日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 函館競馬場 > 函館競馬場 その25 ~函館競馬場 グルメ Two daysほかイベント出店系~
函館競馬場の屋台たち
*函館競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は函館競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、今回も函館競馬場のレポートを続けてまいりたいと思います。
前回のレポートでは、函館競馬場のフードコートにあるお店を紹介してまいりました。今回はスタンドの2階フードコートおよび3階に点在している売店の「Two days」と、屋外の広場などに臨時で出店しているお店についてご紹介していければと思っております。
以前から申し上げております通り、函館競馬場はレストランが一軒、売店・テイクアウト系が8軒と常設のお店が少ないので、開催時には比較的、屋台系のお店が賑わう傾向にあります。また、屋台の中には、函館の名物的なお店も多いため非常に利用価値がありますので、開催時にはチェックをいただければと思います。尚、函館競馬場の臨時出店店舗については2013年のレポートではありますが、函館競馬場レポートその10でもご紹介しておりますので、併せてご覧いただけますと幸いです。
それではまいりましょう、函館競馬場のグルメでございます...
さて、そんな流れで、まずはTwo daysを見て行こう。
Two daysはご存知のとおり、中央の競馬場ではよくあるドリンク系の売店である。ビールなどのほか、つまみや乾きものなどを売っているスタンダードな売店だ。
函館競馬場では3階の指定席エリアに2店舗、2階のフードコートに1店舗の計3店舗が開催時には稼働しているぞ。写真は3階指定席エリアのもっともゴール板寄りのお店。ドリンクとおつまみが売っているので、指定席エリアのお客さんでけっこうに賑わっているお店だ。
ドリンクメニューはこんな感じである。ビールは全店共通で570円。ハイボールやサワーなどがある。
不思議なのは、ウーロンハイはあって、おねえさんは明らかに焼酎を入れているのに、焼酎の水割りなどは販売していないというところだ。北海道の人はあまり焼酎を飲まないのだろうか。それともウーロンハイなど割らないとやや厳しいタイプの焼酎を使用しているのだろうか。まあ両方なんだろうな。というわけで焼酎派の人は持ち込みを推奨します。
こちらのTwo days では比較的おつまみ類も充実している。
フランクフルト、アメリカンドッグなどの定番もののほか、函館っぽいメニューとしては、函館イカメンチ、北海道たこちぎり揚げなどがある。
Two daysがこんな気の利いたもんホントに出せるのかね?と思って少し調べてみたのだが、函館競馬場からそんなに離れていない「中島廉売」という市場にある「友栄 太田かまぼこ」というお店がイカメンチやちぎり揚げなど同じような品名で同じようなビジュアルのメニューを出しているのを確認できたため、裏は取れていないが、おそらくここの品物を仕入れていると思われる。ちなみにこの年には風の広場でも太田かまぼこの出店があった。食べそびれた方は市中観光の折に本家のものを食べてみてもよいだろう。
というわけで、荷桁もイカメンチをいただいた。
中身はイカのすり身だろうし、フツーの練りもんと違いがなさそうで正直どうなんだろうかと思ったが、思った以上にメンチっぽい食感で美味であった。250円とそんなに高くもないので、ちょっとしたお酒のつまみに是非という感じである。
イカメンチにはビールはもちろん、サワーやハイボールも合う。好きなお酒と組み合わせてぐっといってくれたまへ。
3階にもうひとつあるTwo daysは完全にドリンク売店の趣で、乾きもの以外のおつまみは置いていない雰囲気であった。
2階のフードコートにもTwo daysが一軒存在しているのだが、2016年の訪問時は、通常のTwo daysの業務は隅の方で細々と行われており、代わって、「奥芝商店」というスープカリーのお店が出店しているという形であった。最近、京都競馬場なんかでもTwo daysの屋号を冠しつつも中身は他のお店となっているパターンが散見されるが、これもそのパターンだと言えよう。
奥芝商店はもともとは札幌のスープカレー店だったようだが、2013年7月に函館にも進出。函館限定のスープなどご当地メニューもたくさんあるようなので、これも興味がある方は市内観光時に寄ってみてはどうだろうか?
