小倉競馬場 その27 ~小倉競馬場 コースの特徴と借景の楽しみ~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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小倉競馬場のコース
小倉競馬場の直線コースを眺める


*小倉競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は小倉競馬場レポートその1
からどうぞ。



 どうも。荷桁です。


 小倉競馬場レポートも数が増えてまいりましたが、どんどんまいりましょう。ここまでのレポートは小倉競馬場のスタンドの中の話が続いておりましたが、今回のレポートは一転、外に出まして、タイトルにあるとおり小倉競馬場のコースや景色の話をしてまいりたいと思います。



 最初に断っておきますが、このブログはあくまで競馬旅打ちのブログとなりますので、ほかの競馬予想サイトさんのように、枠ごとの勝率やコースによって走る種牡馬などを細かく分析したりしているわけではございません。


 なんとなく小倉競馬場の芝短距離はたまに変なのが突っ込んでくるよねえ、みたいな、コースに関する与太話をしていくだけのしょうもないコーナーでございますので、間違っても馬券の参考などにはしないよう、何卒よろしくお願いいたします...


小倉競馬場の青空



 さて、っつーわけで小倉競馬場のコースの話をしていこう。



 執筆当時に発表されている2018年度の小倉競馬の開催日程を見ると、これまでと同じく、2月~3月頭に4週開催、7月末~9月頭に6週開催の年間全10開催が行われるという開催が組まれているようである。



 まあそれがどうかという部分は置いておいて、小倉競馬場はまごうことなきローカル開催場であり、西日本ではローカル開催と言えば小倉と言ってしまっても言い過ぎではないだろう。



 当然のことながら、小倉開催に出向いてくる馬というのは暑い時期、寒い時期にもかかわらず、賞金を求めて出走してくる、言葉は悪いが非エリートの馬というのが多くなってくる。そうした馬のレースを「おもしろい」と思うか「つまらない」と思うかはその人の競馬観によるのだろうが、荷桁個人としては前走着外の馬まみれの500万条件なんか見ていると「ああ、そうそう、こういうの小倉らしいレースよねえw」などとテンションが上がってしまったりするぞ。



 小倉競馬を楽しむにはまず、ローカル特有のよくもわるくも「わけの分からない」レースを楽しめるよう、好きな騎手や、好きな厩舎などの自分なりのブレない指標があるとよいだろう。当たっても外れてもそれなら楽しいですからな。




小倉競馬場の直線



 小倉競馬場は一周が1615mで中央の競馬場の中では福島競馬場に次いで2番目に小さい競馬場だ。だが、直線はそんなに短くはなく、293mある。いわゆる小回り・平坦のコースということで小倉競馬場が異様に得意だという馬もチラホラ出てきたりもする。そういうコース巧者の人気が落ちたところを狙い撃ちするのも小倉競馬の楽しみ方だと言えよう。




小倉競馬場のターフビジョン



 そんな小倉競馬場にはターフビジョンがひとつだけある。それなりに大きいのでスタンド前で見ている分には問題がないが、4コーナーの方へ行ってしまうとなかなか見づらかったりするのでその辺は注意が必要だ。




小倉競馬場の芝コース



 小倉競馬場での芝のレースは1000m、1200m、1700m、1800m、2000m、2600mが設定されている。このうち1000mは近年ではひとつも設定されておらず、幻の距離となっているほか、1700mもほとんど実施されておらず現在では夏の500万下の青島特別くらいだ。青島特別もビミョーな距離かつ裏開催ということで勝ち馬からもあまり活躍馬が出ていないのが残念なのだが、一応京都金杯を勝ち、安田記念でも5着に食い込んだライブコンサートが青島特別勝ちの中では現時点では一番の活躍馬と言えようか。



 よく見るのは、小倉2歳ステークスや北九州記念などでおなじみの芝1200m、小倉大賞典や小倉日経オープンの距離である1800m、さらには小倉記念の2000mあたりであろう。2600mは条件戦のみのややマイナーな条件ではあるが、皿倉山特別、呼子特別など渋めの特別競走が組まれている。




小倉競馬場の芝コース直線



 荷桁も2017年の9月に現地で芝2600mを生で拝んだ。特に特別でも何でもない3歳以上500万円以下条件のレースである。




小倉競馬場の芝コース直線


小倉競馬場の1コーナー


小倉競馬場の芝コース直線



 長丁場なので、ゆったりとしたペースで流れることが多いが、さすがに最後の直線では激しい追い比べになる。案外時計は早く、ガチガチのときもあれば、1番人気がぶっ飛ぶ時もあり、なかなか趣がある条件だと言えよう。




小倉競馬場のスタート前の馬たち


小倉競馬場のスタート



 芝1700mや、芝1800mのレースはスタートがスタンドの前になるのもまたよい。小倉競馬場は目線的にもコースが見やすいので、スタート直前の馬や騎手の様子を間近で見られるいいチャンスだ。こういうのを見るのが好きな方は、スタート地点付近で待ち構えているとよいだろう。




小倉競馬場の芝1200mの4コーナー


小倉競馬場の芝1200mの4コーナー


小倉競馬場の芝1200m


小倉競馬場の芝1200mの直線



 迫力という意味ではやはり芝1200mだろうか。



 小倉の芝1200mは、スタート地点がコースの中で最も高い部分からになる。スタートしてすぐに下りとなるのでスピードが出やすく、さらに3~4コーナーもスパイラルカーブになっているのでそのスピードが落ちずにそのまま直線に入ってくるのだ。



 基本的には逃げ・先行馬が有利だが、馬場が荒れてきたり、ペースが速くなりすぎた時は先行馬が総崩れで、差し・差しで決着して大荒れ、なんつーこともままある。開催の前半と後半で狙い目の脚質が随分変わってくるので、馬場状態を読みつつ脚質でボックス買いなどしてみるのも面白いコースだ。




小倉競馬場のダートコース


小倉競馬場のダートコース直線



 ダートのレースはダート1000m 、ダート1700m、ダート2400mの3つが設定されている。ダート2400mは数が少ないが、ダート1000mは2歳、3歳戦を中心にそれなりに組まれていて見ることも多いだろう。ダート1700mは小倉ダートレースの王道で、阿蘇ステークス(オープン)、門司ステークス(1600万下)、KBC杯(1600万下)、釜山ステークス(1600万下)など、そこそこの格のレースも組まれている。



 基本的に、先行有利で、1700mなんかはまくりがうまくはまるケースも多い。ひとまず4コーナーで先頭集団にいそうな馬たちを狙うのが王道と言えよう。



 まあ、えらそうに馬券の講釈など垂れておりますが、そういう馬を狙っていれば勝てるというものでもございませんので、そのへんはあしからず。




小倉競馬場の4コーナーと鷲峯山



 さて、このブログは馬券ブログではなく旅打ちブログなので、旅打ちっぽい観点からもう少しだけ話を続けよう。




 小倉競馬場のコースの背後にはいくつかの山々があるのだがその中でも一番目立つのが3コーナー方面に見える鷲峯山(わしみねさん)だろう。鷲峰山とも表記される。標高は136mと小さな山だが、山頂付近に鷲峰公園という公園が整備されていて、そこには市民の寄付で建立された「平和観音像」という大きな観音様の像があるという地元の方にとってはなじみのある山である。



 上の写真だと少し分かりづらいが、右のこんもりした山の上に白っぽい観音像が小さく見えているのだがお分かりいただけるだろうか?




小倉競馬場と鷲峯山


小倉競馬場と鷲峯山



 鷲峯山にはほかにも満州の部隊に対する慰霊供養記碑などもあるようだ。競馬場からよく見える山ではあるが、この山からも当然のことながら、競馬場がよく見えており、我々が馬券を握りしめて叫び、そして無残に散っていく様子もすべて観音様の目に入るところという訳である。



 ある意味では、平和を祈念して作られた観音様の下で平和に競馬に興じる我々の姿というのは平和の象徴なのかもしれない。平和に馬券が買える幸せを感じつつ、小倉競馬場に行かれた際には鷲峯山に向かって拝んでおくと馬券も平和裏に終われる可能性が高いかもしれませんぜ。




小倉競馬場から望む皿倉山



 あと、山と言えばもう一つ。写真の奥の方に少し白っぽいが2つの山が写っているのがお分かりいただけるだろうか。そのうちの右の山が皿倉山(さらくらさん)である。



 皿倉山という名前を聞いただけで競馬ファンの皆さんはピンと来るかもしれない。そう。冬の小倉開催の1000万条件、芝の2600m戦「皿倉山特別」はこの山から取られているぞ。



 標高は622.2mとそれなりの高さだ。地元では観光地としても知られていて、皿倉山ケーブルというケーブルカーとスロープカーを乗り継いで山頂まで上がることができる。山頂の展望台からは北九州市の夜景を見渡すことができ「100億ドルの夜景」なんつーキャッチコピーまでついているらしい。北九州工業地帯が夜景として望めるので工場萌えの方には特におススメである。



 2月の開催は空気も澄んでいるだろうし、競馬が終わってから向かえばちょうど日が沈んで綺麗な時間帯に夜景を拝むことができるかもしれない。もし興味がある方は競馬場と併せて観光してみてはいかがであろうか。




小倉競馬場と守恒の住宅街



 小倉競馬場から見える景色としては忘れてはならないのが、写真右上に見える小高い丘の上に広がる住宅街だ。荷桁は郊外の住宅街で育ったので、ああいう立地に造成された住宅街というのは非常に萌えるという趣味嗜好を持っているのである。



 あれは守恒(もりつね)というエリアで北九州では比較的ハイソな住宅地らしい。北九州にありがちなこんもりした丘にああした家が建つとちょっとした要塞のようで実に萌えるぜ(分かる人だけ分かってくだせえ)。



 とまあ、このように、コースだけでなく、コースから見える山や景色にも目を向けると、それはそれで旅打ちの趣が増すということでございます。




小倉競馬場のダートコース直線を眺める



 さて、そんなわけで、小倉競馬場のコースの様子やら、その背後に広がる景色などをゆるゆると見てまいりました。



 写真を見てなんとなく感じ取っていただけるとは思いますが、背後に山々が広がる風光明媚な競馬場でございますので、行った際にはそういう部分も含めてお楽しみいただければと思います。



 長くなっては来ましたが、もう少し、小倉競馬場レポートを続けてまいります・・・。




 



>>小倉競馬場レポートその28へ





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