜
 クランジ競馬場 その1 ~いきなりお詫びのシンガポール競馬~



*ソウル競馬場に関する記事は以下にもあります。

 ソウル競馬場 その1 〜韓国競馬に手を出すぞ〜
 ソウル競馬場 その2 〜地下鉄に乗って競馬場へ〜
 ソウル競馬場 その3 〜どこか日本っぽい競馬場〜
 ソウル競馬場 その4 〜まずはパドックへ〜
 ソウル競馬場 その5 〜韓国女性騎手事情〜
 ソウル競馬場 その6 〜ソウル競馬 馬券購入方法〜
 ソウル競馬場 その7 〜ダート一本のでっかい競馬場〜
 ソウル競馬場 その8 〜ソウル競馬攻略〜
 ソウル競馬場 その9 〜とりあえず徘徊〜
 ソウル競馬場 その10 〜スタンドの裏手には〜
 ソウル競馬場 その11 〜突如の歌謡ショー〜
 ソウル競馬場 その12 〜ソウル競馬場グルメ〜
 ソウル競馬場 その13 〜ソウル競馬場ナイター〜




PR
そうだ 競馬、行こう。
ブログ内検索






















プロフィール
HN:
荷桁勇矢   
性別:
男性
職業:
若隠居   
趣味:
逃げ   
このブログについて
 このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
 競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
 紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
 またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。

連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド









忍者ブログ [PR]