さて、これでだいたい、荷桁が訪問したお店のうち、スタンドの中にある飲食店についてはすべて紹介することができました。数は少ないものの意外とご当地色が強く、バラエティーも豊富なので、あれやこれや迷って楽しんでいただければと思います。
さて、そんな函館競馬場のグルメで忘れてはならないのは臨時出店の屋台の存在である。
だいたいこういうイベントに出てくる屋台というと、常設のお店に比べて量も少なく割高なんでしょ~?などと偏見を持たれがちだ。確かにそういう例もあるかもしれないが、函館競馬場の場合はその内容の充実度を考えると無視は危険である。基本的に、地元有名チェーンをはじめ、比較的力のあるお店を揃えており、そのバラエティーは常設のお店をはるかに凌駕する勢いだ。
荷桁の2016年の訪問時はハセガワストア、ラッキーピエロの地元2大ご当地グルメはもちろん、くいだおれ太閤、沙蘭、はつね、太田かまぼこ、炭火焼肉泉味亭、BAR SURF、なると屋など地元の有名店が名を連ねており、非常に充実したラインナップである。正直、地元の名物を食べると言う点ではスタンド内よりも優秀なくらいだ。
冒頭の写真のようにテントで売っている場合と、この写真のようにキッチンカーで売っている場合とがあるので、ワイワイ言いながら各店舗を回ってみるのも楽しい。
ハセガワストアなどけっこう提供に時間がかかるお店もあるので、ある程度時間は余裕をもって行った方がいいだろう。当たり前だが屋台だからといってすべからく提供が早いというものでもないのである。
臨時出店系のお店の情報については基本的に開催中のイベント案内に細かく記載されている場合が多い。このような場内の看板のほか、JRAの公式ページの函館競馬場のイベント情報のチラシなどからもチェックが可能なので、気になる方は事前に要チェックである。
食べ物以外にも大沼ビールなどのご当地ビールが売っていたりもするので、そんなのが好きな方は探してみてくだされ。たぶんこの手のやつは毎年何かしらあるはずである。
そして、開催期間が短い函館競馬場にも当然、UMAJO SPOTは存在しているぞ。
スタンド2階のパドック沿い、ホースヴィスタの近くにあるので、女性の方は是非のぞいてみてくだされ。
さて、これでだいたい函館競馬場のグルメについて現時点での私のもちうる知見はすべて書き記すことができました。あまり参考にならないかもしれませんが、こんな感じなのか~と思っていただければこれ幸いでございます。
>>函館競馬場レポートその26へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
門別競馬場 その1 ~競走馬のふるさとへ~
札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
福島競馬場 その1 ~福島上陸~
旭川競馬場 その1 ~北に競馬があるから~
帯広競馬場 その1 ~富良野をぬけて帯広へ~
*函館競馬場に関する記事は以下にもあります。
函館競馬場 その1 ~苫小牧をぶらつく~
函館競馬場 その2 ~函館のアホ~
函館競馬場 その3 ~日本全国競馬場制覇~
函館競馬場 その4 ~美しく小ぢんまりした競馬場~
函館競馬場 その5 ~函館競馬場パドック~
函館競馬場 その6 ~はなみちで馬の流れを見逃すな~
函館競馬場 その7 ~函館競馬場 スタンド~
函館競馬場 その8 ~函館競馬場 馬券道~
函館競馬場 その9 ~函館競馬場 グルメ~
函館競馬場 その10 ~函館競馬場 グルメ 後編 ラッキーピエロ・ハセガワストアほか~
函館競馬場 その11 ~函館競馬場 アクセスと駐車場~
函館競馬場 その12 ~函館競馬場 指定席の整理券配布~
函館競馬場 その13 ~函館競馬場を一周してみる~
函館競馬場 その14 ~場内に入るその前に~
函館競馬場 その15 ~パドックシートとスタンド1階~
函館競馬場 その16 ~ダッグアウトパドックに行ってみた~
函館競馬場 その17 ~スタンド2階 雲の広場とホースヴィスタ~
函館競馬場 その18 ~スタンド3階 光の広場~
函館競馬場 その19 ~函館競馬場 指定席~
函館競馬場 その20 ~芝生席・一般席とグループシート~
函館競馬場 その21 ~風の広場周辺 馬頭観音、ふれあいパドック~
函館競馬場 その22 ~函館競馬場 内馬場の公園 緑の広場~
函館競馬場 その23 ~函館競馬場 グルメ いちいのイカ刺しがあった頃~
函館競馬場 その24 ~函館競馬場 グルメ あじさい はつね 福三 美鈴~
函館競馬場 その25 ~函館競馬場 グルメ Two daysほかイベント出店系~
函館競馬場 その26 ~いつかまた函館で~
PR
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(10/22)
(08/15)
(08/14)
(10/23)
(10/22)
プロフィール
HN:
荷桁勇矢
性別:
男性
職業:
若隠居
趣味:
逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド